とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

コミュニケーションが「ずれる」理由とは?:対話分析のお話

 

こんにちは やぐらです

今回のテーマは 「対話分析」 です

 

これまで 「自我状態」 を、

書いてきましたが

自我状態は 当然、相手にもあります

 

おさらいですが

自我状態は3つ(5つ)

 

「P」:親のような私

CP:批判的、父親

NP:保護的、母親的

 

「A」:成人としての私

 

「C」:子供のような私

FC:自然な子供

AC:従順な子供

 

です。

 

この自我状態は、

その人の考え方のクセ、傾向 性格に

影響を与えています

 

なので

相手がいて、 対話(会話)をするときには

自分のほうからは 自分の自我状態で

相手に言葉を発します

 

このとき

相手から帰ってきた言葉は

相手の自我状態に 基づいています

 

基本的にはお互い無意識です

 

この時の お互いの自我状態によって

対話(会話)が

噛み合う、噛み合わない

が、おきます

 

ただ、

自我状態そのものに

いい、悪い、 は、

基本的にはないので

 

ニュアンスとしては

大雑把過ぎますが

「選択間違い」

「まぜるな危険」

こんなイメージです

 

 

 

 

会話の具体例のほうが

わかりやすいと思うので・・・

 

合うケース: 相補的交流(適応的交流)といいます

 

イメージはこんな感じ  

 

f:id:gogojuggler1969:20170919133516p:plain

 

ポイントは

「平行になっている」

ところと

「相手の自我状態をどう思っているか」

です

 

これがお互いに合うと

コミュニケーションは スムーズになります

 

 

自我状態が同じケース

自我状態が同じで

かつ

自分が思っている相手の自我状態も 合っています

 

P⇔P

自分「Cさん、なんか具合悪そうだね」

相手「そうですね。病院にいくように言ってみます」

 

お互い「NP」ですね

 

A⇔A

自分「雨、降りそうですね」

相手「なんか、暗くなってきましたね」

 

お互い「A」です。

 

「A」は、

今現在のこと、

自分が大人になってから 身についた経験、思考など

です

 

どちらも、

今現在の状況の把握や、

現状を分析している話なのが

わかります

 

C⇔C

自分「飲みに行こうよ」

相手「いくいく」

 

お互い「FC」です

 

これも わかりやすいでしょう

 

 

 

お互いの自我状態が違うケース

自我状態が違っても

「平行」

「自分が思ってる相手の自我状態と

 実際の相手の自我状態が一致」

で、あれば

コミュニケーションは スムーズです

 

C⇔P

子供「100点、とったよー」

親「すごいねー」

 

ごく自然な会話ですね

子供は「C」

親は「P」 です

 

「自分が思ってる相手の自我状態と

 実際の相手の自我状態が一致」

 

しているのが、

わかると思います

 

P⇔C

上司「ここ、間違ってるぞ」

部下「すいません。すぐ直します」

 

上司「CP」

部下「AC」

です。

 

これは、 一見良くなさそうですが

「平行」

「自分が思ってる相手の自我状態と

 実際の相手の自我状態が一致」

が、あっているので

 

コミュニケーションとしては

「合っている」

と、なります

 

ただ、

上司の「CP」が 強すぎると

別の問題が発生します

 

基本的には

以上の例を参考にしていただければ

相手にとっても

「自分が受けいられてる」

と、感じるように なるはずです

 

コミュニケーションは

相手ありきですので

お互い、気分よく 会話することを

目指してみましょう

 

ここで、 注意点があります

自我状態が

「平行」

「自分が思ってる相手の自我状態と

 実際の相手の自我状態が一致」

であれば

コミュニケーションが とりやすいのは

間違いないのですが

 

こんな例はどうでしょう

 

子供A「このお菓子盗んじゃおーぜ」

子供B「やっちゃお、やっちゃお」

 

お互い「C」です

 

コミュニケーションはとれていますが

良くないのは明らかですね

 

実は

コミュニケーションが取りやすい分

良くない関係 というのも築きやすく

 

相補的交流には

負の一面もあります

 

もし

 

子供A「このお菓子盗んじゃおーぜ」

子供B「そういうことは、しちゃだめなんだよ」

 

だと

 

子供Aが「C」

子供Bが「P」

です

 

子供Bのしていることは 間違ってはいません

 

ただ、

コミュニケーションのみをみると

子供Aは

「自分が否定されたような感じ」

を、受けると思われます

 

これは

「平行」

「自分が思ってる相手の自我状態と

 実際の相手の自我状態が一致」

に、なっていないからです

 

子供Aは

子供Bが「C」の自我状態だとおもったのに

実際には「P」の自我状態の反応が返ってきた

ということです

 

平行でない ⇒ クロスしている

ところから

これを

「交差(的)交流」

といいますが

 

これが

コミュニケーションが ずれる原因です

 

これについては 次回にします

 

最後まで読んでいただいて

ありがとうございます

 

管理人:やぐらじろう

 

お悩み、ご相談はこちらまで どうぞ

⇒ https://coconala.com/services/350033

世の中には「何でも買います」という人が一定割合いる、というお話

 

 

こんにちは やぐらです

 

毎回、楽しいブログを 書いていらっしゃる

nych さんから

勝手に自分のブログを

紹介されてしまいました

 

ありがとうございます

 

www.nych87.com

 

nych さんのブログは

はてなブログ

トップページの

「おすすめ記事」の、

1番目にも登場されてる方なので

 

自分のブログが紹介されるのは

大変光栄であります。

 

もっと面白い話を・・・

ということでしたので

 

例の不動産の会社にいたときは

いろんなことがありましたが

 

今回は 衝撃度ゆるめの

「ほのぼの」

な、お話にします

 

簡単に言うと

世の中にはいろんな人がいますが

結局、 「その人だけ」 ということはなく

ある程度の人数がいれば

「そういう人は一定数いる」 というお話です

 

 

 

 

自分がまだ 営業の会社に入ったばかりのこと

会社の研修や、 上司から教えてもらったとおり

電話営業 (アポ取り) を、しておりましたら

あるお客さんに当たりました

 

以下は、そのときの 電話のやり取りです

 

*自分=「や」

*相手=「A」

*課長=「課」  (あとで登場します)

と表記します

 

()内は、

その会社の教育方針や 教えてもらっていたことや

自分のそのときの感想や、 意図みたいなもの です

 

や「もしもし、Aさんですか?」

や「私、XX不動産の『やぐら』と申します」

や「今日は、お近くで

  『不動産カーニバル』

  をやっておりまして

  お電話させていただきました」

 

(まともに言うと、電話を切られるので、

 『なんじゃそりゃ?』  

 と、思われるくらいで良い  とのこと )

 

A「ああ、そうなんですか。」

A「おもしろそうですね」

(こういう反応の人はまずいない)

(この時点で、いい意味で怪しいと思う)

 

や「Aさんは、借りてるお住まいですよね」

A「そうです」

や「家賃はおいくらくらいですか?」

A「7万ですね」

や「結構払ってらっしゃいますね」

や「もし、同じ7万で、

  持ち家がもてればいいとおもいますよね」

A「もてればいいですね」

や「ですよね」

や「今回、こうやって

  お知り合いになれたのも何かの縁ですから、

  1度ご自身の将来も含めて、

  マイホームのことを考えてみましょうよ」

A「わかりました。」

(こういう反応もまずない)

(この辺から、断り文句が出始めて、

 『いまはいらない』

 『実家に帰る』

 

 〈阪神大震災のあとだったので〉

 『地震がこわい』など。

 

  こちらは、それに対する応酬話法をするところ

  「いやー、みなさんそう言いますけどね・・・」

  みたいな感じ)

 

A「こちらに来ていただけるんですか」

(こういう反応もまずない)

(ここまで、断り、拒否の反応が一切なし)

 

や「はい。では○月×日の朝10時にお伺いいたします」

A「わかりました」

(アポは確定したので、個人情報的なことを聞く。

 勤務先、年収、など。  住宅ローンに影響するためです)

 

最後に

や「では、○月×日にお伺いしますので

  楽しみにして待っててください」

A「わかりました」

 

や「話を聞いてよかったら、買っちゃいますよね」

A「そうですね」

 (この言質は必ず取る)

 

や「では、よろしくお願いします」

A「失礼します」 (電話切る)

 

電話を切ったら 「決まりだー」 と、

叫んで周りを煽る

という謎ルールをこなして終了です。

 

文章にすると簡単そうですが

この人の場合は、

ホントにこんな感じで 所要時間は10分くらいでした。

 

(通常は、

 相手の断り、拒否をひっくり返すために

 もっと時間がかかる)

 

自分の上司(課長)は

「決まりそうな気もするけど」

「なんか軽いなー」

ということでした。

 

 

 

さて、お客さんの自宅に行く当日

呼び鈴を鳴らす前に課長から

 

課「いいか。」

課「おまえ(やぐら)の名前を言ったら」

課「今日はAさんのために

  なんとかお願いして

  (課長)に来てもらいました

  って、言うんだ」

課「おれ(課長)の特別感を出すんだぞ」

や「わかりました」

 

そして、

いざ呼び鈴を押して 中からAさんが、出てきて

自分は、段取りどおり

 

や「こんにちは」

や「先日お電話したやぐらです」

や「今日は、Aさんのために・・・」

 

と言ってる途中で、

 

課長が、

課「どうも、やぐらの上で

  やってます(課長)です」

 

といって、

とっとと中に入ってしまいました

 

(段取りがいきなりちがう・・・)

 

とおもったのですが

理由についてはのちほど

 

中に入ってからは

『新品の』

テーブルセットに 3人で座りまして

営業の交渉が始まりました

 

普段の営業の交渉の段取りですが

会社自体は無名なので

 

まず、自分の会社案内をして

お客さんの勤務先、年収、

支払える金額、自己資金 など

を改めて聞きます

 

や「この条件で、もし買えれば

  マイホームは持ちたいですよね」

A「そうですね」

(ここで、再度言質をとる)

 

そこから

課長が不動産を買うメリット

買う、借りるの比較

なんかを説明していきますが

Aさんの返事が前向きすぎるのです

(普通は不安げな感じになることが多い)

(前向きな人でも、多少の不安は口にする)

 

交渉の最中に

Aさんがトイレに言ってるときに

課長が小声で

「間違いなく決まるぞ」

といって、にやっとしてきました

 

その後も交渉は

言い方は悪いですが

全くの無抵抗で契約の段取りまで

話が進みます

 

この時点で

まだ午前11時

たった1時間です

 

何度もいいますが

普通はもっと時間が かかります

 

課「では、現地を、見ていただいて、

  契約ということにしましょう」

(そのときは完成していた物件を

 紹介することになったので

 実際の建物内部)

A「わかりました」

 

そこで課長が

現地を案内できるかどうか 会社に確認したら

『もう1件現地の案内が入っているので

 1時間くらいそこで粘ってくれ』

といわれたそうで

Aさんと少しお話をすることになりました

 

 

 

課「このテーブル新品なんですか?」

A「ええ」

課「どこで買ったんですか?」

A「3ヶ月くらい前に、

  自宅にやってきた営業の人から

  買いましたよ」

課「前から欲しかったんですか?」

A「いや、その人がいいものですよ

  って、言ってましたから 

  いいなあと思って買ったんです」

課「いくらでした?」

A「20万です」

課「(!)」

や「(!)」

課「いい買い物しましたねえ」

A「でも、使うのは今日が初めてなんです」

 

 

さらに

課「この掃除機あまりみないタイプですね」

A「ええ、なんか外国製でめずらしいらしいですよ」

課「なんかいっぱい管がありますねえ」

A「これ、こうやって使うんですよ」

 

Aさんの視線がこちらから外れた瞬間

課長が自分に向かって

小さくガッツポーズをしました

 

課「前から、欲しかったんですか?」

A「いえ、やぐらさんみたいに電話が掛かってきて

  いいものがあるからということで

  紹介してもらったんです」

課「おいくらでした?」

A「60万でした」

課「(!!)」

や「(!!)」

課「そうでしょうね。そのぐらいの機能があればねえ」

や(んなわけねーよ)

これは、自分の心の中の叫びです

 

さらにさらに

課「絵はお好きなんですか?」

A「いや、そうでもないんですけど」

課「どこから買ったんですか?」

A「街を歩いてたらきれいなお姉さんから

  絵の個展をやってるので見ませんか?

  って言われまして、

  向こうがおすすめするので 買ったんです」

課「おいくらでした?」

A「これは3万円でした」

課「割りと安めですね」

A「飾ってないんですけどあと8枚あります」

課「(!!!)」

や「(!!!)」

課「たまには変えたほうが いいかもしれませんね」

 

 

で、先ほどの

 

なぜ課長が段取りを 自ら変えてしまったのか?

 

という理由はこれです

 

課長

「あの絵を見た瞬間  テンションあがっちゃってさー」

「絶対契約するわ、って思っちゃったよ」

「今度はちゃんとやるよ」

課長は知ってたんですね

 

当時、流行っていた ハワイ関係の絵ですね

 

ほとんどは そこそこの値段がしますが

実際はただの ちょっといいカラーコピーです

額縁代にしても やはり不相応に高額です

 

 

 

そして 1時間がたち

現地を案内して 契約となりました

 

これが 自分が初めて遭遇した

「なんでも買う人」

「いっさい断らない人」

です

 

その後、

何人かと遭遇しまして

営業成績的には ずいぶん助けられました

 

ただ、この方の場合

本人が交渉時に

「ローンではなくすべて現金で買った」

といっていたのが

「うそ」

でして

 

結構な金額の支払いがあり

住宅ローンが通らなかったため

契約は無条件解約となってしまいました

 

や「なんで言わなかったんですか?」

と聞くと

A「いやー自分でも買えると思ったんですけどね」

A「ほんとに残念だなあ」

とのことでした

 

ちなみに

住宅ローンは通らないんですが

小額のローンは通るようで

ちょっと暇なとき

特に用事もないのに 電話してみると

「最近、ん万円の△△買いました。便利ですよ」

とのこと

 

住宅ローンは相変わらず無理そうです

 

非常に申し上げにくいのですが

これは、完全に なにかの 「病気」 です

 

身内の方が なおしてあげれれば いいんですが・・・

 

以上、 「何でも買う人」 の、お話でした

 

「信じる信じないはあなた次第です」

 

では、また

電話番号を全部掛けてみたときの、2つの怖い話。

 

こんにちは やぐらです

 

いつも楽しいブログを

書いていらっしゃる

nych さんのブログ

 

www.nych87.com

 

を、読ませていただいて

自分自身のことを

いろいろ思い出してしまいました。

 

自分がいた会社は

分譲マンションを販売しておりました。

 

営業スタイルとしては

 

電話をかけて

⇒ 会う約束をとる

⇒ 直接会ったときに営業をする

⇒ 会ったその日のうちに契約する

 

といった感じです

 

不動産といえども

会って3時間後には

はんこを押していただいていました

 

そんな会社でした。

 

 

 

 

 

 

 

nych さんの漫画に

あったとおりなんですが

 

「営業の電話がかかってきてうっとおしい」

「ガチャ切りされる」

 

という対応は むしろ当然で

 

ほとんどの業者が

結局のところ 電話帳を使っているので

電話帳に記載のある人には それこそ、

ひどいときには 1日20回とか

かかってくるらしいです

 

まあ、そりゃうんざりするよね・・・

 

そこで 自分の会社のある人が考えたのは

 

「結局全部に電話すりゃいいんじゃね?」

「これだと、電話帳にのってなくても

 かんけーねーし」

 

ということで始まったのが、

 

下4桁 0000~9999 まで

全部に電話作戦 (いま命名しました) です。

 

 

 

 

 

 

 

 

この電話の仕方も

正直失礼極まりなくて

 

こちらからは 一言も発しません・・・

(ほんとに申し訳ないです)

 

電話掛ける

⇒ 相手出る

⇒ すぐ切る

でした

 

ほぼ、 ただのいたずら電話です

 

何をしてるのかと言えば

営業としてのターゲットを

独身男性にしていたので

(3LDKのマンションを独身男性に売ります。

 家族は、ほとんどおまけ)

 

電話に出た声が

「女性」 「子供」 「会社、役所、事務所」

などであれば、

その電話番号は「×」

 

で、2度と電話しません

 

留守電などで男性の声であれば「○」

実際に男性がでても

一言も発せず電話は切って「○」

 

出ない場合は

留守と言うことで「△」

 

こんな感じで電話番号のリストを作っていきます

 

この作業をするのは

担当の おじちゃん、おばちゃんが いましたが

電話を掛けているのに

誰も一言も発しない という、

 

事情を知らなければ

ほんとに気持ちの悪い、

静かな部署でした

 

この作業をやってもらって

「○」と「△」の電話番号が

営業のほうに渡されます

 

営業のほうでは ほぼ独身男性

 

(家族もちの男性の場合も

 ありますが・・・)

 

の電話番号リストから

電話して、アポを取っていく

ということになります

 

これで電話すると

特に電話帳に載せていない人は

結構、話も聞いてくれて

契約になる確率が高かった気がします。

 

このリストをもらった時点では

名前も住所も知りませんが

 

電話してアポ取ったあと

さらっと 「住所教えてくれます?」 というと

ふつうに教えてくれます

 

自分の経験では

うその住所を言われたことはないですね

 

 

 

ということで、

ちょっとホラーチックな、お話を・・・

 

自分のほうは、

怖くともなんともないのですが、

相手方が気味悪がっていた

ということです。

 

商店とかを経営されてて

店に公衆電話がある方は

おわかりかと思いますが

公衆電話にも

ちゃんと電話番号があります

 

公衆電話の電話番号に掛けると

公衆電話から呼び鈴がなります

(実は自分はこの音は

 聞いたことがありません)

ということを 頭に入れておいて下さい

 

で、営業の話に戻りますと

自分がいた会社は

 

ブラック企業の見本

 

ではなく

とても仕事熱心で

営業成績のよろしかった営業マンが

起こした会社なので

 

「自分はこうやってきた」

と、いうのが絶対でした

 

勤務時間は

朝9時30分から 夜10時の

たったの 13時間30分拘束でしたが

 

「いやー

 オレなんかもっと契約欲しくて

 終電なんかでかえったことねえよ」

 

「おまえらも契約とって金欲しいだろー」

 

「まさか、契約ほしくねーとはいわねえだろうな」

 

「じゃ、どうすればいいかわかるよな?」

 

という営業部長の大きな独り言が

毎日聞こえてくるような

とっても社員思いの会社でしたので

夜10時以降も

延々電話営業することになります

 

留守のところなんかでも

「夜10時にいない?」

「じゃあ11時には、いるんじゃね?」

こんな感じで 留守だった「△」のところにも

何回も電話することになります

 

ここまではこちら側の話

リストをつくってもらってから

1週間くらい朝、昼、夜、真夜中まで

とにかく出ない

長期留守の電話番号がありまして

 

自分もなんか意地になって

毎日夜10時にある番号に電話していました

 

そしたら

ある日夜10時過ぎに

突然つながりまして

 

とっさに

「夜分すいません。佐藤さんですか?」 (名前は適当)

といってみたら

 

相手から

「いや、これ公衆電話ですよ」

とのことでした

 

 

 

 

 

 

 

 

少し話しを聞いてみたら

その公衆電話は

とある公園の入り口にあるそうで

 

その電話に出てくれた方は

毎日その時間に

その公園でジョギングをしてるそうです

 

そしたらある日から

公衆電話から呼び鈴がなるようになって

 

どうも

自分がそこを通るタイミングを 見てたかのように

電話がなるので 気持ち悪くなって

2、3日はコースを変えていたらしいのです

 

自分が、決まった時間に

その番号に電話しているので

公衆電話がなるのは

当然と言えば当然です

 

それから もういいだろう と、

思っていつものコースにもどったら

また、なってるので

 

今度は勇気を出して

電話に出てみた

ということのようでした

 

向こうは確かに怖いかもね・・・

 

 

 

そしてもうひとつ

別の怖い話

 

先ほど

独身男性をターゲットにしている

と書きましたが、

 

留守の「△」のところが

結局おばあちゃんが出た

というのも結構多くて

 

その場合は営業のほうでも

基本何も言わずに ガチャ切りします

(ほんとに申し訳ないです)

 

聞いた話だと

おばあちゃんの家なんかでは

電話は居間ではなく

玄関にある家とかも以外と多くて

 

動きがどうしても ゆっくりなので

電話に気づいてから

実際にでるまで

長い人だと20コールくらいの

おばあちゃんとかいます

 

電話を掛けたほうは

10コールくらいでやめますから

なかなか人がでない電話番号

ということになりますね

 

そこで、営業トップだったH君のお話

 

ある日、H君は

ずっと留守だった 「△」 の電話番号が

立て続けにおばあちゃんが出たことに

ちょっとご機嫌ななめになり

 

「今日は当たりが悪いなあ」

 

とか言ってましたが

ある番号に掛けて

また、おばあちゃんが出たとき

おかしなことを言いだしました

 

 

「あっ、おばあちゃん」

「おれおれ」

「ひさしぶり」

「うん、ひろしだよ」 (本人は違う名前)

「今月さー、お金ピンチでさー」

「うん、10万でいいんだけどさー」

「ここに振り込んでおいて」

「うん、たすかる」 (電話切る)

 

「ばばあは、このくらい

 からかってやんないと」

といって、

笑っていました

 

自分も含めその場にいた人間は

「営業トップのやつは、発想が凡人とは違うね」

なんて大爆笑していましたが・・・

 

もうお気づきですね

完全に 「なんとか詐欺」 です

 

今になっておもうのですが

彼は、常に営業成績は悪くなかったですが

(月間2、3位くらい)

あるときから ダントツの成績でトップになり、

その後1年くらいは 抜群の営業成績でした。

 

ただ、

H君は 黒いうわさも多かった人で

「裏カジノで100万勝った

 200万負けたとかやってるらしい」

「借金が1000万あるらしいよ」

このうわさが流れ始めたころから

成績が急に上がりだして

 

(歩合が良かったので

 21歳で年収1200万あったとか)

 

「お金が必要なんだろうな」 と、

みんなでひそひそ話していました

いちおうは ちゃんと稼いだ給料から

返済やらなんやらやっていたと思うので

実際におばあちゃんから

振り込ませていたとは聞いていませんが

 

自分の中では

「なんとか詐欺」 を、発案したひとは

彼なのではないか?

 

というのは いまだにぬぐえません

 

この話は

記憶が定かではないのですが

1997、98年ではないかと思います

 

警察のほうで 「オレオレ詐欺」 と

名づけたのは2003年

 

「自分が最初」 といってる人は

2003年、実際に捕まってますが

「1999年から始めた」 ようです

 

自分の感覚では 例のH君のほうが先です

ちなみに H君はfacebook

検索すると 普通に出てくるので

捕まってはいないのかなあ と、

思いますが・・・

 

(捕まってても関係ない?)

 

なつかしいですね

いまから 25年くらい前の話です

 

テレアポの話で

いろいろ思い出してしまいました

 

最後は 聞きなれたフレーズを・・・

「信じる信じないは、あなた次第」

 

では、また。

 

 

 

 

相手の存在を認めよう:ストロークとは?

 

こんにちは やぐらです

 

今回は 「ストローク」 です

 

ストロークとは

「『相手の存在を認めています。』

 という、

 言葉や行動のやりとり」

です。

 

このストローク

「言語」

「非言語」

「身体表現」

となっていて

 

プラスとマイナスがあります

 

プラス

言語:褒める、あいさつ、ねぎらう…

非言語:うなずく、微笑む、見守る…

身体表現:手をつなぐ、なでる、抱きしめる…

 

マイナス

言語:悪口、嘲笑、皮肉…

非言語:見下す、軽蔑する…

身体表現:殴る、蹴る、ぶつかる…

 

こんなところです

 

 

ただ、いくつか 注意点があります

 

ストローク

相手があってのことなので

こちらのストローク

相手がそのまま

受け取ってくれるとは限りません

 

プラスのストローク

「裏がありそう」

「本心なのか?」

と、とられたり

 

マイナスのストローク

「本当は情深い人」

と、とる人もいます

 

また、

ストローク

存在を認めていることが 前提なので

存在を認めていない場合は

ストロークがない

(一般には、存在の否定や無視)

ことになります

 

こういう扱いを 受けてきた人は

マイナスのストロークでも

欲しくなってしまうようになります

 

常に 言動がいやみな人や

いやがらせをするような人は

「とにかく

 相手からのストロークを欲している」

(マイナスでもいい)

ような状態 が、考えられます。

 

 

 

残念なことではありますが

人間の性質として

ストロークは必要不可欠」

なので、

ストーカー的なことに なぜなるのか?

というのは

このあたりの理屈で説明できます

 

「無視」

よりは

「とにかくストロークが欲しい」

という状態なのです

 

逆に 完全に拒絶したい場合は

「嫌い」

「近づかないで」

ではなく

「完全無視」

が、いちおう正解なんですね

 

「この対応に逆上」

なんていう例も聞きますが

 

心理学的には やはり、

ストロークしない」

が、正しいのです

 

 

また

相手から

「マイナスのストローク

ばかり受け取っている場合でも

 

なんとかがんばって こちらから

「プラスのストローク

を、相手にしてみましょう

 

give and take は、

give が先です

 

今回は以上です

最後まで読んでいただいて

ありがとうございます

 

お悩み、ご相談はこちらまでどうぞ

自分の考え方の癖を知ってみよう:エゴグラム性格診断

 

 

 

こんにちは やぐらです

 

今回は 「エゴグラム性格診断」 です

 

この性格診断は

ここ数回書いてきました

「自我状態」

が、あなたの中で

どのくらいの影響度があるのか?

を見ることで

 

どのような考え方のくせ(傾向) が

わかるようになっています

 

この性格診断を丸ごと載せると

いろいろ大変なので

 

いくつかおすすめのサイトを

紹介します。

 

そちらのサイトで

ぜひ、診断してみてください

 

 

エゴグラムで性格診断,詳しいパターン分析ができます

 

セレンディピティ

 

エゴグラム 交流分析心理テスト

 

 

 

 

 

 

診断は 終わりましたでしょうか?

 

それぞれの 質問の目的は

サイトによって微妙に違いますが

P(親)

A(成人)

C(子)

の、影響度をみています

 

たとえば、

質問が

 

1.規則やルールは守る?

2.人との約束は守る?

3.人の過ちは許せない?

 

これに対して,

yes,no,どちらでもない

を、選ぶのですが

 

これは

CP:厳格な父親のような自我状態

の強さをみるためです

 

同じように他の質問も

 

NP(保護的な親の心)

A(合理的な大人の心)

FC(自由な子供の心)

AC(従順な子供の心)

 

の度合いが、

わかるような質問になっています

 

そして

すべての質問に答えていくと

5つの自我状態のバランスがでます

 

それが、

自分の考え方のくせ 傾向、性格 となります

これをやると

自分自身の意外な ところに

気づくかも知れませんよ

 

今回は以上です

 

最後まで読んでいただいて

ありがとうございました

 

 

 

自分の考え方の癖を知ってみよう:エゴグラム性格診断

 

こんにちは やぐらです

 

今回は 「エゴグラム性格診断」 です

 

この性格診断は

ここ数回書いてきました

「自我状態」

が、あなたの中で

どのくらいの影響度があるのか?

を見ることで

 

どのような考え方のくせ(傾向) が

わかるようになっています

 

この性格診断を丸ごと載せると

いろいろ大変なので

 

いくつかおすすめのサイトを

紹介します。

 

そちらのサイトで

ぜひ、診断してみてください

 

 

エゴグラムで性格診断,詳しいパターン分析ができます

 

セレンディピティ

 

エゴグラム 交流分析心理テスト

 

 

 

診断は 終わりましたでしょうか?

 

それぞれの 質問の目的は

サイトによって微妙に違いますが

P(親)

A(成人)

C(子)

の、影響度をみています

 

たとえば、

質問が

 

1.規則やルールは守る?

2.人との約束は守る?

3.人の過ちは許せない?

 

これに対して,

yes,no,どちらでもない

を、選ぶのですが

 

これは

CP:厳格な父親のような自我状態

の強さをみるためです

 

同じように他の質問も

 

NP(保護的な親の心)

A(合理的な大人の心)

FC(自由な子供の心)

AC(従順な子供の心)

 

の度合いが、

わかるような質問になっています

 

そして

すべての質問に答えていくと

5つの自我状態のバランスがでます

 

それが、

自分の考え方のくせ 傾向、性格 となります

これをやると

自分自身の意外な ところに

気づくかも知れませんよ

 

今回は以上です

 

最後まで読んでいただいて

ありがとうございました

 

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管理人:やぐらじろう

 

coconala.com

 

⇒ https://coconala.com/services/350033

自分の考え方の癖を知ってみよう:人生態度とは?

 

こんにちは やぐらです

 

今回は 「人生態度」 です。

 

「人生」も「態度」も 知ってる言葉ですが

合体してるところを見るのは初めてです。

 

人生態度とは何なのかと言えば、

自分の人生に対する考え方(態度)

ということです。

 

これは 4つに分類されます

 

1. 自己肯定・他者肯定

   「自分」ok:「相手」ok

 

 

2. 自己肯定・他者否定

   「自分」ok:「相手」not ok

 

 

3. 自己否定・他者肯定

   「自分」not ok:「相手」ok

 

 

4. 自己否定・他者否定

   「自分」not ok:「相手」not ok

 

 

これを図にするとこうなります

 

 

 

 

それでこの図のことを

ok牧場

といいます。

 

聞いたことはあると思いますが

ちゃんとした

「心理学用語」

です

 

某元ボクシング世界チャンピオンや

某西部劇の映画とは無関係です。

 

 

 

 

 

 

この 「人生態度」 は、

3歳~7歳くらいに 出来上がる

といわれていまして

 

このときの 「人生態度」 が、

その人が大人になったときの

対人関係のあり方に

影響を与えることになります

 

それぞれの特徴です。

 

1. 自己肯定・他者肯定

   「自分」ok:「相手」ok

 

自分の対しても、相手に対しても、

肯定的な態度になります。

豊かな人間関係を築ける、

とされています

 

 

 

2. 自己肯定・他者否定

   「自分」ok:「相手」not ok

 

相手に対して疑い深くなったり

支配的、排他的になる傾向があります。

 

また、自分都合の悪いことは

相手のせいにしようとします

 

 

3. 自己否定・他者肯定

   「自分」not ok:「相手」ok

 

自分に対する否定的な感情が強いので

劣等感、憂鬱感、に悩んだりします。

 

自分の行動は、消極的になりがちです

 

コミュニケーションとしては、

自己防衛(言い訳)の傾向が強くなります

 

 

4. 自己否定・他者否定

   「自分」not ok:「相手」not ok

 

これは、

人生を 無価値に感じるくらいに

なる人もいます

 

相手を拒否し、

自分の殻に閉じこもる傾向があります

 

 

 

 

 

 

この 「人生態度」 は、

明らかに 1.自己肯定・他者肯定 

がもっとも良いです

 

 

もし、2~4の状態だったとしても

自分または相手が

どの状態の考え方になる傾向が強いか

を知ることで

 

その状況を改善していくことは

十分可能です

 

やはり

「自分の考え方のくせ」

は、人それぞれの傾向というのが あるので

 

「自分が信用できない」

「相手と合わない」

 

と、いきなり悩む前に

 

「自分、相手はこういう傾向なのかも」

 

と、思ってみると 少しだけ、

気が楽になると思いますよ

 

この回は以上です

 

最後まで読んでいただいて

 

ありがとうございます

 

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