とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

人生の幸福感とは「満腹感」のことである。

こんにちは やぐらです。

 

今回はこちら

 

www.atpress.ne.jp

 

2018年もっとも食べられた市販食品のランキングです。

結果はこうなっています。

 

【2018年 ダイエッターに最も食べられた市販食品ランキングTOP10】

1位 :フルグラ(カルビー)

2位 :マルチビタミン(DHC)

3位 :1日分の野菜(伊藤園)

4位 :野菜一日これ一本(カゴメ)

5位 :QBB ベビーチーズ(QBB)

6位 :ザバス ソイプロテイン100(明治)

7位 :ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル(大塚製薬)

8位 :トマトジュース 食塩無添加(カゴメ)

9位 :チョコレート効果 カカオ72%(明治)

10位:紀文 調製豆乳(キッコーマン飲料)

(2018年1月~10月末に「あすけん」に登録されたデータを集計)

 職場が小売店なので、全部の商品を知ってますが、個人的には「9位:チョコレート効果 カカオ72%(明治)」しか食べたことがありません。

 

どうも、世の中とは逆の生き方をしているようです。

 

そこで、なぜ自分がこれらの商品を食べたり、飲んだりしたことがないかを考えてみました。

 

1位 :フルグラ(カルビー)

 

カルビー フルグラ 800g × 6袋

カルビー フルグラ 800g × 6袋

 

 

シリアルです。

幼少期からどーもシリアルというものを食べる習慣がありませんでした。

 

食感から「お菓子」の印象が抜けずに、我が家では「主食」に定着しなかった、ということだと思います。

 

 

2位 :マルチビタミン(DHC)

 

DHC マルチビタミン 徳用90日分

DHC マルチビタミン 徳用90日分

 

 

7位 :ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル(大塚製薬)

 

大塚製薬 ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル 120粒

大塚製薬 ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル 120粒

 

 

栄養補助食品系です。

個人的には「薬」のイメージが強くて、未だにこの手のものはあまり食べません。

錠剤とかカプセルとかの印象が偏っているのかもしれません。

 

あと、「ビタミンCならレモン食えばいいんじゃね?」みたいな 偏見のせいかも?

 

 

3位 :1日分の野菜(伊藤園)

 

伊藤園 1日分の野菜 (紙パック) 200ml×24本

伊藤園 1日分の野菜 (紙パック) 200ml×24本

 

 

4位 :野菜一日これ一本(カゴメ)

 

カゴメ 野菜一日 これ一本 200ml×24本

カゴメ 野菜一日 これ一本 200ml×24本

 

 野菜は、ほぼ全種類食べますが、野菜ジュースは人生で3本くらいしか飲んだことがありません。

「なぜ混ぜるのか?」

ということの拒否反応がいまだに抜けません。

 

女子は、果物、野菜を食べさせたがりますが、ちゃんと食べるので、混ぜないでいただければ助かります。

 

5位 :QBB ベビーチーズ(QBB)

 

 チーズはよく食べます。

ただ、ベビーチーズ系は、まず食べません。

 

キャンディチーズは、大好きです。

 

あまり食べない理由は、どうも銀紙のむき方が下手くそなので、「自分は向いてない」と思うからです。

 

6位 :ザバス ソイプロテイン100(明治)

 

明治 ザバス ソイプロテイン100 ココア味【50食分】 1,050g

明治 ザバス ソイプロテイン100 ココア味【50食分】 1,050g

 

 こちらも食べた(飲んだ)ことは、ありません。

ザバス」ブランドは、ボディビルのイメージが強いので、「自分ボディビルしてませんので・・・」と思ってしまうためです。

 

 

 

8位 :トマトジュース 食塩無添加(カゴメ)

 

 トマトジュースは、野菜ジュースよりも飲んだ経験がなく、おそらく人生で1本のはず。

その時の印象は「しょっぱい」でした。

 

それ以後、トマトジュースは一切飲んだことがありません。

 

食塩無添加なら、トマトまるごと食べる方を選択しちゃう・・・

 

 

9位 :チョコレート効果 カカオ72%(明治)

 

明治 チョコレート効果カカオ72%大容量ボックス 1kg

明治 チョコレート効果カカオ72%大容量ボックス 1kg

 

 

 

こちらは、一時期かなりの頻度で食べていました。

大きいサイズの袋のやつを1夜で全部食べたら、次の日なんとなく気持ち悪くなったので、食べ過ぎに注意しましょう。

(商品のせいではないはず)

 

10位:紀文 調製豆乳(キッコーマン飲料)

 

 こちらも1本だけ飲んだことがあります。

豆乳は基本「無調整」しか飲まないので、「調整」を飲んだ印象は、「妙に甘い」でした。

好みの問題ですが、個人的には甘くない方が好き。

 

 

 

個人の嗜好として、飲み物は味の薄いもの、食べものは味の濃いもの、という傾向があります。

 

なんとなく飲み物のほうが味が濃く感じるんですね。

 

コーラも7年くらい飲んでませんが、久しぶりに飲んだら、

「こんな甘いんだっけ」

と、びっくりしました。

 

缶コーヒーも甘めのものは苦手になりつつあります。

 

では、「やぐらじろう」はどんな健康的な生活をしているのか?

と思うでしょうが、食べ物に関しての選択は最悪です。

 

この食べ物ランキングは、「ダイエッターが食べてるもの」のランキングなので、生活スタイルが真逆な自分にとっては、「無縁」なのは、ある意味当然なのです。

 

2018年自分が食べたもの数量ランキング(推定)です。

 

1位:薄皮つぶあんパン(山崎パン

 

 あんこたっぷりでとってもおいしいです。

 

ちなみに1個:129cal × 5個=645cal となります。

このあたりは、見なかったことにしておきましょう。 

 

 

2位:CRAFT BOSS(クラフトボス)サントリー

 

サントリー コーヒー クラフトボス ラテ 500ml×24本
 

 飲み物の甘さとしては、このくらいが限界かも。

これ以上甘いと、ちょっと「次はいいかな」となります。

 

ただ、口当たりと実際の砂糖の含有量は一致しないので、「無糖」表示のものが無難ですかね。

 

3位:キャンディーチーズ

 

普通のチーズは、かなり食べます。

先程のベビーチーズとの違いは、「包装からのとりやすさ」だけです。

 

ただ、クセの強い「ブルーチーズ」みたいのはちょっと無理。

カマンベールも、たまに食べると結構しょっぱくて、「こんな味だったっけ?」

とびっくりします。

 

自分のランキングは3つしかないですね・・・

 

年取ってきてから、あまり新しい商品に挑戦しなくなり、市販のものはほぼ買うものがきまってしまっています。

 

食事のとり方が「ダイエッター」の方たちと、真逆の方向にいることがわかります。

 

最優先事項は「満腹感」で、「栄養バランス」は、そこそこでいい、みたいなことになっています。

 

こんなんだから、年々太るんですね~

「炭水化物」のとりすぎでしょうね・・・

 

ダイエットには精神的なところの改革が必要のようです。 

 

では、また。

【隣人トラブル】110番通報が最良の手段。警察以外の対応には、正直期待できない。

 

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こんにちは やぐらです。

 

前回より続きます。

 

(前回の記事) 

gogojuggler1969.hatenablog.com

 

 

 

初期:冬だけ騒ぐ

 

警察から「気にせず110番をしてください」と言われたので、隣人の行動が本当にひどいときは、躊躇なく110番通報をすることにしました。

 

隣人の発言・行動で実際にあったことと、そのときに110番通報した際の、警察官から言われたことなどは、こんな感じです。

 

110番通報初期の頃は、隣人が窓を開けて、自分の家に向かって延々と何かを叫んでいたらしいです。

自分は日中仕事のため家にいないので、正直そんなにひどいと思いませんでしたが、うちの母親は定年して家にいるので、「今日は朝の9時から16時まで延々なんか叫んでいた」と言われることが続く日もありました。

 

これは、自分が平日休みのときに実際に目の辺りにして、状況のひどさを実感することになります。

 

110番する前では、「うるせーな」「静かにしろよ」とこちらも応戦してましたけれど、警察から「相手にするな。完全に無視するように。」と言われたので、以後こちらからコンタクトを取ることは一切せずに、警察にお任せすることにしました。

 

この頃の基準として

「1時間喋り続けていたら110番する」

ということにしていました。

 

隣人もこの頃は、警察を呼ばれると思ってはいなかったようで、2時間でも3時間でもぶっつづけで、こちらになにか罵声をあびせているような状態です。

 

110番通報して警察官が到着するまでは、平均的な時間は約15分くらい。

実際の状況を見せるのが1番なので、タイミングが難しいところですが、何回かは、「絶叫中」のところに警察官を呼ぶことができました。

 

実際に見た警察官は「何かの犯罪に該当するかと言えば、そこは難しいけれど、さすがにこれはひどい」と言われまして、到着した警察官が「いちおうお互いの言い分を聞かないといけないので」ということで、自分と隣人の二手に分かれて、事情を聞くことになりました。

 

こちらの方は

・隣人が1日中叫んでいるので、平穏な生活に支障がある

・外に出ようとするとわざわざ家の中から出てきて、罵声を浴びせにくる。

・なにかブツブツ言いながら、うちの家と隣の家の隙間を、何往復も歩いている

と説明しました。

 

向こうの言い分を聞いた警察官がこちらにきて

「昔、自分の家に雪をぶつけてきたと言ってるけれど?」

と相変わらず同じことを言っているので、

「1度、雪下ろしのときに隣人の屋根の一部を壊したことがあるけど、それは弁償して謝罪してる」

「それでも、同じことを3年位言い続けている」

と説明しておきました。

 

その後、110番通報を数回して、うちに初めてくる警察官には、同じやり取りを何回も言うことになります。

 

自分の印象としては、警察官の方からは直接言われたわけではないのですが、警察官は(隣人はこういうタイプの人間)というのを、なんとなく感じ取っていたように思います。

 

”全く見たことのないタイプではなく、今まであった事件や隣人トラブルがあった人の誰かに似たパターン”

 

と、思ったようでした。

 

警察官から言われたのは、やはり「完全に無視すること」「なにかあればすぐ110番してください」ということでした。

 

このころのパターンとしては、

 

隣人が暴言を1時間くらい言う

→ 自分が110番通報をする

→ 警察官が隣人に静かにするように言う

→ その日は静かになる

→ 次の日のあさ8時ころから、またなにか騒ぎ始める

→ (昨日110番通報したし、今日は様子見するか・・・)

 

こんな感じです。

 

警察に「毎日110番通報してもいいのか?」と聞いたのは、こういうことです。

警察の注意が、その日しか効果がなかったからです。

 

このやりとりをしていた当たりは、基本的に騒ぐのは「冬」だけでして、春からは秋にかけては、「生きてるの?」というくらい静かで、買い物に出かける様子もほとんど目撃されないような感じでした。

 

それから3年後、1年中騒ぐようになる

この冬だけ騒ぐ、というのは3年ほど続きました。

 

そして、隣人の家が建て替えられることになります。

古い家が壊されて新しい家が建つまでの約7ヶ月間、本当に平穏な日々でありました。

近所のおばあちゃんとすれ違うたびに、「ずっといないといいのにねえ」なんて言われたりするので、実際には本当にひどいレベルなんだろうなあ、ということを他人の反応から感じておりました。

 

その後、隣人の家が完成して再び入居するようになってからは、今度は1年中騒ぐようになってしまいました。

 

隣人は部屋の窓を15cmくらい開けて、顔が見えるか見えないかくらいのところから、自分の家に向かってなにやら叫んでいます。

 

当初は1日中叫んでいましたが、何回か110番通報をしてるうちに、だんだん叫び方のパターンを変えてきていて、

(さすがに警察を呼ばれたくはないらしい。がしかし叫ぶのはやめない)

1時間以上叫んでいると警察を呼ばれてしまうので、10分位叫んで一旦止める、しばらくしてまた10分叫ぶ、また止める、という行動パターンになっていきました。

 

これも、警察署に行って、「こんな状態でも110番通報してもいいのか?」と確認したら、「なにかあってもよくないので、気にせず110番をかけていいですよ」とのこと。

 

あるとき、「以前は生活安全課にいた」という警察官から言われたのが、「とにかくお互いの身の安全を最優先してください」ということ。

 

「隣人トラブルは、どちらかが怪我するまで行き着くことがあるので、まず、身の安全を優先して、もし殴られたとかあったら、事後でもいいので、身の安全を確保してから110番通報してください」

 

と、言われました。

 

それから、実際の暴行(未遂)事件がおきます。

 

ある日、うちの母親が家の前で、鉢植えに水をやっていたところ、隣人がいつもどおり近づいてきて、胸ぐらを掴まれたそうです。

 

自分は男なので、隣人はさすがに手を出しては来ませんが、女性にはどんどん突っかかってきます。

 

表現するなら、もはや「当たり屋」のように、自ら「なぜ突っ込んでくるの?」というところに突撃してきて、「自分は被害者」のように、振る舞うわけです。

 

その時は、反対隣のおばあちゃんが目撃していて、間に入ってくれたそうで、とりあえず、自分の母親も、反対隣のおばあちゃんにも怪我はなかったようです。

 

70代前半の女性が、70代後半の女性にケンカをうりにいき、80代の女性がとめに入る、というなんとも言えない光景が繰り広げられていたようです。

 

うちの母親いわく、「なにか急に掴まれたりすると、さすがに怖い。とっさに声は出ない」とのこと。

この日以来、防犯用のブザーを常時携帯することにしました。

 

このときも、夕方警察署に相談にいき、「厳密には暴行なので、事後でもいいからすみやかに、遠慮なく110番してください」と言われました。

 

このあたりから110番通報にも、かなりの「常連感(?)」があるようになりまして、通報したときにあいての警察官から状況を聞かれるのですが、

「〇〇1丁目のやぐらです。また騒いでます。××交番に問い合わせてもらえばわかります」

で、通るようになってしまいました。

 

飲食店で常連さんが「いつもの」というのと変わらないくらいになってしまったのです。

また、年度が新しくなってから110番通報して、新任の交番勤務の警察官が来たときに言われたのは、

「やぐらさんと隣人のトラブルは、前任者からの引き継ぎ案件になってまして、警察署内でもまあ重要といいますか、そんな感じの扱いになってるんですよ」

「ただ、話には聞いてましたが、実際に来てみると、予想してたよりもひどいですね」 

 ということでした。

 

さらに、警察署長から直接電話が来たり、母親を心配してくれたのか、直接家にも来たみたいです。

 

町内会

ただ、このころの現状では、刑法にふれるほどのことはないため、結局は警察でも根本の解決はできないでいました。

民事不介入の大原則があるためです。

 

そのため、警察の方から町内会に間に入ってもらうことを提案されました。

 

それを受けて、町会長に間に入ってもらい、話し合いを持ちました。

 

1回目は自分と母親、向こうは隣人1人でした。

お互いの言い分を聞く、ということで隣人に話をさせると、結局はいつもと同じ話の繰り返しで、

自分「それは済んだ話のはず」

隣人「いや謝ってもらってない」

自分「何回おんなじ話をするのか」

町会長「とりあえず言い争いをしてもしょうがないので、一旦やぐらさんの方であやまってもらって、この件は終わりにしましょう」

 

自分は、これでは根本の解決にはなっていないので、謝罪をしないことにしましたが、母親がとりあえず折れて、謝罪しました。

(実際には謝罪は3回目になる)

 

これで隣人は気分がよくなったのか

隣人「自分も近所とは仲良くしたい」

とか、言い出して町会長もこれで解決した、みたいな空気を出してきます。

 

自分と母親は

(現状を見てない人に説明してもしょうがない)

と思い、帰り道に「今回は何日持つかねえ?」とお互い同じことを思っていました。

 

やはりというか、実際には、2日後に「謝ってない」と叫ぶのを再開することになります。

結局、110番通報と、警察署への相談通いは、継続していくのでした。

 

保健所

こちらでもなんとか手段はないかと思い、いろいろ調べましたら、ある法律があることを知りました。

 

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律

という法律です。

 

条文にこんなものがあります

第24条(警察官の通報)
警察官は、職務を執行するに当たり、異常な挙動その他周囲の事情から判断して、精神障害のために自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがあると認められる者を発見したときは、直ちに、その旨を、もよりの保健所長を経て都道府県知事に通報しなければならない。

 

あまりに言動を同じことを繰り返すし、自分に都合の悪いことは忘れるし、うちの母親に掴みかかってくるし、と思って警察官にこの法律の適用について聞いてみました。

 

回答してくれた警察官いわく、あの隣人が、一般的に言えば、普通ではないと感じるけれども、明らかに、この法律が適用されるレベルではないそうで、いろんなことから考えても、「通常の範囲と言える状態の人」なんだそうです。

 

では、どんなレベルであれば、この法律が適用されるのかというと、錯乱して暴れるレベルなんだそうです。

 

その基準からいくと、隣人は、たしかに「普通」の範囲内としか言えません。

「同じことを繰り返して言うちょっとくどい人」

くらいの感じです。

 

「60歳くらいのおばあちゃんでも、暴れると男の警察官4~5人いないと抑えられないよ」

「これは、実際に遭遇してみるとわかる」

とのこと。

 

「それと、プライバシーの関係で、他人からどうのこうのは言えなくなってきてて、家族から身内の相談をされて、ようやく動くかどうか、そんな感じですよ」

「なにか危害を加えられたら、それだと警察が動けるんですけど・・・」

というのが実情のようです。

 

いちおう保健所にも見解を聞いてみましたが、警察とほぼ同じ回答でした。

「暴れてたりしたら、まず110番通報してください」

と言われました。

 

これを受けてまた警察に聞いてみましたが、

「保健所もすぐ警察に回してくるんですよねえ」

「正直、それは保健所の仕事じゃないの、と思うこともないことはないんですが、暴れる人は、保健所では対処できないからしょうがないんですけど・・」

 

各関係機関いろいろ苦悩はあるようです。

 

民生委員

民生委員とは、「民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員」のことです。

 

具体的な仕事は、担当地域の困ってる人に手助けをすることです。

 

一人暮らしのお年寄りのところに定期的に訪問したり、妊婦・母子家庭の手助けをしたり、なかなか大変なお仕事です。

(しかも、ボランティア扱いで原則無給!)

 

うちの場合も、近所の問題として相談してみましたが、根本的な解決には至りませんでした。

 

というのも、あるとき民生委員が隣人に話を聞きたい、と訪問したときに拒否され、さらに隣人が民生委員の自宅前まで行き、大声で罵声を浴びせる、という事件が発生。

けが人とかいませんでしたが、民生委員の近所の人は、「変なやつがいる」と軽い騒ぎになったそうです。

そんなことなので、民生委員の方に怪我があってはいけないので、無理に関わることはしなくてもいい、と伝えることになりました。

なにかが起きてからでは遅いですからね。

 

民生委員は、法律的にもなにかの強制力を持ってるわけではないので、ここまでしてくれたことに対しては感謝しかありません。

 

市役所相談窓口

 

市役所の「市民相談」的なところです。

こちらも結論から言うと、完全に民事のことには、やはり介入できるわけではなく、一般的なアドバイス的なことを言われて終了。

 

相談窓口「そこから引っ越せないんですか?」

やぐら「いや、無理ですね」

相「では、ある程度我慢するしかないですね」

 

冷静に考えると引っ越すのが確かにベストです。

しかし、簡単なことではないので、ではどうするか?となったときに、「これ」という対処法が出てこないのも、しょうがないといえばしょうがないのです。

あるとき、うちの母親が「愚痴を聞いてもらってスッキリした」とか言って、相談窓口の担当のかたも(一件落着)みたいな雰囲気を出していましたけれど、これもやはり根本の原因が取り除かれたわけではないので、以後相談窓口にはいかなくなりました。

 

やはり、相談窓口も特に権限とか強制力を持ってるわけではないので、民事の揉め事に、基本的には介入できないんですね。

 

以上が、いまから1年位前までの現状でした。

 

これが、今はとりあえずは騒ぐことなく静かになっているので、110番通報することもなく過ごしております。

 

警察のほうでも、収まったと思っているでしょう。

 

静かになった理由は定かではありませんが、隣人の気分がいいからなのではないかと思われます。

(確証はありませんが、自分の家に向けてくる暴言は嫉妬からくるものでは?という意見は近所内から言われていた)

 

 根本の原因の解決には至っていませんが、もし同じような状況にある人であれば、やはり警察に相談するのが一番だと思います。

 

警察の方でも、一時期は逮捕にむけて動いていたような雰囲気も有りましたが、そこまでの状態になっていなかったようです。(あくまでも推測)

 

いちど家の壁になにかぶつけられたような音がしたので、すぐ110番通報したときは、隣人にかなり突っ込んで話を聞いていました。

このとき隣人は「スコップがそちらに倒れて当たった音」と言っていたらしいです。

なぜ壁にスコップを立てているのか、当然聞かれますよねえ。

 

刑法に触れそうな事態(建造物損壊罪)のときは、さすがに「なあなあ」にはしていませんでした。

(このときは実害は認められなかったので、状況を聞いて終了)

 

また、別の日の110番通報で交番の警察官と生活安全課の刑事が来たこともあるので、他の事例とかで話し合いの限界が見えていたのかもしれません。

 

 

 

実際、逮捕に至った近隣トラブルの例です。

news.livedoor.com

 

 

 

www.j-cast.com

 

発端はちょっとしたことなんですよねえ。

こればっかりは、相手方の受け取り方の問題でもあるので、被害者側にはどうにもならないと思うのですが・・・

 

最後になりますが、近隣トラブルは、民事だけで収まらなくて、刑事事件にも発展しやすいので、(厳密にはすでに刑法に触れている行為も多い)あまりにひどいときはためらわず110番通報しましょう。

 

「あとでなにかされたら・・・」と不安にもなりますが、次になにかされたら、すぐにまた110番しましょう。

 

(余裕があれば、1度警察署に直接相談に行って、状況を説明しておくとなおいいと思います)

 

自分の体験談は以上になります。

 

参考になれば幸いです。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

【隣人トラブル】警察?役所?解決のために「自分がしてきたこと」を発表してみる。

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こんにちは やぐらです。

 

自分が体験した隣人トラブルを紹介したいと思います。

この隣人トラブルは、現在は「停戦中」のような状態で、完全にその原因が取り除かれたわけではないのですが、とりあえず、ここ1年位は平穏な感じになっていますので、同じような環境にある方の参考になればと思い、いままであったことを書いてみることにしました。

 

前提として、

こちらが自分と母親の2人暮らし

隣人が母親と娘の2人暮らし

(いっときさらに息子がいて3人だった時期がある)

 

「隣人」と表現するのはこの隣人の母親のことです。

 

トラブル発生時期

これは定かではないのですが、とりあえず隣人が家を建てたのは40年以上前のことです。

当時、小学生だった自分は、学年が2つ下の隣人の長男とたまに遊んでいました。

隣人の家の中にも、何回か入ったことはありますが、当時の思い出としては、特になにか変わったことは記憶にありません。

 

ただ、自分の母親が言うには、どうも隣人の家庭環境がいろいろ複雑らしく、自分の母親は、愚痴というか嫌味というか、そんなことはたまに言われたことがあるらしいです。

 

隣人がひどい状況になってきたのは、約10年くらい前から。

 

こちらは、北国のため、雪片付けをしないといけないのですが、いままで何も言われたことがないのに、急にいろいろ文句を言うようになってきました。

 

「うちの敷地に雪を投げてくる」

「壁に雪をぶつけてきた」

(もちろんそんなことはしてない)

 

はっきりしたきっかけが思い浮かばないのですが、おそらくこれが「隣人トラブル」と言えるスタートではないかと思います。

 

具体的行動

実際に、隣人にされた事実を書いていきます。

 

 

投棄

一番びっくりしたのが、うちの家のベランダに向けて、隣の家の屋根の雪を投げてきた時。

なんか変な音がするなあ、と思っていたら母親が「ちょっと来て」と焦った様子なので、行ってみると、ベランダに雪が飛んできていました。

 

見ると隣人がうちの敷地めがけて、スコップで雪を投げていました。

自分が

「何やってんだこのやろー」

「(放送禁止用語を浴びせる)」

と言うと、

 

「ここにヤクザがいまーす」

と、屋根の上で絶叫される。

 

流石にひどいので110番をして、隣人はパトカーにのせられていきました。

(結局、具体的な犯罪には該当しなかった)

 

ただ、このときの自分が(放送禁止用語)を言ったことは、警察から「侮辱や名誉毀損に当たる可能性があるので、言わないように」と注意されました。

 

警察とのやりとりは、また後述します。

 

妄想的言動

「雪をこちらに投げてきた」

「壁に雪をぶつけてきた」

「ものを壊されたのに謝ってこない」

(業者に屋根の雪下ろしを頼んだときに、隣人の屋根にあたり、一部破損してしまったは事実。もちろん故意ではないし、そのあと、謝罪し修理代も負担したのに、延々と「謝ってない」と言われる)

 

(うちのベランダの掃き掃除をしていたら)

「頭にゴミを投げてきた」

 

など。

 

お経をあげてるように聞こえるが、よーく聞くと「(うちの母親の名前)が地獄におちますように」と、本当に言っている。

 

直接関与することはないけれど、近所の人は、実情を知っているので、基本的には全員うちの味方をしてくれるので、それが気に食わないらしく、近所の人にも暴言をはいている。

(近所のお父さんの中には『殴ってもいいなら殴りたい』と言う人は数人いる)

(数件先に最近引っ越してきた旦那に、『あの人もしかして〇〇?』と言われる)

 

近所の人たちにも(自分が直接聞いていないため具体的は発言は控えますが)いろいろ不快な言動をしています。

 

実際、動画にとったり、録音が5年分くらいあるので、ほんとに公開してやりたいのですが、さすがにプライバシーやらなんやらがあるので自粛します。

 

監視的行動

とにかく

「こちらの動きを監視してるのか?」

と、疑われるくらいの行動をします。

 

こちらが出かける時、ドア・シャッターの開け閉めの音がすると、すぐ家の中から出てきて、先程の「言動」を直接浴びせてくる。

 

自分や、母親が、自分の家の反対となりや、向い側の人たちと立ち話ししていると、必ず家の中から出てきて、その立ち話が終わるまで見ている。

 

三者がいると、おかしなことはほぼ言わないが、自分の母親が1人で外にいるときに

「近所の人にわたしの悪口を言ってる」

「おまえはひどい女だ」

と、言われる。

 

冬に家の前の雪片付けをするときに、夜9時なら大丈夫だろうと、作業していても、隣人が家の中から出てきて、なにやら嫌味ったらしいことを言いに来る。

おかげで、冬の雪片付けや、雪がないときの家の周りの掃き掃除、庭のくさむしり、家の前での車の洗車など、隣人がいないのを確認してからでないと作業できなくなる。

(とにかく寄ってくるため)

 

で、わざわざ寄ってきて、

「いじめられた」

「ひどいことされた」

と言う。

 

(普通そんなことされたら、まず逃げると思うのですが、なぜかとにかく寄ってきます)

 

書面にしだす

自分は確認してませんが、近所の人の話だと、隣人の家の前に、うちの母親に対する文句やらなんやらを書いた「ビラ」みたいなのを貼っていたらしいです。

(2日くらいでなくなったらしい)

 

それと、町内会の回覧板の裏に、びっしりうちの母親に対する文句が書かれていて、それを近所に平然と回していた。

 

など。

 

 

相談先別対応の仕方

とりあえず、この段階で行った相談先とその対応と印象を書いてみます。

 

警察

結論から言うと、自分の状況だと警察が1番です。

 

ただ、警察に相談する際にいろんなルートがあるので、ルート別の実際の対応と自分の印象を書いてみます。

 

110番通報

基本的には、110番通報がベストです。

あまりに状況がひどいときは先に警察署に直接状況を説明した上で、110番通報するといいでしょう。

(詳細は後述します。)

 

まず、110番通報すると、警察署に110番通報があったことと、どういう対応をしたのか記録に残さないといけないそうで、警察にとってもそれが1番なのだとか。

正直、警察官も色んな人がいるので、やる気ありそうな人と、なさそうな人がいます。

 

(実際、『こんなことで呼びやがって』という態度を取られたことは何回かある)

 

特に、親身になってくれる警察官に言われたのは、

「110番通報してもらっても自分が行けるとは限らないので」

とのこと。

 

いまのところ110番通報は、20回くらいだと思います。

(記録に取り忘れてました)

 

警察署へ直接相談

これは、直接隣人のひどい状況を説明することもそうですが、法律との兼ねあいの確認、みたいなことが主でした。

隣人の奇声、罵声はひどいときは朝の9時から夕方6時まで続き、あきらかにこちらに向かって叫んでいるので、ほんとにうっとうしいわけです。

だだ、この行為が実際に迷惑と思っても、なにかしらの犯罪なのかというのは、素人判断では、微妙なところでした。

警察でも「刑法に触れる犯罪だ、というのはちょっとむずかしい」とのことでした。

 

そこで「では110番通報しても意味がないのか?」と聞くと、「実際に迷惑を被ってるのは事実なので、それはかまわない」とのこと。

 

「毎日110番してもいいんですか?」には

「実際に毎日ひどいならそれは気にしないでいいですよ」

ということでした。

 

ただ、相談に対応してくれた警察官にもよるので、これも正直ハズレるときがあります。

ここの個人的見解としては、刑事課の人たちは割と親身になってくれる印象です。

 

あと、応対の悪い交番の警察官が来たら、そのことを警察署に言ってもらえばいいそうです。

 

 
自分の家の管轄の交番に相談にいく

うちの管轄の交番に相談に行くと、主に定年退職した風の方(推測)が対応してくれることが多かったです。

 

事情を説明して、話を聞いてくれますが、状況としては、「犯罪とはいえない」ので、これ以上の進展はあまり望めない感じではありました。

このあたりはしょうがないです。

 

いちど、録音したものを聞いてもらったのですが、「さすがにこれはひどい」とは、言われるのですが、やはり「犯罪というにはちょっと弱い」とのことでした。

 

ここの前は刑事課にいたという交番勤務の警察官が、録音したものを書き起こしてくれましたが、「やはり侮辱罪・名誉毀損罪というには、ちょっと弱い」とのことでした。

 

あくまでも自分の印象ですが、やはり刑事課の方(経験した方)というのは、こちらの気持ちを一歩踏み込んでくれるように思います。

 

 

さて、警察に相談して、110番通報を躊躇なく出来るようになりました。

しかし、ちょっと想像してたものと違うような感じになりましたので、これは回を改めて書きたいと思います。

 

とりあえずはこのへんで。

 

ありがとうございました

 

(以下、次回へ続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

退職エントリーに登場する人たちは、まだまだ幸せだと思う。

こんにちは やぐらです。

 

なにやら、最近「退職エントリー」というのが流行ってるそうで、転職歴数回の自分もいろいろ乗っかってみることにしました。

 

自分の中では、「退職エントリー」に登場する人は、舞台が「大手上場企業」というイメージです。

 

そこの正社員だった人が、辞めることになったことで、特に「大手上場企業の正社員」の経験がない自分なんかが見たら「もったいない」「なにか理由があるんだろう」という興味を駆り立てられたことは事実です。

 

で、実際に読んでみた感想としては、辞める理由はもちろん人それぞれですが、会社を辞めるという「手続自体」は、とってもすんなりいってるような印象です。

 

なにかと話題になる「ブラック企業」ですが、「大手上場企業」と明らかに違うのは、「会社をすんなり辞めれるかどうか」です。

 

最近「退職代行サービス」なんてものがあるらしいですが、自分が、いまから25年くらい前に某会社をなかなか辞めれなくて、当時弁護士に依頼して手続きをやってもらおうかと本気で思ったくらいですから、

(結局、正式な退職はできず、さらに社会保険関係の書類を一切もらえず、全部諦めた)

会社をすんなり辞められることは、記事のタイトルのように「まだまだ幸せ」のように思います。

 

これは、大手企業社員を揶揄する意味ではなく、ブラック企業と呼ばれるところの「ひどさ」の種類が違うためです。

 

退職エントリーを読んだ限りですが、辞める理由はさまざまで

「会社の非効率さが疑問」

「上司、管理職がどうも・・・」

「社内のシステムが・・・」

「自分のやりたいことと違う」

こんなところでしょうか。

 

言い方はあれですが、理由としては「かなりまとも」です。

 

自分がいた会社なんかは、「正社員で月給手取り5万円」とか、最近の外国人労働者がどうのこうのというレベルと同じくらいです。

さらにひどい人は手取り2万円とかいましたからね。

そこから謎の罰金をとられたりしていたので、一部を除いて、8割以上の社員が「借金」していたはずです。

 

大手企業はコンプライアンス的にはちゃんとしてそうなイメージがあります。

(実際はそうでもない話がたまに漏れてきますが)

 

ブラック企業は、極端なところは、

「法律なんて守ってたら会社が潰れる」

とか、社長自ら朝の朝礼で言うような会社もありますので、

「やりがい」「非効率」どころではなく

労働基準法も飛び越えて、憲法の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」すら「だから何?」「罰則ねーし」という世界なのです。

 

そんな会社を辞めるのは、別の意味の「生きるため」なんですね。

 

自分がその会社を辞めてから、当時の仲間と会う機会はありませんが、みんなどうしてますかね?

あれから20年以上経ちまして、どんな仕事をしてますかね?

 

「虐待の連鎖」と言われますが、「ブラック企業の連鎖」というのも確実に存在します。

 

1日18時間働いていたような人が、独立して社長になると、「自分がそうやってきたのだから、おまえらも出来るはず」と、同じようなことをさせます。

(某居酒屋チェーンの社長とか、某外食チェーンの社長がこんな感じの発言をしてたはず)

そこで働いて、ある程度の成績なり役職に就くようになると、業種によっては「独立したほうが稼げる」となりまして、実際に会社を起こしたりします。

(初期の設備投資にあまり金額がかからない業種だと、そうなりやすい。特に販売代行的な営業関係に多い)

そこで、次の世代の「自分がそうやってきたのだから、おまえらも出来るはず」になりまして、連鎖していくわけですね。

 

なんとなくですが、「会社員」というシステムが、いままでとは違う方向を向き始めたのかもしれません。

かといって、「1人でフリーランス」ならまだしも、会社の数が増えると、「社長」「役員」「管理職」の数も増えるわけです。

 

その人たちの給料を下の社員が稼いできてくれるのか?ということになると、ますます現場の社員の負担が増えそうですし、「社長」の給料をキープするには「社員」の給料をさげましょか?となってもねえ~

(某自動車会社とか、以下自粛)

 

いろんな立場の人が同時に幸せになるのは、なかなか大変なんですね。

 

まあ、こんなところで

では。

 

 

 

 

 

「舐められる」「馬鹿にされる」を極端に嫌う人たち

こんにちは やぐらです。

 

今回はこのニュースから

www.fnn.jp

 

最近、よく聞く「あおり運転」です。

いろんな動画が出回るようになりまして、「あおり運転」の実態をYouTubeなんかで見るようになりましたが、自分の第一感は「なぜ、そこまでする必要があるのか?」ということですね。

 

事故ったら自分も怪我すると思うんですが。

 

あと、思うのが、あおる相手は「軽自動車」「女性が運転してそうな1000ccクラス」みたいなのが多いように思います。

 

「相手を選んであおってる」と言われてもしょうがないですよね。

ベンツやボルボや大型トラックをあおったら、あおったほうがぶっ飛ばされる可能性がありますからね。

ボルボの頑丈さはハンパではないです。

 

他人をあおりつつ、自分の身の安全を考えるのなら、最初からやらないでもらいたいところであります。

 

 

自分は普段、軽自動車に乗ってますし、高速道路でもアクセルをベタ踏みでようやく100km出るかどうかのところなので、基本的にはずっと左にいます。

もし、右車線にいても、後ろから速い車がきたらすみやかに譲りますし、速く行きたい人には、「はい、どうぞ」ということにしております。

 

交通量が少ないときは(急いでいない時)は、逆にゆっくりのんびり走るタイプです。

(時速50km制限でも時速40kmとかで走る)

 

で、ふと思ったのが、あおるような人たちは「なぜこういう心理になるのか?」というところ。

 

心理的なシステムはよくわかりませんが、なにかと「カチンと来る」「舐められてる」「バカにされてる」と思ってしまうようですねえ。

 

自分の身近だと、軽自動車に乗ってる人が、ベンツを見て、「金持ちこのやろー」とか言っちゃうような感じですね。

 

いったい何に怒ってるのかさっぱり理解不能です。

 

車に乗るとなぜ心理がこんなにも変わるのか?

 

心理学では「ドレス効果」というそうです。

警察官や消防士のように制服を着ることで気持ちが変わる、スーツを着ると仕事モードになる、のと同じ理屈なんだとか。

 

パワーのある車に乗るとその車の強さを無意識に自分に重ねてしまうんですね。

で、周囲の車が目に入ると、敵対心のようなあおられた感覚になるそうです。

 

んー。

個人的には、説明されても感覚としては、よく理解できませんね。

 

さらに、普段スポーツカーとかに乗ってる人が、軽自動車とかに乗ると「逆ドレス効果」という現象が起こるらしいです。

 

車って、そんなにも心理に影響するんですねえ~。

でも、ホントですかね?

 

軽自動車でイタリア車に突っかかっていったアホなやつとかいましたが・・・

 

それでですが、なんでもないことに「自分をなめてる」「馬鹿にしてる」と受け取ってしまう、なかなか厄介な人たちがいます。

 

このニュースの人も

「俺は人を殴るために生きているんだ」

みたいなことを言ってるようです。

 

免許取り上げても、無免許で走られたら同じこと繰り返しますよ・・・

 

これは、どんな心理なんでしょうか?

 

一つの説ですが「投影」というのがあります。

 

「舐めてる」

「馬鹿にしてる」

と、自分が思ってるので、相手の方も同じようにおもってるはず、というのが「投影」です。

 

車の運転に関して言えば、

「自分があおろうとおもっている」

「だから、他人もあおろうとおもってるはず」

という心理プロセスのようです。

 

心理カウンセリングなどであれば、その人自身の中にある「他人を低く見ること」を直せば、攻撃的なことはなくなると言われてますが、このニュースのような人たちにそれが通じるのかどうか・・・

 

人が亡くなってる事件ですからね。

今後、同じようなことが起こらないように祈るばかりです。

 

この回は以上です。

 

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

他人の心の中よりも、自分の心の中を考えたほうが確実である。

こんにちは、やぐらです。

 

最近、気になったタイトルの本を手当たり次第に読んでおりますが、特に気になってるのは、発想法とかモノの見方みたいなことです。

 

それで読んだのがこちら

 

 

マーケティング関係の本を読んでいると必ず出てくる、「ペルソナ」とか「読み手、買う人の気持ち」とか、この辺のことがどうも苦手で、「他人は、所詮他人じゃね?」と、思考停止に陥りました。

 

この本を読んでみようと思ったことは、今回の記事のタイトルのとおり「自分の方を基準に考える」方がわかりやすいのではないかと思ったわけです。

 

(記事のタイトルは、デカルトの「我思う、故に我あり」っぽいです。しかし、正直、哲学的な意味はさっぱりわかっていません。)

 

 

ちょっと難しくなりますが続けます。

 

人間の思考方法は2種類あって

「直観補強型思考」

「直観検証型思考」

だそうです。

 

大雑把にいいますと

 

「直観補強型思考」は、自分の考えたことを、他人の意見、資料を調べる、本を読む、とか自分の考えを「補強」していること。

自分を出発点として自分の外部に出ていくこと。

 

「直観検証型思考」は、自分がなぜそのような直観を持つのか検証し、自分に問い直す考え方。

自分を出発点として、自分の内部に入ってくような考え方。

 

となります。

 

(この書物のなかで紹介されている本は、さらに難しくなるので、興味のある方は読んでみてください)

(自分は読んでませんが)

 

はじめての哲学史―強く深く考えるために (有斐閣アルマ)

はじめての哲学史―強く深く考えるために (有斐閣アルマ)

 

 

 

 

 

これが現象学だ (講談社現代新書)

これが現象学だ (講談社現代新書)

 

 

で、強引ですが、自分くらいの人間にもわかりやすい説明をしていきますと、

「結局のところなんでも問い直せる」

ということです。

 

最近、起こった個人的な例ですが、「あるもの(というかサービス?)」に十数万払いました。

もちろん、このサービスを受けることから得られる結果、恩恵的なものは払った金額以上になると予想されました。

 

ところが、そのサービスが謳い文句にしていたことが、ほとんど実行されずに、自分としては、「遅れることもあるだろう」と、数回催促してみましたが、相手の方から、「不信感を持たれていることは耐えられない」と受け取られまして、解約されて全額返金されてきました。

 

お金が戻ってきたのはいいとして、「このサービスを信用した理由」「いくつかある同様の他業者の中から、このサービスを選んだ理由」「申込みを思いたった要因」など、自分に問い直すことはたくさんありそうです。

ただし、一応お金は戻ってきたので、経緯は多言しないことにします。

(ホントは注意喚起の意味も込めて言いたくてしょうがない)

 

ブログを書くのに、スピードも大事ですが、たまには、いろんなことをじっくり考えてみてもいいかもしれません。

 

では、また。

 

 

 

 

 

美味しいチョコのために、ココアバターの「化学的性質」を知ろう。

チョコレートの世界にハマることにしてみた。 (第7回)  

ココアバターの「化学的性質」

前回の例をもう一度。

原材料について、前回は「カカオマス」でしたが、今回は「ココアバター」のお話です。

もう一度「カカオマス」の工程のおさらいです。

カカオ豆をローストして、カカオニブを取り出し、そのカカオニブをすりつぶしたものが「カカオマス」になります。

このとき「カカオマス」はペースト状になりますが、これはカカオ豆に含まれている油脂である「ココアバター」が出てくるためです。

「ごま」をすりつぶすと「ごま油」が出てくるのと同じ理屈です。

この「ココアバター」はカカオニブに約55%含まれています。  

 

この「カカオバター」の「化学的性質」を調べてみましょう。  

まず、「カカオバター」は、常温では固体、です。

これが25℃くらいから急速に溶け始め、32~33℃近辺で完全に溶けて液体になります。 (融点は33.8℃)  

 

カカオバター」は、溶け方が「徐々に」ではなく「一気に」という性質があるので、口の中に入れたときに体温(約36℃)で、急速に固体から液体になるわけです。

これが「チョコレート」の口溶けの理由になります。

 

カカオバター」のSFC曲線

油脂が温度上昇によって固体から液体に変化していく様子を表した曲線のことを、SFC(Solid Fat Content)曲線といいます。

 

SFC 0%   完全な液体

SFC 50%  液体と固体が半々

SFC 100% 完全な固体

 

を表しています。

(引用:チョコレートの物理学)  

 

カカオバター」が「バター」と比べても液体の割合が25℃あたりから「一気に」増えているのがわかるとおもいます。

この「体温より少し低い温度で溶ける」という微妙なところが、「ココアバター」の魅力となっています。  

 

ココアバターの温度と結晶の関係

ココアバター」をさらに「化学」していきます。  

通常、油脂は融点に応じて結晶化していき、複数の型をとります。

これを「多形現象」といいます。  

 

ココアバター」も多形現象をとり、6種類の結晶型があります。  

(型)-(融点℃)-(艶)-(備考)

Ⅰ型 - 17.3 - 悪い - 不安定結晶

Ⅱ型 - 23.3 - 悪い - 不安定結晶

Ⅲ型 - 25.5 - 悪い - 不安定結晶

Ⅳ型 - 27.5 - 悪い - 不安定結晶

Ⅴ型 - 33.8 - よい - 安定結晶(製品)

Ⅵ型 - 36.3 -     -    -ブルーム(*)発生

(*)ブルームとは、チョコレートの表面が変質し、白く固まった状態のこと  

 

チョコレートに適した多形はⅤ型のみで、そのための操作としてテンパリング(温度調整)が必要になります。  

 

テンパリングはとっても微妙な作業

テンパリングは、「難しい」というイメージがあるようです。

ただ、テンパリングはとっても重要な手順でして、テンパリングがうまくいっていないチョコレートの特徴は、

・艶がない

・固まりにくく型から剥離しにくい

・口溶けが悪い

・パキンと割れない(「スナップ性が悪い」という)

・ブルームが発生する となります。  

 

理由は、先程の「Ⅴ型」の結晶でないから、と考えられています。

逆の言い方をすると、テンパリングがうまくいっていないと「Ⅰ~Ⅳ、Ⅵ型の結晶になる」といえます。  

 

基本的なテンパリングの手順は、

 

1.約40~55℃まで温度を上げて溶かす。

2.約26~28℃まで下げる。

3.約30~32℃まで上げる。

4.チョコレートを冷やして固める。

 

となります。

 

上記の通り「ココアバター」の融点が6通りあるので、

 

手順1ですべて溶かし、

 

手順2で「Ⅰ~Ⅲ型」が固まらない温度で「Ⅳ型」を結晶化させて、

 

手順3で再度加熱することにより「Ⅳ型」を溶かすと「Ⅴ型」の種結晶が生ずる。

 

手順4でこの状態から冷やすと、全体が「Ⅴ型」にくっつくようになる

 

という理屈になります。

 

(ただし、学会レベルでは、この結晶化の細かい仕組みには、諸説ある)  

 

テンパリングの難しさは、この理屈と温度管理です。

 

 

基本的な温度の時点で多少の幅があるのに、チョコの種類によって、さらに1~2℃温度の違いがあることが、テンパリングの難しさを表しています。  

 

さらに、テンパリングは「撹拌」(へらなどでかき混ぜること)という作業が必要です。

大学などの研究結果としては、『「テンパリング」だけでは、「Ⅴ型」の結晶化は遅い』とされていて、撹拌操作(「せん断応力の印加」という)が、「Ⅴ型」結晶化を早める、となっています。  

 

参照:

せん断力・テンパリングの同時印加条件におけるチョコレートの結晶化過程のその場観察

チョコレートのおいしい物理学  

 

以前記事にも書きましたが チョコレート作りは、実際には相当めんどくさい作業の連続なんですね。

 

「手作りの美味しいチョコ」が作れる人は、素直に尊敬しましょう。  

 

チョコレート検定過去問

では、今回の記事に関係する過去問です。  

 

(2016年)

問043

テンパリングとはどんな作業?

 

1.型に充填する作業

2.温度調節する作業

3.熟成する作業

4.粒子を細かくする作業

 

問044

カカオ豆に含まれている油脂の名称は?

 

1.ココアバター

2.シアバター

3.乳脂

4.パーム油

 

問045

ココアバターの融点は?

 

1.28.8℃

2.30.8℃

3.33.8℃

4.35.8℃

 

問046

ココアバターには6種類の結晶形がある。艶が良く、製品チョコレートに適した型は?

1.Ⅴ型

2.Ⅵ型

3.Ⅳ型

4.Ⅰ型  

 

解説は記事を参照してください。

 

問043 - 2

問044 - 1

問045 - 3

問046 - 1  

 

今回は以上です。

ありがとうございました。