とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

夢あきらめなければ、かなう。と言いますが・・・?

こんにちは やぐらです。

 

おっさんから若い人へ送る 反面教師的な話。

こういうふうになっては いかん。、

ということです。

 

自分もいい歳になりまして、

やりかけてあきらめた (または、長期の放置中) ことは、

たくさんあります。

 

まず、税理士試験 (いまから15年前くらいの話)

税金に興味を持ったのは、 以前いた不動産の会社が、

なんとなく怪しかったため。

 

毎年年末調整のあとで、 10万単位の金額が戻ってくるのですが、

なぜか、3万、5万、2万みたいに、

分割されてもどってくるのです。

 

(後で知りましたが、資金繰りが  

そのとき相当やばかったみたいです)

 

こんな制度だっけ? というのが、まず思った疑問点

 

その後、諸事情により会社から 逃亡して退職したのですが、

正規の手続きをしてないせいか、

社会保険関係とかの書類が、

いつまでたっても送ってこないのです。

 

(この少し後で、正規の手続きをして辞めた人も、

 「なぜか、離職票源泉徴収票をくれない」

 と、怒ってました。

 これについては、理由は不明)

 

毎年10万単位のお金が戻ってくるのに、

さすがに捨てるのはもったいないので、

税務署に問い合わせたら、

源泉徴収票がないとだめ」 ということで、

それ以上話が進まなくなってしまいました。

 

ただ、例外として

「会社が倒産でもして、

 源泉徴収票の請求ができなくなった場合は、

 その年の給料明細などから、

 所得税の還付額を計算することもできる」

と、教えてもらいました。

 

「会社が源泉徴収票を渡すのは、

 義務だからその会社に請求してみてください」

といわれましたが、

もう会社とコンタクトを取りたくないので、

あきらめていました。

 

ところが、半年ほどして

「あの会社がホントに倒産したぞ」

と、昔の仲間から連絡があり、

帝国バンクか商工リサーチだったかの HPから調べたら、

たしかに載ってます。

 

そこで、税務署に問い合わせたら、

「倒産した事実を書いてる文書とかHPのコピーがあれば、

 源泉徴収票がない場合は、給料明細でもOK」

ということで、

すぐコピーをとりまして 所得税の還付申告ができるようになりました。

そのとき戻ってきた所得税は約22万くらい

 

これでもう少しだけ、

生きていけるようになりました。

(ただし、そのあと住民税8万払え、というのがきましたが・・・)

 

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で、思ったのは

国の制度は結構ちゃんとしてるなあ

というのと、

 

さすがに調べないとわからないよなあ

という点

 

なので、

税理士の勉強をしようと思ったのは、

資格を取ろうというよりも 税金のしくみに興味を持った

というのが、正確かも知れません。

 

そこで、いろいろ調べました。

 

当時(15年くらい前)の税理士の受験資格で、

自分がいけそうなのは

 

日本商工会議所主催簿記検定試験1級合格者

・社団法人全国経理教育協会主催  簿記能力検定試験上級合格者

 

あたりです。

 

今の受験資格(国税庁HP)

 

税理士試験は

例年8月第1火、水、木曜日の3日間

(申し込みの締め切りは例年5月半ば)

 

逆算すると

 

日本商工会議所主催簿記検定試験1級(以下日商1級)合格は、

 税理士試験の前年の11月まで (1級の試験は、例年6月と11月)

 

・社団法人全国経理教育協会主催簿記能力検定試験上級(以下全経上級)合格は、  税理士試験の年の2月の試験まで (上級の試験は、例年2月と7月) となります。

 

そこで、勉強スタート 日本商工会議所の簿記の2級から始めましたが、

勉強期間は3ヶ月くらい 本屋で買った参考書と、

過去問だけで 1発合格しました。

 

意外とあっさりいけるかも と思ったのですが、

1級は苦労しました。

 

日本商工会議所1級試験結果

平成11年11月、平成12年6月とも不合格

平成12年11月、平成13年6月も不合格

 

自分なりのスケジュールが押してきてしまったので

ギャンブルに出ます

 

平成13年8月からスタートする

税理士試験の通信講座を申し込みます

お値段約50万円

 

さすがに日商1級だけだと やばそうなので、 全経上級も受けます。

 

平成13年11月、

日商1級不合格

(70点合格で、

 「69点」と書いてあったのを見たときは

 腰から崩れ落ちました。

 そんな風になったのは、

 人生でいまのところこのときだけ)

 

平成14年2月、全経上級合格!

合計6回目でやっと合格しました。

 

このとき受からなかったら 税理士試験の受験資格がないため

約50万円が、ぶっ飛ぶところでした。

 

で、このときの試験の印象として、

「なんか、問題が簡単になった気がする」 と、ほんとに思いました。

 

試験時間も10分くらいあまってしまって 結構見直しもできました。

自分で考えるには、 税理士試験用の勉強(簿記論、財務諸表論)のほうが、

やはりレベルが高いのですが、

基本を固めるみたいなことに 重点をおくカリキュラムの時期だったためか、

(その後、試験前の勉強の時期になると、

 ありえないくらい難しくなる)

それがよかったんだと思います。

 

それから、

平成14年8月、税理士試験の「簿記論」「財務諸表論」合格

 

この2つは最初に受かっておかないと、

あとからだと意外と大変 と、言われていたので

税理士試験は順調に行っちゃうのかも? と、おもっていましたが・・・

 

税理士試験は、独特の試験方法でして、

科目ごとに5科目合格で、

正確には 「税理士となる資格を有する者」 となります。

 

(実際に税理士として、

 お金をとって仕事できるようになるには、

 実務経験やらなんやら、いろいろ必要になります)

 

例えると、 国語、算数、理科、社会 と、あったとして

4科目のトータルの点数ではなくて 科目ごとに試験して

 

「国語」で合格

「算数」で合格

「理科」で合格

「社会」で合格

 

しなければなりません

 

5科目いっぺんに受験する人もいるらしいですが、

合格する可能性からいけば、

日本でもっとも受かりにくい試験になります。

 

受験申し込み者は、例年約4万人いますが

5科目一発合格は 平成23年に一人、

その前が平成6年に一人 という噂です

 

なので、普通は合格まで 2年から5年計画にする人が多いはずです。

自分はスタートで2科目受かったので、

残りを3科目を 3年で受かる計画にしました。

次の年は、1科目受けて不合格

その次の年は2科目受けて不合格

その次の次の年の3科目受けて不合格

その次の次の次の年は1科目受けて不合格

 

ここで、ぷっつりと切れてしまいました。

 

失敗の原因は・・・

税理士の試験は例年8月で結果が12月に出ます。

この4ヶ月の間の勉強の計画を間違えたようです。

 

8月に受けた試験を受かってると思って、

次の年のために違う科目を勉強し始めるのですが、

12月に不合格がわかり、 1月から不合格になった科目の勉強もします。

これが結構な負担になったようで、

2科目ともなんの手ごたえもなく撃沈・・・

 

次の年の3科目もそんな感じ

 

やはり1科目に集中しようとしましたが、

この年の試験結果は「A」判定

 

かると 「ゴウカク」 と、書いてあるので、

アルファベットの時点で、 アウトです。

 

心が折れやすいのは、やはりお金の部分

自分のところの地域には、 有力な専門学校みたいなのはなくて、

東京の学校の通信講座をやってましたが、

1科目15万から20万くらいします。

なので総額120万くらい使ったはず。

 

それをモチベーションにする人もいると思いますが、

自分の場合はその部分ではダメでした。

落ちるたびに 「また20万・・・」 と、

疑問を感じるようになれば もうアウトですよね。

反面教師的なことしか言えないのですが、

資格試験は難しいほど、 人生をかけてしまう感じになります。

司法試験10年とか・・・

 

かるといいのですけど、 受からなかったとき、

さすがにどこかであきらめないと いけないと思うのですが・・・

 

なので 勉強中は死ぬ気でやったとしても、

ほんとの人生で死んでしまっては、 本末転倒なので、

年数を決めるのがベストのような気がします。

 

試験は全員が受かるわけではないですが、

やる以上はがんばってください

というしかないです。

 

では

 

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