「誰かの役に立てるかもしれない」ブログ

自分の経験、知識、考え方・・・それを誰かが必要としてるかもしれません

「正義の反対は悪ではない、また別の正義である」

 

こんにちは やぐらです

 

この回は、本のレビューです。

 

 藤子・F・不二雄SF短編】

「ウルトラスーパーデラックスマン」 であります。

 

すっかり勘違いしておりましたが

「スーパーサラリーマン左江内氏」

「ウルトラスーパーデラックスマン

は、同じ話だと思ってました。

 

漫画「ウルトラスーパーデラックスマン」 の実写版で

ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」

というタイトルで作ったのかと思いましたが、

 

ちゃんと漫画のほうでも

「スーパーサラリーマン左江内氏」

があるんですね 知りませんでした。

 

どうも漫画の実写版というのが、

 

受け付けられなくて このドラマは見てないのですか

(すまん)

「ウルトラスーパーデラックスマン」 は、

読んでおります

 

で、

 藤子・F・不二雄SF短編】

「ウルトラスーパーデラックスマン

ですが、

 

 

あらすじは

元は平凡なサラリーマン。

正義感が強く世の中の不正に憤りを覚えていた。

しかし非力ゆえに、悪を見て見ぬふりをする度胸のない自分に

胸ふさがる日々を送っていた。

ある日突然超人的な能力を身につけ、

正義のために

「ウルトラ・スーパーデラックスマン

として活躍をはじめるが、力のセーブがきかず、

悪事を許せぬあまりに虫の居所によっては

軽犯罪者に対しても過剰な殺戮を強行し、

次第に世間の非難を浴びるようになる。

すると

「自分の力は正義のために授かった物だから

自分に逆らう者は全て悪だ」

という思考に至り、

自分を糾弾・攻撃する警察や自衛隊やマスコミにも

次々と攻撃を加えるなど、

本来持っていた純粋な正義感は屈折し、

その超人的なパワーを背景に周囲に対して

理不尽な要求を繰り返し欲望のままに生きる暴君へと変貌していく。

ただし友人である片山に対しては、

「超能力者」になった故に孤独な環境となった寂しさや、

「不死身」の苦悩を言葉に言い表せないでいた。

ある時些細なことから句楽をしつこく狙った女を庇い、

自分を糾弾した片山さえも粛清しようとするが、突如吐血し倒れる。

診断の結果、

「ウルトラ・スーパーデラックスがん細胞」

という未知のがん細胞に体が蝕まれており、

医師の努力もむなしく死を迎えた。

wikipediaより)

 

となっております

 

他の解説だと 藤子・F・不二雄先生が

「行き過ぎた正義感=狂気」

を表した作品 と書いているのもありまして

まあ、感じ方はひとそれぞれなので

実際に読んでみるのが一番でしょう

 

正義とは?

で、自分がこの作品を読んで 一番考えさせられるところは

「正義感」 「悪を倒す」 あたりが、

最終的には歓迎されていないところ です。

 

作品では 「行き過ぎてる」 というところを表現していますが

現実社会では この度合いは、

なかなか正しくは はかれないところであります。

 

会社でたとえれば

「合理化」

みたいなのは、

 

言葉では

考え方としてはわかる

みたいなことを言いますが、

 

実際にやると

なかなか簡単にはいきません。

 

悪いところを直す、

改善する

作業効率を上げる、

人力のところに機械を投入する

 

なんかは、 一般的な会社では

普通に行われてるように感じますが

徹底的にやろうとすると、

それを歓迎しない人たちもいっぱいいます

 

たとえば

社内に仕事上困った感じの社員がいたとします。

 

それで

この社員にちゃんと仕事してもらうように

きつく指導したりして、

「きちんと仕事するようになった」

とします

 

目的は達成されて

みんなの不満も減るだろうと思うのですが、

 

実際は、

その社員のせいで

困ってたはずの人からも

「いや、そこまでしなくても・・・」

と、言われたことは

自分の経験上

何回もあります。

 

はっきり白黒つけたがる

自分みたいな性格の人間は

「さじ加減」

みたいなのが、正直よくわかりません。

 

 

あるいは、

「仕事上困っていた」

ということの解決法が、

「仕事するようになる」

ことではなかったのかもしれません。

 

結局、世の中の

「正義」

「正しいこと」

なんかは、かなり細かくて

人の数だけ何通りもある

ということなんでしょう。

 

結局のところ、

この複数の正義を調整するのは、

「コミュニケーション」

しかないような気がします。

 

ただ、自分的には、

これは根本的な解決にはなってないので

複数の正義がある以上、

何らかのきっかけでぶつかることはある

と、思ってますが、

 

「コミュニケーション第一主義」

みたいな人たちから言わせると、

 

「コミュニケーションをお互いとれば、

 少なくとも表面的な揉め事はかなり回避できるはず」

 

といいつつも、

自分みたいなのとは、

いっさい、

コミュニケーションをとろうとしなかったりで、

なんだか禅問答みたいになってます。

 

人生、譲り合いで幸せになるならそうしますが

たまにそうも行かないこともあるので

正義感もその他もろもろも

「ほどよく」

主張していきましょう

 

この回終了

 

ちなみに結構古い作品なので

掲載している本は、なかなか入手しづらくなってます。

 

楽天ブックスはこちらへ)

⇒藤子・F・不二雄「異色短編集」(2) 気楽に殺ろうよ (小学館文庫)

 

 

 

第1話/ミラクルマン

第2話/大予言

第3話/老雄大いに語る

第4話/光陰

第5話/幸運児

第6話/やすらぎの館

第7話/定年退食

第8話/サンプルAとB

第9話/休日のガンマン

第10話/分岐点

第11話/換身

第12話/気楽に殺ろうよ

第13話/ウルトラ・スーパー・デラックスマン

 

一度読んでみるといいと思います。

 

ドラえもん」と

同じ作者とは思えない

なんともいえない読後感がありますよ。

 

では。