とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

とりあえず、ラスベガスで事故ってみた。

こんにちは やぐらです。

 

愚痴を連発してましたら、

昔のことをずいぶん思い出してしまいました。

 

ということで、

今回は 「ラスベガスで事故った話」 です

 

いまからほぼ30年前、

1989年のことです。

(当時20歳、いま48歳)

 

 

アメリカの警察官はやさしい?

なんとなくアメリカに行こうと思いまして、

旅行関係の本を読んでましたら

 

「ロスからラスベガスまで、車で6時間くらいで着く」

 

らしいので、

特に他の目的もなかったのですが、

何も考えずに出発することにしました。

 

旅行の手順として

・チケットの手配

・レンタカーの手配

(ここまで日本の旅行会社で)

 

・出国手続き

・アメリカの入国手続き

(ここで向こうの入国審査官みたいな人から、

 なにか聞かれたようでしたが、

 なんかポンコツな回答をして、

 引かれたような気がしますが・・・)

 

ここまではなんとか順調

 

・ロスの空港の出口付近で

 あるはずのレンタカーのカウンターがなくて、

 なんだかんだでレンタカーに乗るまで2時間くらいかかる

 

レンタカー会社直通の電話が、目の前にありましたが、

「話せないのに電話しても・・・」 と思って、

ずっとスルーしてました。

 

しかし、

日本で買ったガイドブック通りにいかないので、

思いきって、受話器をとって電話してみましたが、

 

向こうは早口でまくしたてるので、

何をいってるのか、さっぱりわからず、

 

こちらの単語の羅列も通じてないようで、

ただのいらずら電話になってしまいました。

 

その後、どうにかこうにか、

レンタカーに乗るところまで行きました

 

レンタカーの手続きは、

あらかじめ覚えてきた 会話集のフレーズで通じました。

 

アメリカは、

車は右側通行ですが レンタカーに乗り始めて、

30分もすれば、 慣れてきます。

 

が、ちょっとぼんやりすると

曲がったときに左車線に入ってしまって

 

「正面から車がきた!逆走してきた」

 

と一瞬思うことが何回かありました。

 

でも悪いのは自分です。すいません。

 

ドライブ自体は快適で 少し都市圏を外れれば、

車もほとんどなく

日本では見ることのない 地平線が広がります。

 

横には、UFOでも出てきそうな、

 

サボテンが生えてる草むら的な風景が延々続きます。

 

 

 

 

しかし、しばらくして

「ちょっとおかしい?」

と、思い始めました。

 

8時間運転してますが、

ラスベガスに着く雰囲気がありません。

 

延々同じ風景のままです。

 

とりあえず、久しぶりに見たコンビニに入り、

ジュースを買いつつ 店員に

「ラスベガスってどっち?」

(と言ったつもり)

と、聞いてみたら

 

「(あっちいってこっちいって、そうすれば着くよ)」

(と言ったと思う)

というお答え

 

やはりここでも

「変な東洋人が来た」

という対応をされて終了。

 

ちなみに

アメリカのハイウェイは街灯がないので

 

(自分が行ったほかの国でもほぼ同じ)

 

ハイビームにしてもあまりスピードを出すと

手前しか照らしてない感じになるので

ちょっと怖いのです。

(それとスピード違反の取り締まりも厳しいので)

 

なので、夜は無理せず

道路沿いで見つけた モーテルに泊まってその日は終了

 

夜が明けて再度出発 しばらく走ってたら

 

「Welcome to Arizona」

 

という看板が現われて

完全に道を間違えたことが わかりました。

しかたないので、 地図を広げつつ軌道修正します。

 

地図でいうとこんな感じ

 

 

イメージは赤線のような感じでしたが

 

(帰りはたしかに5時間くらいで着いた)

 

黒線のルートを通ったので、 丸2日かかりました。

 

途中真っ暗な山道を走り、

後ろから車がきたら 譲って前を走ってもらいたかったのですが、

やはり道に慣れてるのか、

あっという間に追いつけなくなってしまいました

 

そして、山を登りきって、 下りに入ったとき、

眼下に明るい集落 が、見えて 「やっと着いた」 のでした。

 

(真夜中で、かなり遠くからでもわかるので、

 大きな都市でも、集落くらいに見える。

 ただ、実際はすごい広くて、

 見えてもなかなか近くにいかない)

 

 

足元に注意?

ラスベガスといえばカジノです

 

まずは、明るいホテルを横目に見ながら

街を流し運転してみます。

 

しかし、ただ街を通過するだけの走り方だと

20分も走れば、街の端っこに来てしまいます。

 

Uターンして、

ガイドブックにあったモーテルに行くには、

次の通りを左折するから と、

左へ車線変更したら・・・

 

「ガリガリ」 と、すごい音がして、

高さ30センチくらいの

中央分離帯のブロックに ぶつかって、

乗り上げる状態になって、

 

さらに、コントロールを失ったところに、

後ろから追突されて、

車が路上で動かなくなってしまいました

 

道だと思ったのは実は中央分離帯でした。

 

(自分の前方不注意といわれれば その通りです)

 

「街が暗い」

というのは、ラスベガスでも

あの華やかなところからはずれれば、

そんなに変わらなかったのです。

 

(比較するとわかりますが

 日本の夜はホントに明るいですよ)

 

その後 たまたま反対車線を走ってた パトカーが来て、

事故処理を始めました。

 

自分はパトカーに乗せられて、

(なぜか助手席)

 

「どこかに連れて行かれるんだろうな・・・」

と、思ったらセブンイレブンでおろされて、

しかもコーラまでおごってもらいました。

 

警察官が知り合いの日本人に電話したらしく、

 

(たしか夜中の1時くらい)

 

受話器を渡されました。

 

相手は日本人の方で、事情を説明しつつ、

受話器を警察官と自分とで何回か交換しながら

事情聴取は終了。

 

それから

「レンタカー会社に言って、

 新しい車を借りれる手配をしておいたから」

といわれて、タクシーに乗せられました。

 

(ずいぶん、やさしいんだなあ)

 

と、思ったのですが・・・

 

レンタカー会社についたら、

自分が英語話せないのもそうですが、

 

何にも話が伝わっていないらしく

受付のお姉ちゃんたちの

この旅行中何度目かの

「変な東洋人が来た」

扱いをされてしまいました

 

受付のお姉ちゃんが、

電話をあちこちにしまくって、

知り合いの日本人につないでもらいました。

 

(さきほどとは別の人、

 この時点で夜中の3時くらい)

 

ここでも受話器の交換会をして

ようやく次のレンタカーを借りれたので

その日はモーテルに行って、 すぐ寝ました。

 

 

 

次の日は 朝からカジノでスロット三昧。

人が相手のものもありましたが

 

(トランプつかうやつとか)

 

会話したくないので、 機械相手オンリーでした。

 

モーテルに次の日も泊まれるか聞いたら

週末は予約でいっぱい と、いわれてしまったので、

今回は夜のうちから ロスへ戻ることにしました。

 

途中間違えそうな分岐点があったので 路肩に車を止めてたら、

後ろにビタ付けしてきた車がありました。

 

また警察官です。

(ここからは会話のイメージ)

 

警「ここは駐車禁止だぞ」

や「道に迷った」

警「どこに行こうとしてた?」

や「?」

 

警「(かなりゆっくりと)どこにいこうとしてた?」

や「ロサンゼルス空港だよ」

警「じゃ、付いて来い」

 

と、パトカー先導で10分ほど走ることに。

 

パトカーに追いかけられてるのは、

ニュースとかで見ますが、

ただの一般人が先導されるのは

あまり聞いたことがありません。

 

しばらくして、パトカーが止まり

「こっちへ行け」

と、合図されてお別れ。

 

指示された通りにハイウェイにのって、

 

無事ロサンゼルス空港にたどり着きました。

 

そして、車の返却のときの

レンタカー会社のみなさんの

冷たい視線をあびつつ

日本に無事帰ってまいりました。

 

まあ、その後何カ国か行きましたが、

 

たいがい

「結局なにしに行ったの?」

と言われるので、

「散歩」

と、答えるようにしてます。

 

 

 

それからは、

もう一度海外に行くときがあれば、

必要になるから と思って英会話学校に通うことにしました。

 

あと、貿易・輸入関係の仕事を

したかったこともあります。

 

きっかけは何でもいいと思いますが、

 

英会話学校に行くにせよなんにせよ、

話せるようになるには、

英語に触れる時間が、

多ければ多いほど いいような気がします。

 

ちなみにうちの妹は、

カナダに留学して、9ヶ月くらいで

日常生活レベルの英会話は

話せるようになって 帰ってきました。

 

いまは、インターネットも充実してますし、

時間の確保はしやすいと思います。

 

アメリカ旅行行って

警察官とも 普通に話ができるようになれば

きっとたのしいですよ。

 

(一生そうならないかもしれませんが・・・)

 

いろいろ考えてみては?

 

では。

 

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