とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

とりあえず、今日は何の日か調べてみた(7/14)

こんにちは やぐらです

 

今日 7月14日は 「ウィリアム・ハンナ」 のお誕生日です。

 

(1910年7月14日 - 2001年3月22日 満90歳没)

結構長生きされました。

 

 

 

ところでだれ? と思った方

実はこんな人です。

左側にある名前の人です

 

 

 

 

 

あの、 「トムとジェリー」 の、監督をした人です。

(右隣に表記されている、ジョセフバーバラさんと共同名義です)

 

 

 

自分が小学校低学年ころは

朝の情報番組なんかなかったので、

 

朝の5時とか、6時には

ウルトラマン」か「トムとジェリー」の

再放送ばかりやってました。

 

朝起きる

⇒ 「ウルトラマン」か「トムとジェリー」を見る

⇒ 朝ごはん食べて、学校に行く

 

というのが、日課でした。

 

 

それから、月日もだいぶ経ちまして

改めて、トムとジェリーを見ますと

大人になってからでも

作品そのものは十分面白いのですが、

 

時代背景を考えると

この作品のすごさ というか

アメリカという国のすごさがわかります

 

 

トムとジェリーの第1作は

『上には上がある』 うえにはうえがある、

原題:Puss Gets the Boot

1940年2月10日公開 でして、

 

この作品では、

トムはジャズパー

ジェリーはジンクス

と呼ばれています。

(「トムとジェリー」になったのは第2話から)

 

 

なにがすごいと言えば

「1940年公開」 というところ

77年前です

 

日本は昭和15年でして、

1月には電気機器の使用制限

3月には生活品の配給開始 という時代に

カラーのアニメ映画をやってる・・・

 

そんな国に戦争を仕掛けるのは あまりにも無謀です。

 

ただ、トムとジェリー

アメリカの時代の変化とともに

内容もいろいろ規制されるようになります。

 

「暴力表現の規制」

トムとジェリーの面白さのひとつは、

相手に対するやっつけ方です。

 

頭をハンマーでなぐったり

尻尾に火をつけたり、

口の中で爆弾が爆発したり

 

冷静に考えると

とんでもないことばっかり やってます。

 

さすがに これと現実の区別が出来ない人は

いないと思いますが、

 

いまは、規制があって

こういう表現は「だめ」

ということになってます。

 

 

「人種差別関係」

第1話から 黒人のお手伝いさんが登場しますが、

実は今はこれも「だめ」です

 

公民権運動が起こる はるか前の作品ですが、

「顔が出ない」 「お手伝いという職業」 に、

黒人を当てている

というのが問題のひとつのようです。

 

 

ちょっと日本人には、 感覚的にむずかしいところですね。

 

 

 

 

トムとジェリーのもうひとつの魅力は音楽です

音楽担当のスコットブラッドリーが

先にアニメを見て、

その動き一つ一つに音をあてていったそうですが、

 

この動画は、

直接見てオーケストラの演奏を聞いてもいいですし、

 

また 画像をあえて見ないで聞くと、

何かしらの作品の様子が思い浮かびます。

 

 

すばらしいのひとことですね。

 

もう一度 作品を見直そう・・・・

 

以上です。 では。