とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

時間の構造化とは?:自分の行動の意味を考えてみる

 

こんにちは やぐらです

 

今回は 「時間の構造化」 です

 

以前 「ストローク」 のお話をしましたが

ストローク」 が、足りなくなると

精神的、肉体的に問題が起こってきます

 

ストロークには、 プラス・マイナスがありますが

ストローク自体が足りない場合、

マイナスのストロークでもいいから

ストロークを満たそうとします

 

また、逆にストロークを 避けようとする場合

(積極的に、やむを得ず)

もあります

 

そして、人間は、

このストロークを満たそう (避けよう) とするための

日々の生活時間の過ごし方を決めています

 

交流分析では、

ストロークの密度を測定して、規定し

生活時間をどのように 過ごしているのかを測定することを

「時間の構造化」 といいます

 

この 「時間の構造化」 を分析すると、

不足しているストロークが人目でわかり

必要とされるストロークを 追加することにより

問題の解決を図ろう ということになります

 

 

 

 

まず、ストロークの量・密度について

ストロークの量・密度が低い順に

 

1.引きこもり

2.儀式

3.暇つぶし

4.活動

5.ゲーム

6.親密

 

と、なっております

 

1日のうちで この6つのカテゴリーを

どのくらいの割合で 時間を使っているか

というのは 特に意識しなければ

 

「1日」

「1週間」

「1月」

「1年」

「一生」

 

のうちの、 時間の割合は変わらないと言われています

 

そこで、

どの時間に どのくらいの時間を 使っているのかを把握し

足りない時間 (特に6.親密) を増やしていこう

というのが 「時間の構造化」 の、目的です

 

具体的な用語の定義、意味

1.引きこもりとは?

「引きこもり」 といえば、

家にとじこもって 誰とも接触しない

というイメージですが

 

心理学的には

「他者との接触を遮断する」

という意味合いなので

 

「家にとじこもる」

だけでなく

「周りに人がいるのに接触しない」

「一人で考え事をする」

「空想にひたる」

も含まれ、

 

さらに

消極的な場合だけでなく 積極的な場合

(いやな人からのがれるために接触を拒む、など)

も含まれます

 

他社と接触しないため

ストロークが自分に向かいます

 

メリットとしては 感情的なリスクを避けられること

デメリットとしては 自分の世界に入り込みすぎると

現実離れしていく可能性があります

 

ちなみに

読書、音楽鑑賞などは

「引きこもり」

には、含まれない と、なっております

 

この 「引きこもり」 は、ないほうがいいのでは? と、

思いがちですが

 

常に他人と接触している人が

「ちょっと一人の時間が欲しい・・・」

となることがあるのは 想像できると思います

 

なので、

この 「時間の構造化」 でいう 「引きこもり」 も、

完全にゼロにするのは よくないとされています

 

自分の生活している時間 (通常1日) で、

この 「引きこもり」 の、

時間がどのくらいあるか 考えてみましょう

 

 

 

2.儀式とは?

伝統や習慣、常識によって規定される

『定型的な対人関係、コミュニケーションのパターン』 によって、

ストロークを得ようとする 時間の使い方である。

 

 

日常の挨拶、冠婚葬祭の行事、

地域のお祭りやイベント、 盆と正月、同窓会など

『習慣的な行動・伝統的なイベント』

に従っているだけ というのが

『儀式』 の構造化であり、

他人と個人的に深く関わらなくても

安定的にストロークを得られる

というメリットがある。

 

 

儀式は

『個人的なコミュニケーションのやり取り』

『一対一の人間関係の深さ』

が無くても、

決まりきったしきたりや 伝統行事に従っているだけで、

それなりの自己承認や 存在の認知が得られるので、

自閉に次いで 安全な時間の構造化とされている。

 

 

会話が苦手な人や

他人と付き合うことに ストレスを感じる人でも、

伝統行事や 慣習的な行動(イベント)に従い、

他人と軽く関わるだけの

『儀式』

を通して社会参加していることが多い。

 

 

子どもの誕生日や盆・正月の行事、

冠婚葬祭、地域のお祭りなどでは、

直接的に他人と関わらなくても、

間接的なイベントへの参加によって

一定のストローク (自己承認) を得られるからである。

 

 

交流分析による 『時間の構造化』とストローク より引用

 

あらかじめ決まっている役割を

全員が決まりどおり行動することにより

その場の全員が

安心してその時間を 過ごすことが出来ます

 

ただ、 この決まりきった部分を 破る人がいるときには

多くの場合 否定的なストロークになります

そして この 「儀式」 も、

1日のうちで どのくらいの時間を使っているのかを

把握しておきましょう

 

 

3.暇つぶしとは?

日常の中での他者と関わりながらの

時間つぶし、暇つぶしの状態です。

 

そんなに親しくはない人の場合

 

ご近所の人、職場で顔を合わせる人、

そういう関係の人同士の他愛のない雑談

あるいは乗り合わせた タクシーの運転手との会話、

お天気だとかニュースだとかの 話をするような間柄、

 

です。

 

儀式よりは関わり合いの度合いは深くなりますが、

他者とはまだ程度の距離があります

 

また

ある程度親しい人同士の場合は

ストレスが多い環境などでは

「肯定的なストローク

を、もたらしてくれる場合が多い とされています

 

ただし 「暇つぶし」 の状態の会話では

その会話の内容に対する行動は

起こさないことがほとんどです

 

そして この 「暇つぶし」 も、

1日のうちで どのくらいの時間を使っているのかを

把握しておきましょう

 

 

4.活動とは?

『生産的な活動』

『社会的な仕事』

『義務的な役割』

を介在させることで、

他人と関わりを持とうとする 時間の使い方です。

 

他人と直接的に

親密な交流をするわけではありませんが、

集団組織や家族関係の中で

『自分に与えられた役割・仕事』

を、こなしていくことで、

ストロークを得ることができます。

 

ストロークの例:

職場の仲間が売り上げを伸ばす

子供はテストで100点をとって親へストロークする

スポーツでファインプレーをする

 

会社での仕事:

(役職、担当、当番など)

スポーツなどのポジション:

(野球、サッカーなど) (バンド、楽団の担当など)

 

家族の中の 父親、母親、子供についても

それぞれの役割を持っている といえます

 

その仕事や競技中、演奏中などは

基本的には それぞれの担当に対して、

他人からの信頼を得て やっていることなので

直接的ではないにせよ

ストロークを得ていることになります

 

しかし、

さまざま人々から 多くのストロークを得られるが

「活動」

ばかりに専念しすぎると

また、違う問題が発生する可能性もあります

(定年後うつ、燃え尽き症候群、など)

 

そして この 「活動」 も、

1日のうちで どのくらいの時間を使っているのかを

把握しておきましょう

 

 

 

5.ゲーム は、のちほど

 

 

6.親密とは?

相互の人格や価値観を尊重し合いながら、

本音と本音で真実の交流を深めていくという

時間の構造化であり、

相互信頼に根ざした

理想的な人間関係の構築と関係している。

 

 

親交(親密さ)の時間の使い方をするためには、

自分と他者に対する基本的信頼感が

高まっていなければならず、

 

 

幼少期から現在に至るまでの 対人関係・人生経験を通して、

『私はOKである・あなたもOKである』

という自他肯定の基本的な構えが

成立していなければならない。

 

 

交流分析における時間の構造化では

『親交(親密さ)』

が最も理想的な時間の使い方とされているが、

親交には自分の内面や考え方をオープンにして

相手と感情的に深く関わるという煩わしさもあるので、

状況や気分によっては

『3.暇つぶし・5.ゲーム』

による時間の構造化のほうが望ましいという事もある。

 

 

しかし、

親交(親密さ)の時間の使い方で最も重要なことは、

自分の存在を受容して信頼すること、

そして他者の存在や価値を積極的に承認することであり、

『自他肯定・相互尊重』

をベースにして

生産的で共感的な人間関係を

深めていくということである。

 

 

他人と直接的に深く関係しながら

肯定的ストロークを得ようとすれば、

必然的に

『親交(親密さ)』

の時間の構造化に行き着くことになるが、

人は誰でも他人と親密な人間関係を取り結びたいという

本来的な欲求や共感感情を持っている。

 

 

交流分析による 『時間の構造化』 とストローク  より 引用

 

と、なっております

 

人と他人との係わり合いの中で

もっとも理想とされ 誰もが目指している人間関係 と、

思われているのですが

多少のデメリット、リスクもあります

 

まず、

人によっては いきなり 「親密」 になれる人もいますが

状況によっては 「儀式」 ⇒「活動」 ⇒「親密」 と、

コミュニケーションに

ある程度の労力が必要になること

 

また 「親密」 のコミュニケーションが

取れるようになったとしても

「裏切られたときのショック」

「別れたときの傷つき」

というリスクもあり

 

これを、避けようとして 「親密」 に、なることを

あえて避ける人などもいます

 

そして この 「親密」 も、

1日のうちで どのくらいの時間を使っているのかを

把握しておきましょう

 

 

5.ゲームとは?

楽しそうな響きはありますが

全く楽しくありません

 

「ゲーム」は

相手を自分の思い通りに コントロールしようとして行われる

非生産的なコミュニケーションです

 

基本的には 雑談(社交)以上の

深い人間関係を求めているのですが

 

正攻法では

相手の『肯定的ストローク』 を得るのが難しいので、

歪んだ方法や誘導的な技術によって

『相手の否定的ストローク

を引き出そうとするところに特徴があります。

 

とりあえず相手の ストロークが欲しい

という状態です

 

好意のある相手に わざと嫌がらせや挑発をしたり、

会話のとっかかりとして

皮肉めいた批判や意地悪な発言をする

というのも 「ゲーム」 に、なります

 

素直に相手に好意や興味を

伝えられない人に多く見られるようです。

 

ゲームは、 『雑談(社交)』 よりも

親密な人間関係を築きたい という欲求に基づいていますが、

本来であればお互いに存在を認め合う

『親交(親密さ)』

に向かうべきものが、

傷つけられる不安を回避しようとして

『ゲームの悪循環』

に陥りやすくなっています。

 

相手をコントロールしようとするゲームでは、

他者から十分なストロークが得られないので、

非生産的で不快な結末を迎えるゲームが

繰り返されやすくなっていきます。

 

ゲームの特徴は 最終的な感情は

「不快」

になるところですね

 

そして この 「ゲーム」 も、

1日のうちで どのくらいの時間を使っているのかを

把握しておきましょう

 

 

そして

この6つの時間構造を把握したら

時間の構造化の手順に入りますが

 

それについては 次回以降で

 

最後まで読んでいただいて

ありがとうございます