とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

コミュニケーション能力を上げるための考え方とは?

こんにちは やぐらです。

今回は
「コミュニケーション」
の、基本的な考え方です。

コミュニケーションはうまく取れてますか?
職場、コミュニティなどで
自分を出してはいけない雰囲気とか
いろんなパターンがあると思います。

社会人になって、会社を辞める理由のトップが
「人間関係」
です。

ここ、数年変わってないと思います。

せっかく、入った会社でも
ちょっと苦手なタイプの同僚なり、上司なりがいると
ストレスを受けることも多くなります。

相手があることなので、
100%ストレスをなくすことは、
なかなか難しいところですが
自分のストレス軽減のための
コミュニケーションの取り方を
考えてみましょう。

自分と相手は全く違う生き物?

基本的には、
「自分と他人は全く違う生き物である」
ということです。

共通点は、

人間であること、
日本語をしゃべること
同じ会社の人

・・・

よく、考えると
他人との共通点というのは
意外と少ないはずです。

生まれも育ちも違う人間が
何らかの形で出会うのですから
「全く自分と同じ感覚、考え方の人間がいる」
というほうが、むしろ不自然
というくらいの心構えでいましょう。

 

人間の脳の処理能力

さらに、人間の脳の仕組み上
処理できる情報量というのは限りがあります。

たとえば、デートをして食事をしたとします。

デート開始から、現在までの出来ごと
(人ごみ、気温、目だった看板など)
入った店の様子、雰囲気、
食事の気にいったポイント
など

情報はたくさんあります。

そこで、男女お互いに印象に残ったことを
3つあげてください、
となったときに、
3つとも完全に一致することは
なかなかないと思われます。

デートの最中で
お互い見たこと、聞いたことは
ほぼ同じのはずですが、

印象に残ったこと、
感じたこと、
入ってきた情報の取捨選択は
ひとりひとり全く違う
といっていいと思います。

「自分がこう思ってるから、
相手もこう思ってる(はず)」

これが、コミュニケーションがずれていく
最大の原因になります。

夫婦、彼氏彼女、兄弟、友達など
個人個人感じる部分は違うので
思い込みで会話すると
親しい人の間でも、
かなりずれていきます。

仕事上の相手など
それほど親しくない人の場合は
なおさらです。

相手の頭の中はどうなってる?

これを、解消する方法は
相手の頭のなかの地図
(以下、脳内マップとします)
を、把握、尊重することが重要です。

次の会話はどうでしょう。

「出張ばかりで家になかなか帰れない」
と言われたら、何と返しますか?

「大変ですね」
と、言いそうですが・・・

実は、この返しは50点です。

なぜか?
相手の言葉だけをとると
「大変だと思ってる」
ということは、どこにも出てきません。

こちらのイメージで
出張ばかり=大変
と、思ってるに過ぎません。

相手が実際に
「大変」
と思っていれば
「(自分の気持ちをわかってくれる人だ)」
となりそうですが、

仕事が好き、重要なことを任された、
という人であれば、
「(いや、そんな大変とは思ってないけど・・・)」

「同情してほしい」
のではなく
ちょっと仕事忙しい、
がんばってる自分、
を、アピールしたかったのかもしれません。

相手が知ってる人だったり
言い方、表情から
「大変そう」
と、推測できるときはいいのですが、

営業の相手、あまり親しくない人
また、仲が言い人でも、
どういう風に思ってるかは
実際にはわからないことが多いです。

自分の推測でものを言うのは
その辺のリスクもある
ということを
頭の片隅において置くと
いいとおもいます。

ちなみに、
先ほどの理想的な返し方は
「出張」という単語がでてるので、

まず、「出張」について
この人がどんな状況か
相手の感情と直接関係のない
事実関係のことを聞いてみましょう

「出張はそんなに多いんですか?」
「出張は最近どこに行ったのですか?」
などです。

そのあと、いくつか会話を重ねていけば
「出張が多いこと」
に対する考え方が
相手から出てくるかもしれません。

「大変だよ」
「やりがいがあっていいよ」

という言葉が出てきたら
「そうなんですね」
と、共感してあげれば
相手が
「自分の話を聞いてくれる」
「自分に興味をもってくれる」
と、思うはずです。

ここまで、なんとかできるようになれば
人間関係も少しはいい方向に
向かうのではないでしょうか

ただ、実際に出来るようになるには
少し練習が必要です。

今回のポイント

「自分と相手の脳内マップは違う」
「相手の言葉に、推測で返さない」
この2つです。

がんばりましょう。