とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

「自分でやったほうが早い」と思ったら、すでに病気かも?

 

 

 

こんにちは やぐらです

 

聞いたことはあるかもしれませんが

 

実は、世の中自分ひとりでは成り立ちません。

 

自分がしていないことは

誰かがやってくれています。

 

もしくは、

自分がしたことができるようになるために

前段階というか準備というか

そういうことをしてくれている人もいます

 



 

必要としているものを作ろうとすると
素人だと大変です

 

 

料理だと

 

カレーを作ろうと思ったら

大まかに言えば

スーパーに行って材料を買って

調理すれば完成します。

 

これを

何でも自分でやろうとすると

膨大な作業量になるのは

お分かりだと思います。

 

たとえば

じゃがいも、にんじん、なんかは

畑を耕して収穫するのを

農家ではない人間がやるのは

相当大変です。

 

調理に必要な、食器なんかも

鉄をたたいてなべを作ったり

土をこねて、焼いたりして

皿なんかを作ると

結構な作業量になります。

(趣味であれば、できなくもないですが・・・)

 

カレーを作る場合、

一般人なら必要なものは

お金を払って調達して

「調理する」

に専念するのが、合理的です。

 

世の中というか経済というか

自分のできないことを

誰かがやっていて

それにお金を払って、手に入れる

そういう風に成り立ってますね

 

料理に関してなんでも一からやると

こんなことになる、という記事です。

【ダッシュ村かよ!?】
小麦を育てパン作り! 鶏も自分で絞めてサンドイッチ1つを作ると
6カ月と18万円かかると判明

ロケットニュース

 

ちなみに服を作ろうとすれば

羊の毛を刈り繭から生糸を紡いで全て手作業!
スーツ1着を始めから作ると10カ月と48万円かかると判明

ロケットニュース

あまりに時間があまっていれば

やってみるのもいいでしょう・・・

 



 

 

さて、本題

 

この例では料理や服でしたが、

 

仕事なんかで

 

「なんでも自分でやろうとする」

「できるかどうかわからない他人に任せるより

自分がやったほうが早いと思う」

 

と言って、ほんとに自分で何でもやっちゃう人は

実は、相当やばいです。

 

ちなみに、自分もどちらかといえば

この考え方のほうです

なので、自分もかなりやばいです。

 

「すべて自分で何でもやる人」

と検索しますと

その後に続く言葉はきついものばかりです。

 

・「実はこれ、相当危険な考えです!」

・「任せる能力がない」と言ってるのと同じ。

・その勘違いが痛い!

・チームは滅ぶ

・生産性が低い(理由)

・それってもはや病気です。

・部下が育たない上司の特徴

・上司失格!

・今すぐ上司を辞めろ。今すぐだ!

・・・

 

「すべて自分で何でもやる人」

を、ほめるような雰囲気のサイトは出てきませんでした

 

 

 

基本的な考え方はこんな感じ

 

作業をしてもらうために必要な

コミュニケーション能力が求められる

 

全力を尽くして説明しても

相手に100%伝わっているとは限らない

 

仕事に求められる結果、

また作業の締め切り時間は決まっている

 

「自分でやったほうが早い」

 

ということなんですが

 

これがまずい理由は・・・

 

「この仕事はあの人にしかできない

と認識される仕事が増える」

 

「仕事の属人化」と表現しているものも多く見られます。

 

仕事が会社のものでなくて

個人のものになってしまうからです

 

もし、その人がいなくなったら

会社全体が回らなく恐れがあります。

 

なぜなら、その人がしている仕事ができる

ほかの人が増えないからです。

 

「会社全体の生産性が上がらない」

とされる理由のひとつです

 

 

 

「自分が必要ないのではないか?」

と思う人が増える

 

自分一人で仕事をやってしまう人のもとには、

どんどん仕事が集まってきますから、

その分周りの人たちはやる仕事がなくなります。

 

なかには、自分は必要ないのだと感じる人が

出てくる可能性があります。

そういう人たちは、

あなたから離れていってしまう恐れがあるのです。

 

デメリットのほうが大きいんですね・・・

 

 

 

言ってることは

「なるほど~」

とは思いますが、

いくつか疑問もあります。

 

個人的にも

「仕事を任せる」

というのは必要なことだ、

とは思ってまして、

実際に仕事を任せてできるようになった

部下や後輩もいなくはないです。

 

ただ、自分の経験のみで言うと

この

「仕事を任せられる人」

「新しいことをやってみようと思っている人」

というのは、

体感では10人に1人くらいしかいないのでは?

と思っているのが正直なところ

 

「そこまで仕事をしたくない」

と考えている人がほんとに多い・・・

 

「怒られる要素を増やしたくない」

「今よりも忙しくなってしまう」

「給料が上がるわけではない」

「なぜ自分だけ・・・」

 

 



 

考えることはわからなくはないですが

ここまでくると

「価値感の違い」

「仕事に対する考え方」

「お金に対するポリシー」

が、会社が求めるものと合わなさすぎです

(おそらく面接する人が悪い)

 

極端なことを言えば

「何のために生きてるのか?」

みたいな人も・・・

 

バイトの男子高校生や男子大学生に

仕事の指示をしたら

「なんでここまで仕事しなくちゃいけないんですか?」

「働いてて楽しいですか?」

と、言い返してきた人も実際にいます。

 
百歩譲ってアルバイトなので

仕方ないのでしょうけれども

 

(お金をもらう以上そうではないと思いますが・・・)

 

遊びたいのになぜ働くのか?

楽してお金がほしいなら

違う方法はなにかしらあると思うのですが、

かたくなに

自分の主張を譲らない人がたまにいます

 

こういう人に出会うと

「自分でやったほうが早い」

となるのは、仕方がないと思うんですが・・・

 

これは、経営者や面接する人の責任が

大きそうなので、このへんはまた別の機会に・・・

 

最後にこの
「自分でやった方が早いと考える」人が辿り着く先について、
こんな風に表現しています。

「待っているのは“孤独な成功者”の姿です。
「お金はあるが、つねに忙しくて、まわりに人がいない」
「仕事の成功を一緒に喜ぶ仲間がいない」

それは本当に「幸せ」なのでしょうか?」

 

 

気をつけましょう

では

 

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