excel は仕事以外に使うと結構たのしい、というお話
「セルに入力できる」=「『excel』使える」?
こんにちは やぐらです。
今回は「excel」のお話です。
求人広告とかに「excel できる人希望」というのをよく見かけます。
ただ、ほとんどの人が「実際に何ができればいいわけ?」と思っているところでしょう。
で、いきなり結論を言うと
「その会社が必要としていることができればいい」
のです。
「だから、具体的には何が必要なんだよ?」
と思うのですけど、実際にそうなんだからしょうがないのです。
(開き直っているわけではない)
あるサイトにありました「excel」に関する入社試験の模擬問題を見てもらえばわかると思います。
「エクセルを使ったお仕事」の入社試験問題を作ってみました | デスクワーク ラボ
とある企業の入社試験問題が流出した、とかいう噂がありまして、それをもとに作成したようです。
自分が初めてこの「模擬試験問題の初級」を見たときの感想は
「『excel』関係なくね?」
というのが正直なところ
入社問題が「excel」上に展開してあるので、「excel」を知らないと解答できないのですけれど、
「『excel』が使えるレベル」を測るとしてどうなんでしょうねえ。
第1問の
「セルのD6には、どんな値が入ってますか?」
という問題は、
できる人は
「(舐めてんのか?)」
と思いますが、
できない人は容赦なく不採用でいいと思います。
そういう意味では、いい問題なんでしょうね。
世の中的には
「セルに入力できる」=「『excel』使える」
というのは間違っていないのかもしれません。
しかし、実際に聞いた話では
「できない人は『できないというレベルですらない』」
らしいです。
「パソコンの電源を入れれない」
「『excel』を起動できない」
「一般常識を知らない」
なんだとか。
「能力をみる」、というよりも「落とすための試験」のような気がしてきました。
次に「模擬試験問題の中級、上級」になりますと、ようやく「excel」の能力を測る感じになっています。
詳細はサイトの方を見てもらうことにして、模擬試験問題に出てきた関数は
- SUM
- AVERAGE
- TODAY
- EOMONTH
- ROUND
- ROUNDUP
- CEILING
- IF
- COUNTIF
- SUMIF
- VLOOKUP
- IFERROR
必要とされるスキルとして
- ピボットテーブルの作成
- グラフの作成
- 印刷全般
- 相対参照と絶対参照
- 条件付き書式
- 入力規則
- フィルター
- ウィンドウ枠の固定
となっております。
自分がもしこの模擬試験を受けたとすると
「おそらく不合格」
です。
「検索してもいい」という条件なら、ほとんどできると思いますが、「覚えているか?」となると知らないことだらけです。
グラフ全般、全くわかりませんし、自力で作ったことすらないです。
(仕事、プライベートともに必要としないため)
ピボットテーブルは、「excel 2013」だと簡単に作れたような気がしますが、なにも見ないで、となると作れません。
それと、直接は書いてませんでしたが、「マウス」があることが前提ですよね。
「キーボードのみ」だと、できないこと、知らないことがたくさんあります。
ショートカットキーとかもほとんど知らないですしね~
日付関係もプライベートでは、あまり使いませんからねえ。
このあたりは「事務職」を前提にしているからなんでしょう。
そんなことをふまえまして、自分の「excel」の使い方を紹介しておきます。
自分がプライベートで「excel」を導入したのは「競馬のため」です。
競馬のデータをいじくり回すためだけにわざわざ1万円以上もだして、ソフトを買ったわけです。
さらに、データの量が多いと(通常20万~25万件くらいで計算)「excel」が固まるので、「access」も導入しました。
自分が使っている関数
・AVERAGEIFS
・COUNTIFS
・INDEX × MATCH
(ちなみに VLOOKUP はいまだに理解できない)
・STDEV.P
標本標準偏差 を出すため。
偏差値の計算に必要。
(直接の計算は「access」で)
そして偏差値をまとめるとこうなります。
(target jv より)
なんかめんどくさい計算をさせているつもりでしたが、こうやって見るとそんなに大したことはしてないようです。
もし、面接に行って
「『excel』で、標準偏差をだして偏差値を計算することができます」
と言ったとしても、需要があるのかどうかですね?
「四則計算とかは一応できますよ。」
くらいしか言わないでおいたほうが無難かもしれません。
おまけ:
ちなみに絵を書く究極のツールは「excel」らしいですよ
世の中色んな人がいます。
今回はこんなところで。
では。