他人の心の中よりも、自分の心の中を考えたほうが確実である。
こんにちは、やぐらです。
最近、気になったタイトルの本を手当たり次第に読んでおりますが、特に気になってるのは、発想法とかモノの見方みたいなことです。
それで読んだのがこちら
「本質直観」のすすめ。: 普通の人が、平凡な環境で、人と違う結果を出す
- 作者: 水越康介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
マーケティング関係の本を読んでいると必ず出てくる、「ペルソナ」とか「読み手、買う人の気持ち」とか、この辺のことがどうも苦手で、「他人は、所詮他人じゃね?」と、思考停止に陥りました。
この本を読んでみようと思ったことは、今回の記事のタイトルのとおり「自分の方を基準に考える」方がわかりやすいのではないかと思ったわけです。
(記事のタイトルは、デカルトの「我思う、故に我あり」っぽいです。しかし、正直、哲学的な意味はさっぱりわかっていません。)
ちょっと難しくなりますが続けます。
人間の思考方法は2種類あって
「直観補強型思考」
「直観検証型思考」
だそうです。
大雑把にいいますと
「直観補強型思考」は、自分の考えたことを、他人の意見、資料を調べる、本を読む、とか自分の考えを「補強」していること。
自分を出発点として自分の外部に出ていくこと。
「直観検証型思考」は、自分がなぜそのような直観を持つのか検証し、自分に問い直す考え方。
自分を出発点として、自分の内部に入ってくような考え方。
となります。
(この書物のなかで紹介されている本は、さらに難しくなるので、興味のある方は読んでみてください)
(自分は読んでませんが)
超解読! はじめてのフッサール『現象学の理念』 (講談社現代新書)
- 作者: 竹田青嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/08/17
- メディア: 新書
- 購入: 1人
- この商品を含むブログ (2件) を見る
で、強引ですが、自分くらいの人間にもわかりやすい説明をしていきますと、
「結局のところなんでも問い直せる」
ということです。
最近、起こった個人的な例ですが、「あるもの(というかサービス?)」に十数万払いました。
もちろん、このサービスを受けることから得られる結果、恩恵的なものは払った金額以上になると予想されました。
ところが、そのサービスが謳い文句にしていたことが、ほとんど実行されずに、自分としては、「遅れることもあるだろう」と、数回催促してみましたが、相手の方から、「不信感を持たれていることは耐えられない」と受け取られまして、解約されて全額返金されてきました。
お金が戻ってきたのはいいとして、「このサービスを信用した理由」「いくつかある同様の他業者の中から、このサービスを選んだ理由」「申込みを思いたった要因」など、自分に問い直すことはたくさんありそうです。
ただし、一応お金は戻ってきたので、経緯は多言しないことにします。
(ホントは注意喚起の意味も込めて言いたくてしょうがない)
ブログを書くのに、スピードも大事ですが、たまには、いろんなことをじっくり考えてみてもいいかもしれません。
では、また。