とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

株式初心者が勝手に会社分析してみた。(ズーム:6694)

こんにちは、やぐらです。

 

株式投資の練習のため、会社の決算をベースに、あれやこれや分析してみました。

 

これを見て実際に投資する際は、十分お気をつけくださいませ。

 

では、どうぞ。

 

ズーム ( 6694 ) のケース

株価と今回決算

平成  2018 年  12 月期  (通期) 決算

決算期間  :  2018/1/1~2018/12/31

決算日終値 :  1238  円

決算発表日 :  2019/2/15

 

決算発表後の株価の動き  

(決算発表が営業中のため、決算前日の終値を基準にします)

【前日終値比】

決算発表前日終値   :  1679 円  

決算発表日当日始値 :  1680 円   ( + 1 円 ) ( + 0.05 %)

決算発表日当日終値 :  1988 円   ( + 309 円 )( + 18.4 %)

 

【決算発表前日終値比】

決算発表日翌日始値 :  2078 円 ( + 399 円 ) ( + 23.76 %)

決算発表日翌日終値 :  2040 円 ( + 361 円 ) ( + 21.5 %)

 

決算前3ヶ月間の日足チャート

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ポイント

株の取得時期 :

今回は決算発表が12:00にあったため、午後から大きく株価が上がりました。 決算狙いなら、前日の取得で決算当日の大引けでの売却で十分なプラスとなります。

今回決算概要

連結経営成績

【対前年同期増減率(%)】

売上高  :  7705 百万円 ( 22.3 %)

営業利益 :  260 百万円  ( -20.5 %)

経常利益 :  346 百万円  ( -4.5 %)

1株当たり当期純利益 :  140.31 円    

 

注目すべきポイント  

売上高が増加。

売上原価と販管費が増えていますが、売上に比例しているものとおもわれます。  

保険解約返戻金が発生。  

支払利息が増加。

為替差損が減少。

支払い補償費が発生。

前期の上場関連費用が当期はなし。

営業利益は減少となりました。

連結財政状態  

総資産 :  7934 百万円  

純資産 :  4732 百万円  

自己資本比率 :  59.6 %    

 

注目すべきポイント  

売掛金、未収入金が増加。  

商品、製品、原材料、貯蔵品が増加 。 

のれんを計上。

短期借入金が増加 固定負債を計上。

新たに連結した会社に関連する項目のため、とのこと。  

決算発表による通期予想  

【対前年同期増減率(%)】    

売上高  :  8540 百万円 ( 10.8 %)

営業利益 :  616 百万円 ( 136.6 %)

経常利益 :  673 百万円 ( 94.4 %)

1株当たり四半期純利益 :  473 円    

配当予想  :  63 円

     

決算時指標  

(EPS)1株当たり純利益 :  140.31 円  

BPS)1株当たり純資産 :  2075.82 円  

(PER)株価収益率 :  8.82 倍  

まとめ

新たに連結した子会社の影響があり、この影響は今年度に限定されるものとの予想。 次期業績予想が大幅な増益を見込んでいるため、このあたりを評価されての株価への反映、と思われます。

 

 

株価と1期前決算

平成  30 年  12 月期  第 3 四半期 決算

決算期間  :  2018/1/1~2018/9/30

決算日終値 :  1468 円

決算発表日 :  2018/11/9

1期前決算発表後の株価の動き  

【前日終値比】

決算発表日終値   :  1266 円  

決算発表日翌日始値 :  1356 円   ( + 90 円 ) ( + 7.1 %)

決算発表日翌日終値 :  1395 円   ( + 129 円 ) ( + 10.18 %)

 

【決算発表日終値比】

決算発表日翌々日始値 :  1370 円   ( + 104 円 ) ( + 8.21 %)

決算発表日翌々日終値 :  1444 円   ( + 178 円 ) ( + 14.06 %)

1期前決算前3ヶ月間の日足チャート

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ポイント

株の取得時期 :

このときの決算翌日にも株価が上がりました。この時期のトレンドとしては、下落傾向から、揉み合いになったあたりからの上昇となりました。

決算狙いであれば、このときも決算前日の買い、決算当日の売りで収益がプラスになります。

決算翌々日も株価は上る可能性はありますが、長続きせず以後上げ下げを繰り返して「波」になり、そのあとは長期のトレンドを見据えた、その他の指標、分析からの判断となるでしょう。

1期前連結経営成績

【対前年同期増減率(%)】

売上高  :  5378 百万円 ( 12.5 %)

営業利益 :  128 百万円 ( -42.7 %)

経常利益 :  187 百万円 ( -10.7 %)

1株当たり四半期純利益 :  76.11 円    

 

注目すべきポイント  

新たな子会社の販売体制の見直しや、新製品の販売が好調な分、旧製品の売上が落ちるなどの影響、販管費の増加、などが要因とされています。

   

1期前連結財政状態  

総資産 :  7894 百万円  

純資産 :  4647 百万円  

自己資本比率 :  58.5 %    

 

注目すべきポイント  

自己資本比率がやや低下しました。  

子会社の新規連結により、短期借入金と固定負債が増加しております。  

 

1期前決算発表による通期予想  

【対前年同期増減率(%)】    

売上高  :  7401 百万円 ( 17.5 %)

営業利益 :  203 百万円 ( -37.9 %)

経常利益 :  267 百万円 ( -26.3 %)

1株当たり四半期純利益 :  76.11 円    

配当予想  :  40  円  

   

1期前決算時指標  

(EPS)1株当たり純利益 :  76.11 円  

BPS)1株当たり純資産 :  2022.71 円  

(PER)株価収益率 :  19.29 倍 

期末発行株式数 :  2297412 株  

 

まとめ

この回の決算の通期予想では、前年比では、増収減益となりました。 財政状態も悪くはなく、利益自体は出ていることから、決算後の株価が多少上がったものと思われます。

 

 

以上こんなところで。

では。