なぜ「他人の恋愛」は、こんなに気分が悪くなるのか?
こんにちは やぐらです。
今回はこちら。
なぜオフィスでラブなのか (POSSE叢書 004) [ 西口 想 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 文学 > 文学史(日本)
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タイトルに惹かれて読んでみました。
まあ、タイトルよりも帯に書かれていた
「オフィスラブを心底嫌悪している人」
「それぞれの固有の経験を持つ読者にとって」
「考えるためのヒントになればとても嬉しい」
という部分に反応してしまったわけです。
本書の概略としては、いくつか恋愛小説をピックアップして、そのストーリーに出てくるシチュエーションに対して著者が考えを述べている、というスタイルになっております。
タイトルで「気分が悪くなる」と書きましたので、「オフィスラブ」に対しては「心底嫌悪感」があるのは間違いないのですが、正確に言うと
「オフィスラブをしている人たちが、自分に『攻撃』をしてくるので、腹の底からブチ切れる」
ということになります。
矛盾するようですが、オフィスラブ自体は「なかなか楽しい」ので、自分自身経験がないわけではないのです。
ただ、常識的に考えると
「とにかくなんか言われかねないので、職場では人一倍気をつけていた」
ということ。
仕事はもちろん、挨拶とかもちゃんとする。
職場のルールも当然きっちり守る。
ということです。
オフィスラブしててもしてなくても職場では当然といえば当然です。
なので、
「オフィスラブをしている人たち」
そのものが嫌いなのではなく、
「オフィスラブをしていて仕事その他をちゃんとしない人」
が嫌いなわけです。
これも、まあ当然といえば当然。
で、
「そんな状態で仕事がおぼつかないのに、仕事ができないのを人のせいにしたり、仕事を他人におしつけてくる」
から、ブチギレるわけです。
特に言われることが多いのが
「自分たちはこっちでやってるので、残りの仕事はやっておいてください」
という趣旨の言葉。
言われなくても態度に表されるだけでカチンとくるのに、本当に直接言ってくる人が実際にいるのです。
また、とある職場では、いちゃつく社内恋愛カップルを見て
「私がもし社内恋愛したら絶対ばれないようにする」
と言っていた女子が、
「全社員が全会一致で殴りたいというレベル」
の迷惑な社内恋愛を展開したりするのに遭遇すると、人間不信になるわけです。
また、個人的にはなぜか直接攻撃をされることが多い気がします。
(意識しすぎかも)
特にシフト関係。
二人同時に休みたいわけで、いっぺんに休むと職場に迷惑がかかる、という意識がほんの少しあるのかどうかわかりませんが、
「やぐらがいる日なら、仕事もちゃんとできるし休んでも構わない」
と、いうことに数多く遭遇しました。
(影でそう言っていた、というのを何度も耳に入っている)
直接自分に
「二人で休みたいので、お願いしてもいいですか?」
と、言ってくれればさすがに「NO」とは言いませんけれど、
(いや、言うかも)
「自分らが休んだ分はやぐらにやらせよう」
と、勝手に判断されてるのはどうなんですかね。
信用されてるのか、けなされてるのか、よくわかりません。
一般的にも同じような環境(?)に迷惑している人は多いようですね。
- 見ていて気持ち悪い
- 同じ日に有休を取られてしまうと、仕事が回らない
- フレックスなのに一緒に出社する
- 50代の不倫カップルが自転車で並列になって出社してくる
- 痴話げんかに巻き込まれる
根本的に人間のやることは、そんなに変わらないということですね。
何にしても他人に迷惑をかけないようにしましょう。
では。