とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

「プリンアラモード」が目線の高さにあってはいけない理由を知る

 

 

 

 

無知は、示されてから気づくもの

こんにちは、やぐらです。

 

今回は、毎日見慣れていたものでも、なんで「そのようなシステム」「そのような形」になったのか?というのは、「だめな状態」を見てから初めて理解するものである、というような、文字にするとちょっと長いお話になります。

 

 

先日、自分の職場で商品の模様替えがありまして、ほぼ1日中作業していたようであります。

(自分も作業に参加していましたが、途中で時間通りに定時帰宅)

 

もちろん、現場からの意見でそうなったわけではなく、上の役職の人たちが、どうも定期的に売り場を大改造してしまうらしいのです。

自分は、商品の移動の途中で帰ってしまったので、完成型を見たのは翌日のことでしたが、これがまあなんとも、違和感どころか嫌悪感すら感じる状態にされていました。

 

特に、自分の体が拒否反応を示していたのが、「スイーツコーナー」になります。

 

背が高めの冷蔵ケース目一杯に各種スイーツが詰め込まれていまして、プリンアラモードが目線の高さにあったわけです。

 

ぱっと見で違和感がありました。プリンアラモードを下から見上げることになるので、プリンの上に何が乗ってるのか見えないのです。

 

(ずいぶん不親切な感じになったなあ~)

 

と、同時に

 

(そういえばケーキを見上げたことってないよな~)

 

とも思いました。

 

 

違和感の理由がわかりました。

「ケーキは見下ろすもの」だからです。

 

そもそも、変更前のスイーツ売り場も、高さが1mくらいの冷蔵ケースにありまして、商品を見下ろす感じになっていました。これだと一番上にプリンアラモードを配置しても、プリンの上になにが乗ってるのか一目でわかります。

 

そもそも、店舗の中にケーキの専門店が出店しているので、そこのショーケースを見ればすぐにわかります。ショーケースは1mくらいの高さで、店員さんと相対すると、店員さんの胸から上が見えるくらいの状態になります。

 

こう思うと、自宅の近所のケーキ屋さんも、某コージーコーナーも、そして某ローソンのスイーツコーナーも、某セブンイレブンも、みんなそうです。

 

うちの店の偉い人たちが、よく言えば、世の中の流れに逆らって、新しいことに挑戦している、悪く言うと、「なんにも知らない」のどちらかになります。

 

ただ、この目線の高さのプリンアラモードを見て、自分も初めて気づくところがあった、のは確かです。

 

 

 

 

 

 

ケーキ屋のショーケースの高さの理由

 ケーキ用のショーケースの高さが、なぜその高さなのか?という直接の理由を文章で、はっきり書いてあるものはちょっと見当たりませんでした。

 

そこで、業務用冷蔵ケースメーカーの製品を、いくつ見てみます。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 手っ取り早く楽天で探しましたら、結構色んな種類を売ってました。

(本格的にお店をやりたい方は、専門の業者を調べたほうがよろしいかと)

 

共通するのは高さです。背が高いものでも1200mm以上のものは、ほとんどありません。やはりケーキは見下ろすほうが自然です。1番下の棚であれば、床から50cmくらいです。これも特に違和感はなく、見慣れた風景であります。

 

 

 

 

 

 

 

この人についていきたい、とは絶対思わない

 

想像ですが、世の中にケーキというものが登場してから、いくつかの販売、陳列方法が試されていまこの形に落ち着いている、というのは、ある意味完成形といえます。

 

ビジネスで成功するには、全くのオリジナルを考えるよりも、うまくいってることをマネしたほうが可能性は高い、といわれていますので、うちの会社(上の役職の人たち)は、今後会社の方針を現場で働いている人たちに、将来性を見せることができるのかどうか・・・・

 

まあ、自分は一番下っ端なので、

「いやー、部長って天才ですね~」

と言いつつ

(自分だったらこうするかも)

と、日記にでも書いておくことにしましょう。

 

(褒め倒す、というスキルは身につけておいたほうが無難)

 

 

自分が上の立場だったらどうするか?

自分は「実は何も知らない」という前提に立って、知っていそうなことも一から調べ直す、ということをしたほうが良さそうです。

 

もしくは、流行っていそうなケーキ屋にいって、陳列の仕方をパクってくるかもしれません。

 

または、現場の担当者の意見を聞く、1日中スイーツ売り場の付近でお客さんの動きを観察してみる、とか。

 

やり方はいくつかあるでしょう。

 

「自分のやり方は、100%正しい」

「自分は、神か天才である」

と、思い始めたらその時点で、成長、進化はとまります。

 

人間のやることは「永遠のβ版」という認識くらいがちょうどいいのです。

 

 

 

 

 

 

 

可能性は、まだまだある

 こんな状況の店内ですが、このあとどうも社長か次の役職の人が、売り場を見に来るらし、のです。

 

現場の従業員間では、その視察が終わったら

(こっそりちょっとずつ商品の配置を変えちゃおう)

という「合意」が 、すでに出来上がっています。

 

 

このままだと、いまいち売れない商品が長居することになってしまうので、売れる商品を多く陳列したいところです。これは、現場の体感とPOSデータの方が遥かに正確です。

 

まあ、下っ端から偉い人達に希望するのは、外部からとにかくおっ客さんを引っ張って来てもらいたい、ということです。「集客」に専念してもらえば、現場に口出すよりも売上があがりそうですが・・・

(といいつつ、責任はとれないので、黙ってることにする)

 

 

なぜそうなったのか?を考えることは重要 

 普段なにげなく使ってるもの、慣れ親しんだシステムが、なぜそうなったのか?を考えることは、とても大事です。また、人間の感情も、何があってどうしてそう思うようになったのか?ということも重要です。

 

今回の例だと、自分の違和感から発展して、「こういうことで、こうなってるんだ」というのがわかりました。結果、ひとつ賢くなりました。

 

日々の生活でも、ほんのちょっとだけいろんなことに興味を持ってみましょう。

 

では。

 

 

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個人的に、無性に食べたくなるスイーツ屋さんです。

フィナンシェがおすすめ。

かなり濃厚ですよ

 

 

元逆鉾関が58歳で死去。相撲取りの短命傾向が他人事ではない、というお話

 

 

 

膵臓がん生存率のイメージ

 

 

こんにちは、やぐらです。

 

今回はこちら

 

www.nikkansports.com

 

井筒親方(元関脇逆鉾)が9月16日に亡くなりました。58歳だそうです。一般的な日本人の平均寿命からすると明らかに「若い」うちに亡くなった、ということになります。

 

死因は膵臓がん「など」となっています。直接の死因は、はっきり伝えられてませんが、膵臓がんは「治りにくい『がん』」というイメージがあります。

膵臓がんは、正確に言うと早期発見できれば生存率も悪くないらしいのですが、とにかく早期発見が難しく、発見できたときには「手術できない」となっていることが多いため「生存率が低い」こととなっています。

 

 

 

 

 

相撲取りと58歳という年齢

気になるのが「相撲取り」という職業です。とにかく体を大きくするために、無理矢理にでも食べないといけない、という印象があります。そして「酒を異常に飲む」というイメージもあります。そのため「内蔵の負担」は、かなりのものではないかと想像されます。

 

井筒親方の場合、内蔵の具合は不明ですが、食生活との因果関係はどうだったのでしょうか?

 

イメージ的には、「相撲取りは短命」というのがあるので、実際にどうなのか?

有名力士の死亡時年齢は、以下の通りになります。

(番付は最高時)

 

横綱

双羽黒   55才(慢性腎不全)

隆の里   59才(急性呼吸不全)

千代の富士 61才(膵臓がん)

北の湖   62才(多臓器不全)

輪 島   70才(咽頭がん他)

 

大関

貴ノ浪   43才(急性心不全

初代貴乃花 55才(口腔底がん)

 

超有名どころの力士は、こんな感じになっています。

直接の死因からはイメージしづらいですが、他の病気で割と長めに入院や療養、症状がひどい状態が続いていた人も多く、「生活習慣」がなにかしら影響を受けていたと想像されるところです。

(糖尿病が多い印象)

 

体重100キロは相撲取りなみ?

他人事でない、というのは自分も50才になり、体重もなかなか減量することもなく、ほぼ100キロあたりを数年うろうろしています。

 

健康診断でも血糖値が「そろそろやばいよ」というくらいですし、心臓も不整脈的なものがあって、ペースメーカー入りとなっております。

 

番付が下の人であれば、若いうち(現役中)に亡くなっている力士も数名いまして、病名の多くは心不全心筋梗塞など、心臓に関するものが多いです。

(これは食生活以外のところが関係してそう)

 

個人的に多少言い訳すると、酒は全くと言っていいほど飲みませんし、(12~3年、1滴も飲んでいない)たばこもやめて10年以上になります。

 

(血糖値高めなのは砂糖のとりすぎかも?)

 

 

 

 

 

糖尿病は要注意

とにかく気をつけるべきは糖尿病です。

 

横綱双羽黒は、糖尿病の悪化で、ほぼ失明状態、意識混濁で、死亡間際は娘を識別出来なかったと伝えられています。

 

 

血糖値コントロールには気をつけないといけません

 

 

★【超重要】営業を断るなら、理由を述べずに一直線に断ること

https://yukita-akira.com/wp-content/uploads/2019/08/01BK04002024.jpg

 

 

 

あなたは、プライベートの時間に何かの営業がやってきた場合、断るときに何と言ってますか?

 

「いりません」

「時間がないので」

「忙しいので」

 

簡単に引き下がる営業だと、話は早いのですが、なかなかしつこく食らいついてくる営業の人もたまにいます。

 

「なぜ、こんなにしつこいのだろう?」

 

と、思うこともあります。

 

それは、なぜかと言えば、契約がとれずに会社に帰ると、それはそれは人様には言えないような仕打ちが待っているからです。

 

なので、相手に嫌われるとか怒られるとかほとんど気にしていません。「その程度」で済むなら、会社に帰ったあとに「瀕死の重傷」を負うのと比べれば、これっぽっちも気にしていません。

 

電話営業なら何回も同じ人から掛かってきたり、家の前で呼び鈴を何回も押されたりとか、「もはや犯罪じゃねーの?」と思われる一歩手前のところまでやる人も実際にいます。

 

なぜここまでやるのかと言えば、先程言ったとおり会社に帰ったらひどい仕打ちが待っていることと、他の人に同じようなことを何回もやっているので、「捕まらないギリギリのライン」というのを知っているためです。

 

当然、ここまでやる営業相手には、普通の断り方ではなかなか諦めてくれません。

 

そこで、これくらいしつこいレベルの営業相手を断るための最善の方法は、「無表情、無感情、『いりません』のオウム返し」が最強の断り方になります。

 

何も考えず、何も思わず、ただただ「いりません」を繰り返します。

 

(いたって普通なのでは?)

と思うところですが、これを最後までやりきるのが難しいところになります。

 

最初の数回はこの通りできても、数回断っても諦めない営業に対して、ついつい余計なこと(怒ったり、断る理由をつけたりとか)をしたために、そのことについて突っ込まれるからです。

 

一番多いのが、断るときに「理由」をつけてしまうこと。

この理由が本当か嘘か、本音か建前か、は関係ありません。

 

なぜ、まずいのかというと「条件付きで断っている」と相手に取られるからです。

 

条件が合わないので断ってる

→ 条件が合えばOK

 

というふうに持っていかれてしまいます。

 

例えば

「忙しいから今時間ない」

と言ったとしても、

 

向こう側の理屈では

 

時間ない → だめ

時間あれば → OK

 

と、なってしまっています。

 

よくある例では「時間ない」と断っても、昼休みとか日曜日の夕方とかに再びやってきて「今なら時間ありますよね」と言われてしまいます。

もちろん口からついつい出た建前上の断りでも、こんな感じで突っ込んできます。

 

 

 

 

 

特に、ちょっと話を聞いてしまったために何かを買わされそうになってしまった場合

 

「お金ないので」

 

と言うと大丈夫、と思ってる人は要注意。

 

 

お金ないので買わない

→ お金あれば買う

 

または

→ ローン組んで支払えれば買う

 

というふうに持っていかれて、逃げられなくなります。

 

営業の側からすると、「断り文句」というのは、何百種類もあるわけではないので、「こう言ってきたらこう返す」というのがほぼ確立されています。経験値が違いすぎるので、素人の浅い考えではまず太刀打ちできないでしょう。

 

そのため、断り文句のなかに「条件付き」に出来る言葉、単語が出てくるように営業トークを展開していくので、その「スキ」を与えないように、「余計なことは何も言わない」というのがベストなわけです。

 

自分が不動産営業のときには、「『マイホームは持ちたいですよね?』と最初に言え」と教わりました。

 

本音でも建前でも「そりゃ持ちたい」という言葉を引き出してから、それに対してがんがん営業トークをしていくわけです。

 

「いやいらない」と言われても、

「家賃払ってますよね?家賃と同じ金額で持てれば持ちたいですよね?」

とか、

「宝くじ当たったら、まず家買おうって思いますよね?」

まで言うと、9割の人は「そこまでいけばマイホームは持ちたい」となります。

 

建前でもいいんです。「いま言っちゃいましたよね」となればそれでOKです。

 

 

営業トークの展開の仕方として、この言葉を引き出してさえいれば、その後断り文句が出てきても、「最初に『マイホームを持ちたい』とあなたが言ったから、ここまで話をしてきた」という理屈が成り立つわけです。

(あくまでも不動産会社側からの言い分)

 

自分のいた会社が特殊なのかどうか、他社のことを知らないのでなんとも言えませんが、

「建前で断ってるのに」

という言葉に対しては、

「私は不動産営業という人間の一生を左右する仕事をしている。あなたが家を持たないというのはいいとしても、自分の仕事に対して、もしからかっている、というのならそれはさすがに許すことはできない。あなたは私をからかってたんですか?」

という展開をしていました。

 

これは、会社のマニュアル的な営業トークではなく、自分が在籍していた当時いちばん営業成績のよかった人が使っていた、会話の展開の仕方になります。

 

この言い方をすると、一定割合の人が「そんなつもりはなかった。すいません」となって、こちらの話を素直に聞くようになり、実際に契約までいく確率があがっていました。

 

実際にその場にいて経験してみないと「ホンマかいな?」と思うところですが、営業される側にも、「この営業の人は他の人となんか違う」という感情が芽生えるようです。

 

先程も言いましたが、営業する側とされる側の経験値が違いすぎるので、これが成立してしまうんですね。

 

なので、断るときはとにかく余計なことを言わないことです。

無表情で、というのはこれも営業する側からのツッコミどころをなくすためです。

「なんで笑ってるんですか」

「こちらは一生懸命やってるのにふざけてるんですか?」

みたいに持っていかれるのを防ぐためです。

 

自分の経験上ではこれで大丈夫なはずですが、世の中には悪いことを考えるのが天才的な人がいるので、とにかく接点を持たないようにして、接点が出来てしまったら、とにかく1点ばりで断りましょう。

 

 

 

 

 

それと、物を買わされそうになったときに「お金がない」がそれほど断り方として強くない理由を、解説します。

 

このことについては、国民生活センターの注意喚起事項の例を引用します。

www.kokusen.go.jp

 

そうです。借金させるのです。

 

お金がない

→ じゃ借りてきましょう。

 

という持っていきかたです。

 

先程の通り「お金がないから買わない」は断っているようで、逆に「お金があれば買う」というふうに持っていかれてしまいます。

 

たびたび繰り返しになりますが、「余計なことを言わない」というのがわかっていただけると思います。

 

 

自分の客側の経験です。

 

ある日某エステの無料体験が当たって、のこのこ出かけていったのですが、案の定終わり際にかなり強引に契約を迫ってきました。

 

なんとかコースが何回で総額50万くらいだったような気がします。

やぐら「お金ないですね」

エステ嬢「ローン組めば大丈夫です」

やぐら「債務整理しててローンは無理ですね」

エステ嬢「(やや顔が引きつる)」

やぐら「それでもローンが組めるとかなら、そうとう怪しい金貸しですよね?」

エステ嬢「(さらに顔が引きつる)」

やぐら「あきらめないなら上の人出してくださいよ」

エステ嬢「わかりました。帰って結構です」

 

ということで、無事脱出してきました。

 

ちなみにこの会社はTVCMとかもやってて、とりあえずは乱暴なことはしてこないだろうという読みでしたが、聞いたことない会社なら危なかったかもしれません。

(もしそうなら最初から行かないと思う)

 

このエステは今も会社自体は存続していますが、うちの地元の支店は撤退してしまったので、長期のローンを組まされた人はどうしたんですかね。

(まともなら返金しているはず)

 

まあ、原則を言えば、「営業」って黙ってたら売れないモノなんですよね、結局。

 

自分が興味があるものなら、営業に乗ってもいいですが、そんなの良いものなら広告だけでかなり売れてるはずですけどね・・・

 

不動産にしても立地や価格、間取りが良ければ広告だけで売れるケースがいくらでもありますからね。

 

何回も繰り返しになりますが、必要ないと思ったものはきっぱりと、そして淡々と断っていきましょう。

 

今回は以上です。

 

では

 

 

 

 

男50歳にして職場で初めて「自分の行動を歓迎される」ことにびっくりする

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こんにちは、やぐらです。

 

ここ最近で「人生で初めてかもしれない」という出来事にあいました。

それは、「職場で歓迎される」ということです。自分のしたことが職場で歓迎されたのです。これは自分史上ほんとに記憶のないことです。

 

まず何をしたかと言えば、

「自分の勤務時間を少し長くした」

だけです。

 

もともと、今の職場は正直言うと雇用保険からみの、「気持ちとしては腰掛け程度」で就職しました。もちろん入社時の考え方というだけで、実際に働き出せば、ちゃんと業務は全うしているはず、と思っています。

 

正直、入社した直後の今の職場の印象はよくありませんでした

面接して、簡単な研修をして、現場に出されたときに「挨拶しましょう」と言われたはずなんですが、結構な人数が挨拶を返してきません。

 

(給料面からいくと、こんなもんかも・・・)

 

入社して2年半くらいですが、いまだにすぐ近くの現場の担当の人でも、自分に対して挨拶どころか一言も口を聞かない人、連絡事項を回してこない人、とにかく喧嘩腰の人、自分みたいなおっさんじゃなく若い人がいい、と堂々と言っているおばちゃんなど

まあ、人間の悪いところのオンパレードみたいな感じでしたね。

 

それでも、結構な年数を経験している業種なので、特に指示をされなければ、自分で勝手にやってもそれなりのレベルの仕事の結果は出せるので、とにかく黙々と仕事をすることに専念していました。

 

一番ひどい状況のときは、自分が入社して3ヶ月くらいしたときに、28歳の男子が入社してきましたが、とにかくびっくりするくらい職場の人間がフレンドリーなのです。

 

その男子がコミュニケーションをとるのが、うまいこともありますが、その男子が休みの日とか、となりの担当のおばちゃんから「今日○○君休み?あいつしかいないじゃない、つまんねー」という間接的な罵声は、幾度となく浴びてきました。

 

簡単にいうと、自分が学校を卒業してから、職場では、こんな扱いしかされたことがないので、ある意味「自然」なんですね、だから対処法も知っていますし、「腰掛け気分」というのが逆に気持ちを追い詰めなくていい方向にいっていたとおもいます。

 

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そして風向きが少し変わりだしたことがありました。

その28歳男子がちゃんと就職するために退職したのです。

当初は人数が減った分、ひとりひとりの負担が増えるのですが、個人的には1人で仕事するほうが好きなので、あまり気にしていませんでした。

 

しかし、どうも1人抜けた分全体の負担が増えたことに対処できない人が出だしたのです。

 

そして、自分の勤務時間から引き継ぎで出勤してくる人が、

「とにかく自分の担当のところが終わってない」

と、頻繁に愚痴るようになってきました。

 

個人的には「自分の能力フル回転」で仕事してもそれでも間に合わないのですから、「会社組織として何かが足りていない」としか思えません。

 

ただ、どうもここ最近数ヶ月前から、

「仕事を頼むなら、やぐらに」

という、空気を感じるようになってきました。

 

一般的な法則で言われることがありますが、

「仕事を頼むなら、忙しい人に頼んだほうが早く終わる」

のような状態です。

 

自分が誰かに物を頼むとしてもそうするでしょう。

 

自分としては、仕事そのものを嫌いなことがほとんどなくて、そこで働く人間の考え方がどうしても受け付けなくて、何度か転職してきたクズ人間ですので、

「ひとから期待されている」

という、感情になれないのです。

 

 

「期待されている」と「仕事を押し付けられている」は区別しないといけません。

 

特に今まで「仕事を押し付けられている」という経験が99%のため、誰かの依頼で仕事をしても気分がよくなったことなんかないのです。

わかりやすいのが、自分に仕事を頼んできた人の態度を見るとはっきりします。

 

1番ひどかったのは、24時間稼働の職場で他のメンツが飲み会に行きたいので、自分に一言も知らせずシフトを勝手に組んで、自分ひとりで7人分の仕事をやらされたこともありました。

(そのおかげで仕事が早くこなせるようにはなりましたが・・・)

 

しかも「1番」といいながら、別々の職場で何回もくらいましたからね・・・

 

ほんとに仕事したい人なら、自分に物を頼みつつ、さらにその人の担当の仕事をこなす、となるとおもうのですが 、自分に物をたのんで楽になった分をそのまま仕事しない、みたいな人しか見たことがありませんでした。

 

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今回、仕事の契約更新時に、今までの勤務時間から多少時間を増やすことにしたわけなのですが、あくまでも個人的な都合によるものです。

 

基本的には、ブログでなんとかしよう、と思っていますが、とても生活できるようなレベルではなく、とりあえずは、なにかしら収入を得ないといけません。

 

また、どうも少し生活環境を変えたほうがいいのでは?と思うようになり、そのあたりも含めての勤務時間変更としたわけです。

 

 

ただ、このことが自分の担当の人たちには「いい方の驚き」をもって受け止められていたようです。

 

今回の契約更新で最低時給が上がった関係で、パートのおばちゃんたちのほぼ全員の時給が上がりました。しかし、健康保険の関係で自分の担当のおばちゃんたちは、健康保険に加入義務のある年収106万円を超えないようなシフトにしたために、時給が上がった分勤務時間が減ることになってしまいました。

 

人員も募集していますが、まったく問い合わせもないくらい人気がないようなので、人が増える見込みがありません。

 

なので、実質的には人がへらされてしまったことになります。

 

そのことが前もって予測がついていたところに、予想外の「自分の勤務時間延長」があって、みんなよろこんでいた、ということになります。

 

複数のひとからも「やぐらさんなら大歓迎する」とまで言われてしまって、自分の辞書に「大歓迎される」という言葉がないので、どんな表情をすればいいのか、なんて返せばいいのか、ほんとに戸惑っております。

 

今までのパターンなら

「めんどくさいことはやぐらにやらそうぜ」

という空気でしたが、いまのところは感じません。

 

また、万が一自分がへそを曲げて「やっぱりやーめた」となるのを恐れているのかもしれません。

 

(あまりにひどい言われようのときに、何人かのおばちゃんと実際に喧嘩している)

 

 

とにかく、自分としては仕事は仕事でスタンスを変えずにやることをやるだけです。

 

そして、それこそ今の職場を辞めても生活できるような体制を早く作らないといけません。

 

これからまた気持ちを入れ直してがんばります。

 

また

「ブログは辞めないとそのうち成功する」

らしいので、こちらの方もその言葉を信じてひたすら書くことにしましょう。

 

今回はこんなところです。

 

では。

 

★郵便局は所詮そういう組織だったというだけのこと

こんにちは やぐらです。

 

今回はこちら

 

business.nikkei.com

 

かんぽ生命です。

 

なんか相当適当なことをしていたようです。

 

保険契約を二重にしたりとか、解約ができたりできなかったりいろいろのようです。

郵便局員が何をしてきたかについては、他のニュース記事を見ていただくとして、職員たちは、なぜこんなことをしたのか?というところをもう少し詳しくニュース記事になればいいのですが・・・・

 

ちょっと無理そうですかね。

 

かんぽに関してはうちのもうすぐ80歳になろうかという母親に対しても、電話で、店頭で、郵便物で、とにかく保険の書き換えを勧められていました。

 

うちの親はたまたま「頑固な人」でしたから、郵便局員に対しても「なんでそれが必要なの?自分はいらない」と突っぱねきっていたので、今回の騒動には、巻き込まれずにすみましたが、誘い方というか、とにかくいやらしいのです。

 

「前回来ていただいたときに身分証明書のコピーをとるのを忘れた」

 

そこで、郵便局に出向きコピーを提出すると、保険の書き換えを勧めてくるわけです。

 

「いらない」

といって断った数日後にまた電話がきます。

 

「前回、身分証明書の『裏』のコピーを取るのを忘れたのでもう一度来てほしい」

 

さすがにめんどくさい&うさんくさいので

「めんどくさいのでいかない」

「それと保険の書き換えはしないのでとにかくいらない」

と、再度きっぱり断ったそうです。

 

とりあえず、ここまで断固として拒否したせいもあって、「被害」は逃れましたが、ちょっと人がいいお年寄りなら、おそらく言われるがままに契約していたのでしょう。

 

business.nikkei.com

 

www.asahi.com

 

もはやどこかの「詐欺グループ」と呼ばれてもおかしくないくらいです。

 

 

 

 

なぜ、こういうことになるのか?

 

理由は、「ノルマ」です。

 

www.nhk.or.jp

 

www.kahoku.co.jp

 

直接かんぽの仕事はしたことがないので、正確には知りませんが、「『いんちき』してでも契約をとってこないといけない状況」というのは簡単に想像できます。

自分のいた某郵便局では、毎月かんぽの窓口営業成績のいい人が表彰されていましたが、毎回特定の人でした。

(商品はサランラップとかだった気がする)

 

その人の本当の実力なのか、いんちきなのかわかりませんけど、表彰されるくらい契約は取ってきていた、のは事実のようです。

「ノルマ」はクリアしていたんですかね。

 

で、営業する以上は「ノルマ」の設定そのものは否定しませんが、市場の規模というか、数値に設定に無理があるのかもしれません。

 

特に地方の更に田舎のほうにも郵便局はあるので、人口が少なくなると「新規開拓先」なんてものはほとんどなくて、村人の9割は顔見知りだったりもします。

 

そうなると今回のように「書き換え」が主流になるのは、当然の流れ。

ただ、いんちきがバレると都会ならまだしも、田舎のコミュニティから弾きだされそうな気もするのですが。

 

 

 

そして、もう一つ悩ましいのは、

「郵便局関連の商品にそれほど魅力がないこと」

です。

 

ぶっちゃけますが、

「誰が買うの」

という商品だらけです。

 

従業員がほしいと思わないのだから、第三者が欲しいなんて思うはずはないのです。

 

かんぽがもう少しまともだったら、「保険」も主力商品になりえたのでしょうけれど、ちょっと怪しくなりました。

そうなると、「ゆうちょ」しか無理そうです。

 

自分がいたのは郵便のほうですが、とても他人にすすめられる商品ではないです。

 

まず年賀状、そして暑中見舞い、たまに切手シートとか。

 

さらに「売ってこい」と言われているものは

・頒布会商品

年間で契約して、月1で送られてくるもの

人に勧められるものがないので、自腹で「花」を買っていました。

なので1年経つと「花だらけ」になります。

 

・お中元、お歳暮 

特に目新しいものはなく、デパートと大差なし。郵便局でしか扱っていません、というものも見当たらず。

ノルマは、自分が会社を辞めるころは、各人4個でした。

毎回、ゴディバもさすがに飽きる・・・

 

・その他スポット商品

「麺関係」

ゆうパックのサイズに合わせないといけないせいか、とにかく量が多いのが難点。

1箱にラーメンが8食とか入っています。

これを2箱とか。そんなに食えない・・・

 

「サンマ」

これも量が多い。1箱6尾とか。

 

あと「強制」ではなかったものには、バレンタイン、ホワイトデー時期のチョコ、お菓子関係、クリスマスのケーキ、ハロウィンのお菓子とか。

 

なぜ、郵便局がやるのかよくわからないし、特に力を入れて販売してるわけでもないので、どこか特定の会社の経営層になにかしらのメリットがあったのかも。

(ゆうパックの取り扱い個数を増やすため、という噂も。たしかにこのイベントごとをしないと、物量は2割くらい減る気がする)

 

 

 

 

また、よくいわれることですが、年賀状とかが売れなくなってきています。

理由は、メール、SNSの発達と個人情報保護のためです。

はがきは住所を知らないと出せないのですが、いま外部に「住所一覧」とか出すところはまずないので、年賀状とか出しようがないのです。

ひとりひとり住所を聞かないといけませんし、最近は「年賀状をもらうと返さないといけないので、出さないでもらいたい」という風潮があるらしいので、とにかく売りづらいのです。

 

 

それに加えて、なぜか従業員全員営業マンという前提になっています。建前上「自腹はやるな」となっていますけれど、「販売数のノルマは必達」とか、言ってくるので、自分なんかは他人にすすめるのはとんでもない罪悪感しかなかったです。

他人がいらないものを押し付けるほど、腹が座ってる人間ではないので、自分向けで買うことになる=自腹という構図になります。

 

 

従業員が先に買ってしまって、一般の客に回らないような商品とか扱えばいいと思うんですが。

(実は一部そういう商品がある。)

 

どうも郵政の偉い人たちは「商品に力がなくても、人の力で何でも売れる」と思っているのかもしれません。

言っておきますが、ほんとに売る力のある人は、もっと稼げる違う職場にいきますからね。

 

togetter.com

 

こんなことしてたらそりゃやる気とか出ませんわ。

ちなみに、年賀はがきをこれだけ売れるのなら、他のもの何でも売れますよ。もっと稼げる職場に行きましょう。

 

おそらくかんぽも「商品」としては、ずば抜けてすごいもの、という認識は職員間にはなくて、「もはや、いんちきしないと売れない自社商品」という位置づけなんですかね。

 

自社商品って、従業員の思い入れがないとやはり売れないので、そういう意味では郵便局はなにか革命的な新しいことをしないと、確実に沈んでいくはずです。 

 

最後になりますが、自分が郵便局にいたころは、自分が見てきた一般常識とあまりに違うので、「これおかしいんじゃないの?」とほぼ喧嘩腰の毎日でした、最終的には「自分の方がおかしい人」という扱いをされてさすがに見切りをつけました。

 

ひとりひとりはあまり悪く言いたくはありませんが、管理職のなかには、育ち盛りの子供がいて、住宅ローンとか払っていたりしますから、自分が定年するまで、会社がひっくり返っては困るわけです。

(たしかに、ちょっと会社に疑問はあるけどねえ。自分も生活があるから、まあそのへんは・・)

みたいなことを、こっそり言ってもらえば、自分もそこまで意固地になることもなかったのでしょうけれど、

「会社は正しい、お前がおかしい」

と全面対決の様相を見せられたら、やり合うしかありません。

(もし、給料が高かったら、会社に対して毎日『揉み手』をしていたはず)

 

ということで、いい会社で働いているということは、それだけで相当幸せなことです。

また、そうじゃない会社で生活のためになんとか頑張っているみなさまには、「ごくろうさんです」というしかありません。

 

みなさまの幸せを願いつつ、終了とします。

では。

 

 

 

 

 

取引先の女子を口説く方法

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こんにちは やぐらです。

 

 

今日職場の女子と雑談をしていましたら、

「業者の人が自分のプライベートを聞きたがってちょっとめんどくさい」

ということを言われました。

 

世間一般には

「口説いている」

という状態ではないかと推察されます。

 

なんでこんな固い言葉で書いているかと言うと、とにかくいろんな人がいるなあ、と感心しているからです。

(理由になっていない気がするが)

 

いちおう聞いた限りでは、その業者の男子は

「よくお菓子をくれる」

「自分は、直接その業者の商品の担当ではないけれど、なぜか私のところに来る」

そして、

「プライベートのことを聞いてくるようになった」

そうです。

 

自分の経験上では、業者の人が取引先の女子とくっつくのはよく聞く話なので、それ自体はめずらしいとは思わないのです。

 

ただ、社会人として色んな人を見てきた限りでは、

リスク管理をどうすんの?」

というのは気になるところです。

 

一番めんどくさくなるケースは、会社単位で

「おたくの会社の○○さんが、うちの女子社員にちょっかい出してくるみたいだけど、やめてもらえますぅ?」

みたいなことに発展することです。

 

自分は実際にこうなったケースを知ってるので、そう思うのですが、実際には会社単位でのトラブルまではなかなかいかないようです。

 

「『新婚さんいらっしゃい』とかで、『どこで知り合った?』ってなると『取引先で』ていうの実際よく聞くでしょ?」

 

これには会社の女子も、

「そう思う」

とは言うものの、

「『実際、特に関心のない男子から何かと言い寄られる』というのは、気分はよくない」

とのこと。

 

まあ、そうなりますよね。

 

その女子は、会社の従業員の構成上ちょっと目立つ感じなので、

(1人だけ年齢層が違う)

目をつけられやすい、というのはあるかもしれません。

実際、他の業者からもアプローチ的なことは受けているようです。

(個人的推測)

 

まあ、男なのでお気に入りの女子がいたら、アプローチをかけること自体はいいと思います。

 

問題はそのやり方です。

 

まず、取引先全員にあいさつしましょう。

自分のお気に入りの人だけにあいさつして、その他には知らんぷり、では相手先に敵を作るだけです。

 

そのことで、そのお気に入りの女性の立場が悪くなるようになってはいけません。

(自分は挨拶されないことはいくらでもある)

 

あと、女子の情報伝達はとても早いので、もしほかの店でそういうことをしていても、すぐ違う店に情報は回ってきます。

 

会社のエリア全体の集まりとかがあると、そこから帰ってきたチーフとか店長などから、

「あの業者のあの人には気をつけろ、って言ってたよ」

となっています。

 

特にある程度、店・会社の営業歴が長いと、そこで働く人達もベテラン女子なんかですので、うわさ話はスグにまわるようです。

(自分は、ベテラン女子とあまり絡まないので、ほとんど何もしりませんけど)

 

こういう事情があるので、取引先の女子を口説くとしても、その女子にその気がない場合どうしても長期戦になりがちです。

そのため少ない接触機会を逃さないように、ぐいぐいくる男子も多いのですが、あまりに自分を押してくると、ほとんどの女子は引いてしまいますので、そのへんは考慮しましょう。

 

個人的には

「取引先の女子」

というのは、ハードルがとても高いように感じるので、もっと簡単に接触できる女子に声をかけたほうが良いような気もしますけれど・・・

 

その男子が

「どうしてもその女子」

というなら個人の自由ですが、どうなんですかね~

 

男なのでがんばってもらいたいところですが、関係ないところに迷惑がかかりそうなら、ちょっと考えましょうね。

 

ということで、特になんのことはない日常のお話でした。

 

以上です。

 

では。

 

 

 

 

 

★「つらい事があっても友達に話さない」って常識じゃないの?

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こんにちは やぐらです。

今回はこちら

「友達と何の話するの?」

です。

 

個人的なことですが、そこそこ長い人生のうち、友達関係というのは長くても2年くらいしか続いたことがないです。中学校から数えましたらだいたいそうなります。中学、高校のパターンとして、1年生でのクラスが2年生に上がるときにクラス替えして、3年生も同じクラスだとすると、約2年になります。

 

なぜ、2年で途切れるかといえば、環境が変わってから再会すると、相手からの自分の扱いが極端に変わってるからです。

(あくまでも主観的な話)

わかりやすく言うと、例えば、小学校5,6年生のとき同じクラスでかなりの時間いっしょに遊んでいた「友達」がいるとします。

中学校はそれぞれ違うところに行き、その間は特に交流はなく、高校生でまた同じ学校になったとします。高校1年生の新学期から少し時間がたって、廊下なんかで久しぶりに会ったとしましょう。

 

やぐら「おー、久しぶり」

友達「おー、で何?」

やぐら「(えっ?)」

 

いきなり目の前で、開いていたシャッターを全力で閉められてしまいました。

 

やぐら「元気?」

友達「まあまあまあ」

友達の友達(自分の知らない人)「おー、久しぶり」

友達「おー、変わってないね」

やぐら「(なんだこの差は?)」

 

こんな感じですね。これは12~13歳頃の話ですが、その後約30年間人間関係はこんな調子ですね。一度、関係が離れてしまうと、それで終了です。しばらくぶりに会ったとしても

「いやーあのときはこんなだったね」

なんて話にはなったことがありません。

 

どうも

「やぐら?そんなやついたっけ?」

みたいな扱いをされるのがほとんどです。

(被害妄想ではないと信じたい)

 

 

 

 

 

特にお互いの環境が正反対になったときは、このズレが大きくなるような気がします。

高校のとき、東京の大学に受験のため一緒の宿に泊まったことがある人にしても、高校卒業して2年後に会ったとき、ものすごいよそよそしかった印象があります。

 

自分は働いていて、相手は大学生でしたが、彼の言った

「なんでそんなに一生懸命働いているの?」

というセリフは、一生忘れることはないでしょう。

 

このことを、地元で高校卒業してすぐ就職した別のやつに言ったら、

「たしかに、俺が会ったときもそんな感じだったよ。なんか働いていることをナメてるような気がした」

ということを言われました。

 

そのときは、環境が変われば考え方が変わるのはしょうがないにせよ、自分と違う立場の人間を否定するような態度に、とてもがっかりした思い出があります。

(これは自分の側にも言えることかもしれない)

 

大げさなことをいえば、高校生という多感な時期に、人生とか将来とか大学とか恋愛とか結構いろんなことを話してきたつもりでも、環境が変わると同じ環境の身近な知り合いが優先されるのは、しょうがないことではあります。

 

ただ、友達って何年離れていても、顔を見た瞬間に時間が巻き戻ってしまうのかと思っていましたが、社会人を経験していくにつれ、

(自分の思い込みが激しいのかも)

と思うようになっていきました。

 

こんな話を色んな人に聞いてみましたが

「やぐらって意外と純情なんだね」

と言われたのが一番びっくりしました。

 

みんなうまく立ち回ってるんですかね。

 

自分がこの辺をうまくできないのは、

「なにかと顔に出るから」

です。

 

他人に言わせると

「何考えてるか顔を見れば一発でわかる」

らしいです。

 

ある後輩からは

「やぐらさんは、話しかけていいときと、話しかけちゃいけないときがわかりやすい」

と言われたこともありましたね。

 

社会人になってからは、

「なんでそんな納得してない顔すんだよ」

「なんか文句あんのか?」

と、何度も言われました。

 

自分はどんな顔してるんですかね。

 

そんなことがありまして、今回のタイトル

「つらい事があっても友達に話さない」って常識じゃないの?

ということになります。

 

これは2段階のポイントがあります。

  • つらいことを友達に話すか?
  • 話している相手は友達なのか?

 

社会人なりたての頃は、会社の同僚とかに、質問とか意見交換とか相談とかをわりと多めにしていたほうだと思います。

 

25才のときにいた会社での出来事は、最悪でした。

ある先輩に

「なにか言いたいことあるなら、なんでも言えよ」

と言われたので、本当になんでも言ったら

「別にお前の話なんか聞きたくないんだよね」

と言われてしまいました。

 

これを同期のやつに言うと

「まあ、そう気にすんな」

と、なだめられましたが、『やぐらがこういうことを言っていた』というのが先輩上司に筒抜けになっていたことに気づき、以後自分の身の上話をすることは、その会社では一切封印することにしました。

 

まあ、この会社については、環境が悪かったということにしておきましょう。

 

また、その当時その会社に行く前に働いていたところで、かなりプライベートでも仲良く遊んでいたやつに話をしても、

「いやー別にそういう話は聞きたくない」

と言われたことにもショックを受けました。

 

(実は、自分は相当嫌われていたのかもしれない)

という風になり、それ以降は特に「友達」を作ることもせず、人間関係を深くする、ということを避けて生きることにしました。

 

友達に話すか?いうよりも

「友達って何だ?」

と、いうことのほうが問題としては大きいように思います。

 

そう考えますと今は、ブログとかSNSが発達していて、ほんとに救われている気がします。つらいことを吐き出すだけなら、直接人に言うよりは、はるかにハードルが低くなってますからね。

 

 

 

 

 

 

 

個人的には、

「つらい事があっても友達に話さない」

というのは、マイナスではなく「ゼロ」と考えます。

これは悪いことではなく「普通」と思いましょう。

 

これに対して

「つらいことを話せる友達がいる」

というのは、「ものすごいプラス」と思います。

そういう友達がいなくても構わないけれど、いたらいたでもちろんいいことではあります。

 

また、逆の立場で考えたときに

「自分はつらいことがあった人から気軽に話しかけてもらえるか?」

ということも考えておきましょう。

 

個人的には、そういう風に話しかけられたら、ちゃっと聞く用意はあるつもりです。

この手の話を聞いてもらえる人、という評価をされている、というのは悪いことではありませんからね。

 

当然、相手の要望によって聞き方は変わりますが、

「一度ちゃんと受け止めますよ」

という姿勢はあるつもりですけど。

 

(ただ、実際には『あまり話しかけるなよ』というオーラを感じる、とか言われる)

 

 ちょっとだけでも

「相手の立場とか考え方」

を、理解しようとすることはやはり必要なことのように思います。

 

自分の意見、考え方を持ちつつも、相手のことも考えられる、という人間になれるように頑張りたいと思います。

 

では。