とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

ママと赤ちゃんとカニの大事なお話

こんにちは やぐらです。

 

この回は 「ママと赤ちゃんとカニのお話」 です。

カニを食べることによる ママと赤ちゃんに与える影響を

考えてみましょう

 

 

妊娠中

食べるときに気をつけること

注意:食中毒

カニを食べるときは、必ずしっかりと火を通すこと。

食中毒の原因菌のほとんどは

通常であれば、多少摂取してしまったとしても、

人間の免疫力で対処できます。

 

しかし妊娠中は、通常より免疫力が低下しているので、

細菌感染を起こす可能性があります。

 

最悪の場合は早産、流産の原因になりかねません。

 

ですが

刺身、しゃぶしゃぶは控える、

しっかりと火を通す

ことで、対策できます。

 

注意:カニ味噌

カニは基本的に海底にいるので、

そこで、えさとしているものの中から

毒になりそうなものも摂取している、

と言われています。

 

その中にカドミウムがあります。

カドミウムを大量に摂取すると、

カドミウム中毒になる可能性があります。

 

症状としては、 悪寒、発熱、筋肉痛など、

風に似た症状がでます。

 

ですが、 可能性としては、

気にするレベルではないようです。

 

ヤフー知恵袋などの回答として、

カニ味噌を食べることを

心配した人の質問に対するもののほとんどが、

「知らないで食べちゃったけど、母子共にいたって健康」

というものです。

 

ただし、 万が一ということもあるので、

念のため、妊娠中はカニ味噌は我慢して

出産後のお楽しみとしておきましょう。

 

注意:アレルギー

「妊娠中にカニを食べてはいけない」 という説を聞きます。

赤ちゃんが甲殻類アレルギーになってしまうから と、

信じられているようです。

ですが、

この説は、厚生労働省が「根拠なし」

としているので、心配はいりません。

 

 

注意:食べる量(取りすぎ)

カニを食べること自体は、特別問題ないですが、

カニを大量に食べる、

といったバランスの悪い食べ方はよくありません。

 

取り過ぎのリスクとしては、

プリン体、塩分、水銀、などです。

 

プリン体の1日の摂取量の上限:400mgです。

カニに含まれるプリン体の量は、

ズワイガニ:136.4mg/100g

タラバガニ:99.6mg/100g

正月などは気をつけましょう。

 

通風の発症リスクが高まります。

塩分水銀ですが、

こちらも食べすぎでなければ、

特に気にしなくてもいいです。

 

授乳中

カニを食べたことによる 母乳への影響を考えてみます。

 

俗説ですが、

「カニを食べると母乳が詰まる」

というのがあります。

 

「母乳が詰まる」 という症状は、

実際に起こることもありますが、

原因は、脂肪分と糖分だといわれています。

 

カニは脂肪分も糖分もそれほど多くないので、

食生活全体のバランスに気をつけていれば、

心配はありません。

 

次に赤ちゃんへの影響です。

赤ちゃんは生まれた時点で

何らかのアレルギーを持っている確率は ゼロではないです。

さきほど

「赤ちゃんのアレルギーは

 妊娠中の食生活が原因ではない」

としましたが

アレルギーは遺伝の要素が大きいとされています。

 

しかし、

アレルギーの出方は、

親子、兄弟、 アレルギー持ちでも種類の違いなどがあり、

「アレルギー体質」が遺伝するのであって

「特定のアレルギー」が、遺伝するのではないようです。

 

なので

カニを食べたママの母乳から

赤ちゃんが甲殻類アレルギーになる可能性も

ゼロではありません。

(ママの母乳が原因ということではないです)

 

小児科や皮膚科でパッチテストをしてくれるので

早めの受診をお勧めします。

 

カニアレルギーの症状は 代表的なものは

「じんましん」です。

 

授乳後2時間以内にじんましんが出たら、

一応、甲殻類の摂取をやめて、 お医者さんへいきましょう。

 

 

離乳食

初期  ×

中期  ×

後期  ×

完了期 △

 

文献によっては、

1歳6ヶ月ころからOK

と書いてあるものもありますが、

 

アレルギーのことも考えると

3歳ころから、 というのが定説のようです。

 

以上です。

 

心配な要素もなくはないですが

たまにはパパと おいしいものでも食べましょう

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