とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

誰も傷つきたくはないのです。:その2

A

こんにちは やぐらです。

今回は 「防衛機制」 その2、です。

 

おさらいしますと 「防衛機制」とは

不安、葛藤、フラストレーションなど、

自分の心が傷つきそうになったときに

その不安などを、解消、軽減して

心の安定を図ろうと、

自動的に(無意識に)働く 心の動きのことです。

 

まず、スタートは 「1.抑圧」 です

 

不安、葛藤、フラストレーションなど、

自分の心が傷つきそうになったときに、

そのことを忘れようと

無意識の下に置こうとする心の動きです。

 

ただ、この感情は

消えてなくなったわけではないので

何かのときに、

意識、思考、行動に出ようとします。

 

この出ようとしたとき、 ごまかすために

以下の「防衛機制」が 働くことになります。

 

2 同一化

自分の尊敬する人や理想とする人の

振舞いや特徴を真似て

欲求を満たそうとすること

 

カッコイイと思う人のマネをすることで、

自分はカッコ悪いのではないかという

不安を取り除いたり、

自身の劣等感やコンプレックスを

抑圧しようとします。

 

ただし、

スポーツや学問、技術的なことは

上手な人の真似をして成長していくので、

いい部分もあります。

 

3 投射(投影)

自分の中にある

受け入れたくない不都合な感情や衝動を、

他人のものだと思い込むこと。

 

人間は他人にはなれないので、

相手の感情を

自分の感情を基準にして理解しようとします。

 

他人に感じる一方的な嫌悪感は、

自分の一部分に対する嫌悪であることが

ほとんどです。

 

4 退行

以前の発達段階に戻ることにより、

愛情や注目を求めたり、

欲求を満たそうとすること

 

5 反動形成

無意識の中に抑圧されている強い感情や衝動が、

正反対の傾向となって行動などにあらわれること。

 

強い憎しみを抱く相手に対して、

好意的に愛想よく振る舞ったりする。

 

子供のころいた、

好きな女の子をいじめる男の子

というのが、わかりやすいでしょう。

 

大人になってからは、

「親を憎んでいるのに、親孝行する」

「子が嫌いなのに、溺愛する」

という例もあります。

 

これは、

本心とは 反対の行動を取り続けるので、

精神に追い詰められたり、

反動で感情が爆発したりする

可能性もあります。

 

以下は 次回以降で。

 

6 置換(転換) 7 攻撃 8 昇華 9 分離(解離) 10 逃避

11 合理化 12 補償 13 摂取 14 転移 15 知性化

 

防衛機制」 は、

人間の本能的なことなので、

こういう反応をするのは、

ある意味仕方がないのですが、

 

その元になっている 原因の対処をしないと、

一時的だったものが

そのまま固定化されて

その人の性格になってしまう こともあります。

 

人間いろんな人がいますが

そういう元になっていることが あるのかも?

と、思うようにしましょう。

 

嫌いになりそうな人でも

見方を変えれば、

印象も変わってくるはずです。

 

 

今回も 最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

もし、

相談したい、聞いてほしい話がある

なんか愚痴りたい という方は、

遠慮なくこちらへ書いてください。