自分の脳みそをしぼり出してみると、何かが出てくる・・・かも？
こんにちは やぐらです。
ここ最近、
アイデアとか発想力とか、必要とされるときがありまして、
自分の頭を「うーん」といいながらひねり出しております。
もともと自由な発想というのが苦手で、
考え出すと何も浮かばなくなってしまいます。
（発想の範囲を無限にすることが原因らしい）
しりとりとか連想ゲームとかも苦手なんですね。
「自力で発想は無理」ということで
人様の知恵を借りることにしました。
発想法をいろいろ調べましたら
よさそうなものが見つかりました。
それが
「ブレインダンプ」
です。
「ブレイン」＝頭、頭脳
「ダンプ」＝中身を空にする、投げ出す
という意味です。
やり方自体はとっても簡単。
紙とペンを用意し、テーマを決めて、
思いつく言葉、単語、フレーズ、過去の記憶、出来事
テーマと直接関係があってもなくても、思いついたものをひたすら書いていきます。
重要なのはとにかく数を出すこと。
ブレインダンプのやり方を説明してくれる人によって違いますが、
最低でも１００個、
やれるなら１０００個、出せ！
と叱咤激励してくれる方もいます。。
作業時間は長いと
「時間ぎりぎりまで脳がさぼろうとする」
らしいので５分くらいにします。
短距離走を全力で走る感じで脳を働かせましょう。
これをやりきったあとに、
「脳がくたくたになった感じがする」
「もう何も考えられない」
という感覚になります。
（自分の場合くたくたになりましたが、まだちょっと感覚としては違うかも）
この状態からなんとかさらに考えようとすると
「いままで思いつかなかったようなアイデアが浮かぶ」
「ごちゃごちゃになっていた思考の整理がつく」
ようになります。
では、ブレインダンプの実際のやり方です。
白紙の紙（大きいほうがいい、とされていますが、Ｂ５のノートでもいいです。）
ペン（ボールペン、慣れてきたら蛍光ペン数色）
用意するものはこれだけ
紙にテーマを書きます。
例として「自分が欲しいもの」とします。
この後は、ただひたすら「自分が欲しいもの」を書いていくだけです。
最低１００個書きましょう。
「これはテーマか外れるんじゃないか？」
と、思っても、思いついたままを書きましょう。
自分もこの通り
「自分の欲しいもの」
を、やってみましたが・・・
これが、なかなか出てこない・・・
２０個くらいまでは出ますが、そこからが大変
あんまり出てこないと
「あれ、自分は意外と物欲がないのかも？」
とか、雑念が出始めて進まなくなってしまいました。
（ちなみにこんなときは
「自分は意外と物欲がないのかも？と思った
と書いておきましょう）
現在の自分だと思い浮かばなかったので
過去にさかのぼって
自分の保育園のころとか、小学校のころとかに欲しかったもの
社会人になりたてのころに欲しかったもの・・・
「欲しいもの」を少し変えて
「食べたいもの」
「飲みたいもの」
「行きたいところ」
「読みたい本」
「身に着けたいスキル」
・・・
これで、なんとか１００個くらいになりました。
疲労感はありましたが、
「脳がくたくた」
というのとはちがう感じもしています。
ただ、厳密に
「こうでないといけない」
というものはないので、
テーマと浮かんできたものの
関連ある、ないは気にしないようにしましょう。
ブレインダンプという言葉を知る前から、
「欲しいものは紙に書くだけで手に入るようになる」
「なりたいことは紙に書くだけでなれるようになる」
ということは何かの本で読んだことがありました。
正直
（書くだけじゃ無理じゃね？）
と思っておりました。
ブレインダンプは
「紙に書くことで、無意識を視覚化して意識に植えつける」
ことが、第一の目標です。
欲しいものが書けたら、次に
「その欲しいものはどうすれば手に入るか」
これを思いつくままに１００個以上書いていきます。
実現の可能性や「これは無理だろう」というものでもとにかく書いていきます。
そうするとこの中に、ひとつの方法では無理そうでも
（方法①）×（方法②）+（方法③）＝これでできるかも
という発想が生まれたりします
これがブレインダンプの効果です。
すると、それを意識した行動を取れるようになり
（行動の予定、todoリストなどを書き出すとさらに良い）
「欲しいものが手に入る」
「なりたいものになれる」
ということです。
また、テーマを自分に向けて
「欲しいもの」
「やりたいこと」
「やりたくないこと」
これをひたすらやっていくと
「自分が何を考えているか」
「自分はどんな人間なのか」
「自分の欲しいものになにか傾向があるか」
というものが見えきます。
一度お試しくださいませ。
では。
