「私は彼に愛されてる」という思い込みは病気の始まり!?
こんにちは やぐらです。
最近、インターネットやら雑誌やらで聞き慣れない言葉がありました。
それは
「クレランボー」
という言葉です。
「これはなんだろう?」
と思いましたら、心理、精神関連の用語で、語源はとある症状を研究した精神科医の名前なんだそうです。
とある症状というのは、
日本語で「妄想性障害」と言われています。
英語では「エロトマニア」(Erotomania)、
この症状の別名を「クレランボー症候群」というそうです。
で、「妄想性障害」というのは、簡単にいうと
「私は彼に愛されてる」と ”狂信的に” 思い込む状態
のようです。
”狂信的に”
というのがポイント
ざっくりいうと
「ストーカー行為を行う人の考え方」
というとイメージしやすいでしょう。
ちなみにこの症状と見られる患者さんは、7割が40代の女性、
という文献も見られます。
そしてこの「妄想性障害」の特徴としましては、
とにかく思い込みがすごいので、相手からの拒絶反応も本気で言っているのが理解できず、すべて「プラスの発想」をしてしまうのです。
「断られたけれど、今日はたまたま機嫌が悪いようだ」
「本人はOKだけれど、誰かに断れと吹き込まれているのかもしれない」
「好きだからこそ意地悪をして嫌いな態度を取るのだ」
「自分の愛情がどれだけ強いのか相手は試している」
「だから、明日またあいさつしてみよう」
・・・
女性が好意のない男性から付きまとわれると、ただの恐怖でしかないと思います。
自分は一応男ですが、女性から付きまとわれたとしても、やっぱり怖いですねえ。
背後にいたりするとさすがにビビりますよ・・・
この「クレランボー症候群」は、医学的には治療が難しいそうです。
妄想を抱く人の考え方を訂正するのは大変みたいですよ。
自分の身の回りにこういう症状の人がいらっしゃいましたら、気をつけてください、としか言いようがないですからね。
ところで、あなたの彼・夫から「私は愛されている」と思い込むのは、いちおう正常の範囲内のようです。
ただ、ほんとにそうなのかは自分は保証できませんが・・・
気になる方は直接聞いてみるのもいいでしょう
では。