とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

【投資実践日記】ROUND 3:対「7605 フジコーポレーション」戦

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結果報告

 
今回の結果です。

収支:

「買い」:@2220.0円 (手数料加算後)

「売り」:@2239.6円 (手数料控除後)

+@19.6円 +0.88%

 

ということで、とりあえずプラスとなりました。

この株を買った理由

 
決算前に「買い」、決算後に「売る」という戦略が当てはまりそうか、チェックしてみます。
  • 過去2期分の業績
  • 決算と株価の動きのパターン
  • 株価の予想
  • 取得時期の判断

過去2期分の業績

 
まずは、ファンダメンタル分析の基本的なところです
業績予想と各期の進捗率
前四半期の年間業績予想: 
2018 年 10 月期 

( 2017/11/1 ~ 2018/10/31 )

売上高        :  31,500 (百万円)

営業利益       :  2,320 (百万円)

経常利益       :  2,401 (百万円)

1株当たり当期純利益 :  158.69 (円)

配当予想       :  35.00 (円)

 

四半期業績 (進捗率%)

(1期前)

2018 年 10 月期  (通期)決算

( 2017/11/1 ~ 2018/10/31 )

基準進捗率 100 %

売上高  :  32,812 (百万円)  104.2 % (f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain

営業利益 :  2,801 (百万円)  120.7 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain

経常利益 :  2,865 (百万円)  119.3 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain

1株当たり四半期純利益 : 194.26 (円) 122.4 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain

 

(2期前)

2018 年 10 月期  第 3 四半期 決算

( 2017/11/1 ~ 2018/7/31 )

基準進捗率 75 %

売上高  :  25,707 (百万円)  81.6 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain )

営業利益 :  2,361 (百万円)  101.8 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain )

経常利益 :  2,412 (百万円)  100.5 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain )

1株当たり四半期純利益 : 159.27 (円) 100.4 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain )

 
前四半期は通期の決算でしたが、1期前、2期前とも通期の業績予想に対して進捗率は順調に達成していまして、営業的にも、当期純利益的にも業績は好調といえます。

当期の業績

 
これを受けまして当期の業績です。
当四半期の年間業績予想: 
2019 年 10 月期 

( 2018/11/1 ~ 2019/10/31 )

売上高        :  33,500 (百万円)

営業利益       :  2,835 (百万円)

経常利益       :  2,950 (百万円)

1株当たり当期純利益 :  195.91 (円)

 

配当予想       :  35.00 (円)

 

当四半期業績 (進捗率%)

2019 年 10 月期  第 1 四半期 決算

( 2018/11/1 ~ 2019/1/31 )

基準進捗率 25 %

売上高  :  13,086 (百万円)  39.1 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain )

営業利益 :  1,972 (百万円)  69.6 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain )

経常利益 :  2,012 (百万円)  68.2 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain )

1株当たり四半期純利益 : 134.77 (円) 68.8 % ( f:id:gogojuggler1969:20190307145908p:plain )

 
当四半期は年度が変わりまして、年間の業績予想の金額が増額されていますが、それに対しても基準進捗率が25%のところを大幅に超えています。

決算と株価の動きのパターンと株価の予想

株価の動きです。

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(1期前:中央の矢印)

決算発表日 :  2018/12/14

決算発表日終値 :  1,968.0 (円)

 

(決算発表日終値との比較)

決算発表日翌日始値 :  2,019.0 (円)

+ 51.0 (円) + 2.59 (%)

決算発表日翌日終値 :  2,085.0 (円)

+ 117.0 (円) + 5.94 (%)

 

(決算発表日終値との比較)

決算発表日翌々日始値 :  2,084.0 (円)

+ 116.0 (円) + 5.89 (%)

決算発表日翌々日終値 :  2,025.0 (円)

+ 57.0 (円) + 2.89 (%)

 

(2期前:左の矢印)

決算発表日 :  2018/9/5

決算発表日終値 :  2,601.0 (円)

 

(決算発表日終値との比較)

決算発表日翌日始値 :  2,455.0 (円)

△ 146.0 (円) △ 5.61 (%)

決算発表日翌日終値 :  2,517.0 (円)

△ 84.0 (円) △ 3.22 (%)

 

(決算発表日終値との比較)

決算発表日翌々日始値 :  2,473.0 (円)

△ 128.0 (円) △ 4.92 (%)

決算発表日翌々日終値 :  2,438.0 (円)

△ 163.0 (円) △ 6.26 (%)

 
日足チャートを見る限りでは、株価の動きは業績と直接的に連動しているとは言えません。
業績が好調なので「利益分は株価に織り込み済み」という見方もありますが、週足で見ますとこうなります。

 

 

 

 

 

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決算の結果を含めて考えますと、決算日前のトレンドは
 
2期前(左の矢印) :揉み合いからやや下落中
1期前(中央の矢印):株価は下がりつつも、高値がやや伸びる
今期 (右の矢印) :上昇気配
 
となっています。

 

 

 

 

 

 

取得時期の判断

 
今回は、決算前に株価が急激に上がることもなかったので(基準をどこにするかで多少見方は変わりますが・・・)決算は好調を予想しつつも、ここ1年間株価が1日単位では大きく動くことはなかったので、決算後の株価もそれほど上がらないだろう、という予測になりました。
トレンドを信用しつつ、「なんとか3%くらい株価が上がらないものか・・」という、やや消極的な取得理由となりました。 

今回の決算発表日翌日の株価

決算発表後の株価

決算発表日 :  2019/3/5

決算発表日終値 :  2,284.0 (円)

 

(決算発表日終値との比較)

決算発表日翌日始値 :  2,308.0 (円)

+ 24.0 (円) + 1.05 (%)

決算発表日翌日終値 :  2,248.0 (円)

△ 36.0 (円) △ 1.57 (%)

 
終値ベースだと前日よりマイナスとなりました。
単元未満株の決まりで、午前か午後の始値でしか売買が出来ないので、今回は午後の始値で売却しまして、とりあえずはプラスの収益となりました。
 
再度収支をあげますと
「買い」@2220円  (手数料含む)
「売り」@2239.6円(手数料控除後)
 
という結果でして株価があまり上がらない予想をしていましたが、「業績が良くても株価が下がる」というパターンになりました。
結果的にマイナスにはならなかったものの、株価の動きの予想としてはもっと「お勉強」が必要なところです。

まとめ

今回は収支としてはマイナスにならなかったものの、銘柄選びの精度をもう少しあげないといけません。

取引には、「売り」「買い」と、さらにもう一つ「何もしない」の3種類がある、と誰かが言っていたのを思い出しました。

 

リスクをどの程度取れるのか?ということとの兼ね合いが難しいところです。

 

また、決算日の何日前に買うのか?というところも検討が必要です。

「たられば」ですが、今回の場合、決算1週間前に買っておけば、もう少しプラスの収益になるはずです。 しかし、その判断は簡単ではないわけです。

 

前回「3930 はてな」のときは

gogojuggler1969.hatenablog.com

 10日間近く前に買って高値を掴み、業績がいいのに決算発表後に株価が急落するということになってしまいましたので(それ以前に株価が上がりすぎた?)、今回は直前の「買い」としてみましたが、結果的には取りうるベストな選択とは言えないものとなりました。

色んなパターンを勉強して次に備えたいと思います。

 

では、また。

はてな(3930)で盛大に『爆死』したお話

こんにちは、やぐらです。

今回は、株式投資2戦目、対「はてな(3930)」戦です。

 

勝手な判断から、今回は恥をさらしつつ次回へのお勉強ということで、やはり「はてな(3930)」のことは、「はてなブログ」に残しておくべき、ということになりました。

ちなみに(3930)は「はてな」についている「銘柄コード」というやつでして、単に「3930」と入力して検索すると「はてな」の株関連の情報が出てくるはずです。

 

では、どうぞ。

 

 

 

テクニカル分析の勉強は、まだ難しい

前回、いよいよスタートした「1万円株式投資」ですが、1回目の売買は「113円」とはいえ、どうにかプラスの収益を出しました。

自分の考えているスタイルでほぼ予想通りの動きとなりました。ただ、日付を勘違いするという凡ミスがあり、結果論からいけば、もう少し収益を上積みできたところですが、時間はもとに戻らないので、これを次の投資に生かさないといけません。

投資スタイルですが、「チャートを見ながらいろんな指標でテクニカル分析しつつ売買をする」というのは、現状では無理。 いまのところ、チャートの意味やテクニカル分析のやり方や、なぜそういう分析をするのか?ということは、なんとなく理解はしました。

ただ、「知識をつける」と「実践に活かせる」は、やはり別の話でして、例えば、単純移動平均線にしても、日数が「5,25、75」というのが多いのですけれど、先日読んだ本は「5、20、60」となっておりました。単純移動平均線の場合、日数をいくつにするかで、チャートの見え方が変わるので、「この銘柄のこのパターンの場合は、日数は◯◯日がベスト」と言われても、正直理解できないのであります。

これに関係して、ゴールデンクロスデッドクロスなんかも日数を何日にするかでタイミングが微妙に変わりますしね・・・ ということで、テクニカル分析は勉強しつつも、実践で使うのは、しばらく先かも。

資金はやはり多ければ多いほうがいい

もともと1万円から始めているので、まだまだ買える銘柄が限られています。現状株価100円未満の銘柄は買えますが、出来高がなさすぎて動きが悪く、「塩漬け株」になってしまうと、動けなくなってしまうので俗に言う「低位株」も短期売買だとちょっと手を出しにくい。

かといって、それなりの株価の銘柄は単元未満株でしか買えず、これは売買のタイミングが決まっているので、(前場後場始値のみ。注文の時間によって決められている)「板」を見ながら、売ったり買ったり出来ません。 最低でも半日先の株価を読まないといけないわけです。(注文の最短のサイクルは、朝10:30までの注文で当日午後の始値の成行注文) いろいろな制約の中、売買に2~3日の時間がかかることを前提に、株式投資のスタイルを考えてみました。

株で収益を上げるためには、「値上がり前に買い、値上がり後に売る」ということです。 自由に売買ができるなら決算の内容を見てから、業績のいい会社の株を買い板を見ながらタイミングよく売る、というのが理想でしょう。朝8:00の板を見るとその日午前の展開がなんとなく見えるはずです。

それで売るタイミングを考えていけば、予定よりも株価が上がらなかったとしても傷が浅いうちに売却することも可能なはずです。

ではどうするか?

1ヶ月間その日の値上がり率ランキング上位の銘柄を調べ、その理由を探ったところ「決算の業績がいい」銘柄が株価上昇の傾向があるのかも?ということになりました。

そのため決算発表翌日の株価の動きをいくつか自分なりに分析したことを書いています。

記事はこちらへ→ 決算発表の翌日の株価

(ただ、これもそんなに単純なことはなく、「業績が良くても株価が下がる」「赤字なのにストップ高」なんてことが起こっております。)

そこで、現状でとれる売買スタイルは、 「決算発表前までに『業績が良さそうな会社の株を買う』」 → 「決算発表翌日の午後の開始で売る」 ということにしました。

決算の内容が良いと、高確率で株価が上がると思われるので(もちろん絶対ではないし、株価が前日比+1%ということもありうる)、試行回数が増えるにつれて収益が上がるはず。

また、短期的には決算発表日翌日株価が上がると、その次の日は下ることが多いので(これももちろん絶対ではない)、株価が上がったらとっとと売る、プラス1%の収益でもとりあえず「OK」としました。あまり戦略のパターンは増やさないほうがいいと思われます。

この売買スタイルのリスクは 「決算発表前に買うので、決算の内容が悪いこともありうる」ということ。

制約があるので、決算発表を知ってから「当日午前に買って当日午後に売る」ということができません。現状の売買できる方法から、当日買って翌日売るだと、翌日に株価が下がる可能性が高いです。

なので、株価発表前に買う必要があります。そのため決算の内容は「予測」になります。 前回決算などに「次期の収益予想」があるので、ある程度は予測できるのですが、いい意味でも悪い意味でもそのとおりになるとは限りません。

このあたりは、ギャンブルです。リスクはある程度取らないといけません。

 

「株価が上がるピークにさまざまなパターンがある」

「決算発表翌日午後開始で売る」としたのは、株価が午前開始から上がり始め、午後にピークになるだろう、という予測からです。

これも、株価が上がるパターンはさまざまで、 「午前の始値からストップ高で値段がつかない」 「午前に株価上がったら、午後にガンガン売られる」 「午前はそれほどでもないが、午後に徐々に上がり始め大引けにはストップ高」 などです。

これも決め打ちするしかないので、株価のピークを「午後の開始」としました。

また、「2日続けて株価は上がらないだろう」としています。 長期的な戦略はとれないので、資金を回していくためです。 もちろんこの通りになるとは限りませんが、これもリスクを取るしかありません。

しばらく決算の発表が一段落したこともあり、決算狙いでは選択できる銘柄が少なくなるので、売買の回数は稼げないのですが、なんとか収益を取得価額+10%くらいはとりたいところです。

2018/12/31決算の会社の(四半期)決算短信の発表が2月の1~2週目に集中していまして、(約2000社)とても全部は追いきれませんでしたが、2/28までは決算発表の会社が週10~30社くらいなので、あまり聞いたことのない会社の決算もある程度目を通せそうです。その中でなんとかなりそうな銘柄を探していきます。

はてな(3930)を買ったのだか・・・

ということで、今回は2019/2/28決算発表予定の「はてな(3930)」を2019/02/18に買いました。決算まで約10日あるのですが、今回は決算前日ころよりもかなり前に買ってみました。

期間を取るとその分リスクはありますが、今回の戦略はこんな感じになります。

この記事の冒頭で「テクニカル分析はわからん!」と書きましたので、まずは前回の決算をチェックします。

 

前回四半期決算 業績

 売上高、営業利益、経常利益は大幅増加です。

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ただ、配当はしていません。

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2019/7月期の予想です。

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この予想からいくと今回の四半期決算の達成率は、

営業利益達成率が 159/354=44.9%

経常利益達成率が 162/353=45.8%

です。

 

今回の決算は「『第1』四半期」なので、25%が基本となるはずですが、予定よりも相当業績がいいということになります。 前期と比べてもかなりいいです。

 

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過去2年のチャートです。

 

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2018/12月に急激に株価が上がり、上がり幅も大きくなっていきます。

 

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これで、株価の底が大幅に上がった感じ。 3ヶ月チャートで見るとこんなところです。 

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そして、今年2月にさらに株価があがりました。

 

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ストップ高があってから、さらに株価が上がっていきます。 なんとなくのイメージは決算前日4000円 → 決算発表翌日4500円 くらいになるのではないか?という予想でした。 業績だけ見ると株価が下がるイメージがわきません。 これらのことを総合すると、株価が決算前にもう一段階上がりそう、という予測から少し早めの購入としました。

 

 

株価は自分の思い通りにはいかない、と改めて知る

2019/02/17~2019/02/18 の1分足です。 わかりやすく、印をいくつかつけてみました。

 

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赤の直線を引いた範囲内で株を買えば、決算翌日にはプラスの収益になるだろう、また取得価額として株価が下のライン以下にはならないだろうということです。

また、上のラインを設定してみましたが、決算発表までにここのラインを越えると決算発表前までに更に株価があがってしまうかも?いう読みでした。

ストップ高は、2018/12/3 と 2019/2/4 にありましたが、ちょっと直接の原因がわかりません。 これも、決算発表前日よりは早めに買っておいたほうがいいだろう、となった訳です。

ところが、「ハズレ」を引きます。

もう一度、2019/02/17~2019/02/18 の1分足です。

 

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黒◯をつけたところが自分が売買できるタイミング。

2019/02/17 午前中の株価の動きから、2/17の午後の始値は高くなりそうだったので、ここはスルー。

次のタイミングの、2/18 午前の始値に買うことにしました。

注文後になりますが、2/17午後は一度下がってからまた上がっていて、上のラインあたりの株価なので、注文成立のころには少し下がるだろう、という予定でしたが・・・

2/18 は午前中仕事のため、昼に注文を確認すると、妙に金額が高いです。 「?」と思い、チャートを見ると 2/18 始値だけ株価が極端に上がっています。

(真ん中上あたりの緑の◯)

成行注文なので、そのころの時間に約定。取得価額は「4300円」(その他+手数料)となってしまいました。

ちなみにこのあたりの「4400円」が「上場来最高値」で、2日続けて更新しました。

「たられば」ですが、買い注文を 2/18 の午後の始値にしていれば、「4100円」くらいで取得できた可能性があります。

(一番右の黒◯)

 

これで取得していれば、「4500円」で売りという予想どおりでしたが・・・ この時点では、決算発表までにどうなるかわかりませんが、資金を回すために、決算発表翌日には損切りしてでも売るつもり。「4500円」で収益は、ほぼ「0円」なので、後は神に祈るだけです。

結果論ですが、今回の場合決算発表前に買うならもっと前に買うべきだった、ということになります。 2月頭で株価は3000円くらいなので、2/1取得だと、2/19の株価は約+40%になっています。

これがねえ~ 簡単ではないのです。

(ここまでの記事執筆は、2019/02/18 21:00頃)

 

 

結果的に最も最悪な道をたどる

そんなこんなで決算を迎えたわけですが、一言で言えば「爆死」しました。

損益は、買い@4300円(+手数料)、売りが@3705円(-手数料)なので、株価だけで@-595円(-13.8%)という結果となりました。

2019/2/28(決算発表日)と3/1(翌日)の1分足チャートです。

 

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自分が売ったのが真ん中黒◯のあたり

(推定時間 2019/3/1 09:13頃)。

前回の記事に書いた「売り」の予定だと午後の始値(右側の緑◯)なので、もっと株価が下がっていた可能性があります。

もともとの予定だった、「決算発表日前日に買って、決算発表翌日に売る」としてもかなりのマイナスになっていたはずです。

(おそらく、もともとの予定の売買の仕方のほうが損害がまだ少ないはず)

 

今回の敗因を分析してみる

次回につなげるために、今回の敗因の分析をしてみます。

 

①決算狙いのマイルールの不徹底

今回の最初の間違いは、マイルールを曲げたこと。

「決算発表日前日に買い、決算発表翌日に売る」というマイルールにしたのなら、しばらくはそのとおりにやるべき。

ルールそのものの良し悪しは別として、まだ株式投資初心者なので、

 

状況Aのパターンだと戦略A、

状況Bのパターンだと戦略B、

 

なんてことは正直できないわけでして、回せる資金も多いわけではないので「考えた戦略に合いそうな状況のとき『だけ』に取引する」ほうがいいはずです。

最初のマイルール破りは「決算発表日より、だいぶ前に買ってしまった」ことです。

 

ルールを曲げた理由はこんな感じ。

あるときニュース記事で見たのが「『はてな』がストップ高」というもの。 ストップ高とは、その日に可能な最大限の株価まであがってしまうことです。

 

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2019/2/5に前日比+700円(このときの株価の値上がり幅の限度)になりました。

調べると2018/10月か2018/12月年末を基準にすると、株価はほぼ「2倍」になっています。 特に2019/1/30基準にすると、急角度で株価が上昇しています。 

 

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これらのことから「ちょっと早めに株を買っておけば決算までの約10日間で、より株価が上がるのでは?」と思ったからでした。

結果的に決算発表日前日に買ってもマイナスですが、ここはやはりマイルールを守るべきです。

 

②株価が想定外

再度日足チャートを見ますと、

 

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自分が買ったのは、右側上の黒矢印のあたりです。 これも結果論ですが、このチャートを見る限り株価MAXで買ってしまったのがわかります。

どうせ決算発表日前日に買わないなら、この日から前後1週間くらいのうちのどこか「別の日」にしておけば、損益はだいぶ違ったものになったはずです。 株価そのものは運命に任せるしかないですが、さすがに「ハズレ」を掴んだ感じは否めません。やはり株価は永久に上がり続けるわけではないのです。

 

③心を整えるべし

ちょっとうろ覚えで申し訳ないのですが、はてなの今回の決算が「増収減益」というニュース記事を見た記憶があるのですが、今あらためて調べても出てこないので、何かと勘違いしていたのかもしれません。 株価に関するニュースは、きちんと記録を取ることにします。

これも「ハズレ」をつかんだ感じを約10日間持っていたので、「なんとか上がらんかな~」という気持ちが先行していたようです。

これを前提にしてしまったので、マイルールである、「午後の始値で売る」を早めて、「午前の始値で売る」が間に合いまして、これも結果的には損失を多少回避するものとなりました。

ただ、これも臨機応変と見るか、マイルールを曲げたと見るかは難しいところです。

 

売りが終わって損失が確定してから冷静になって、改めて「はてな」の今回の決算を見ても、業績は悪くないどころか「かなり調子いい」です。

 

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前期比大幅な増収増益です。

 

次に会社予想に対する進捗率です。

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2Q(第2四半期)で予想の73.4%を達成しいます。第2四半期なので年間予想の50%が基準になりますが、相当上回っています。この勢いだと次の第3四半期で年間予想を達成するだろう、というのか大方の予想です。12ヶ月の目標を9ヶ月で達成しそう、ということですから業績が悪いわけがありません。

しかし、株価は業績とは関係なく大幅に下落しました、ニュースなんかでは、「好材料が出尽くしたので、利益確定売り」「業績の上方修正が出なかったのが弱い」ということらしいです。

はてな続落、1月中間期業績は営業利益2.3倍も材料出尽くし感で利益確定売り」 引用:Kabutan

まあ、この当たりは初心者にはまだまだ難しいところです。

まとめ

今回は、決算好調でも株価が下がる、といういいお勉強の材料になったということで、気持ちを切り替えていきましょう。

次も決算狙いで仕込んでありますので、結果を速やかに報告することにします。

では。

株式初心者が勝手に会社分析してみた。(ズーム:6694)

こんにちは、やぐらです。

 

株式投資の練習のため、会社の決算をベースに、あれやこれや分析してみました。

 

これを見て実際に投資する際は、十分お気をつけくださいませ。

 

では、どうぞ。

 

ズーム ( 6694 ) のケース

株価と今回決算

平成  2018 年  12 月期  (通期) 決算

決算期間  :  2018/1/1~2018/12/31

決算日終値 :  1238  円

決算発表日 :  2019/2/15

 

決算発表後の株価の動き  

(決算発表が営業中のため、決算前日の終値を基準にします)

【前日終値比】

決算発表前日終値   :  1679 円  

決算発表日当日始値 :  1680 円   ( + 1 円 ) ( + 0.05 %)

決算発表日当日終値 :  1988 円   ( + 309 円 )( + 18.4 %)

 

【決算発表前日終値比】

決算発表日翌日始値 :  2078 円 ( + 399 円 ) ( + 23.76 %)

決算発表日翌日終値 :  2040 円 ( + 361 円 ) ( + 21.5 %)

 

決算前3ヶ月間の日足チャート

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ポイント

株の取得時期 :

今回は決算発表が12:00にあったため、午後から大きく株価が上がりました。 決算狙いなら、前日の取得で決算当日の大引けでの売却で十分なプラスとなります。

今回決算概要

連結経営成績

【対前年同期増減率(%)】

売上高  :  7705 百万円 ( 22.3 %)

営業利益 :  260 百万円  ( -20.5 %)

経常利益 :  346 百万円  ( -4.5 %)

1株当たり当期純利益 :  140.31 円    

 

注目すべきポイント  

売上高が増加。

売上原価と販管費が増えていますが、売上に比例しているものとおもわれます。  

保険解約返戻金が発生。  

支払利息が増加。

為替差損が減少。

支払い補償費が発生。

前期の上場関連費用が当期はなし。

営業利益は減少となりました。

連結財政状態  

総資産 :  7934 百万円  

純資産 :  4732 百万円  

自己資本比率 :  59.6 %    

 

注目すべきポイント  

売掛金、未収入金が増加。  

商品、製品、原材料、貯蔵品が増加 。 

のれんを計上。

短期借入金が増加 固定負債を計上。

新たに連結した会社に関連する項目のため、とのこと。  

決算発表による通期予想  

【対前年同期増減率(%)】    

売上高  :  8540 百万円 ( 10.8 %)

営業利益 :  616 百万円 ( 136.6 %)

経常利益 :  673 百万円 ( 94.4 %)

1株当たり四半期純利益 :  473 円    

配当予想  :  63 円

     

決算時指標  

(EPS)1株当たり純利益 :  140.31 円  

BPS)1株当たり純資産 :  2075.82 円  

(PER)株価収益率 :  8.82 倍  

まとめ

新たに連結した子会社の影響があり、この影響は今年度に限定されるものとの予想。 次期業績予想が大幅な増益を見込んでいるため、このあたりを評価されての株価への反映、と思われます。

 

 

株価と1期前決算

平成  30 年  12 月期  第 3 四半期 決算

決算期間  :  2018/1/1~2018/9/30

決算日終値 :  1468 円

決算発表日 :  2018/11/9

1期前決算発表後の株価の動き  

【前日終値比】

決算発表日終値   :  1266 円  

決算発表日翌日始値 :  1356 円   ( + 90 円 ) ( + 7.1 %)

決算発表日翌日終値 :  1395 円   ( + 129 円 ) ( + 10.18 %)

 

【決算発表日終値比】

決算発表日翌々日始値 :  1370 円   ( + 104 円 ) ( + 8.21 %)

決算発表日翌々日終値 :  1444 円   ( + 178 円 ) ( + 14.06 %)

1期前決算前3ヶ月間の日足チャート

f:id:gogojuggler1969:20190226200058p:plain


ポイント

株の取得時期 :

このときの決算翌日にも株価が上がりました。この時期のトレンドとしては、下落傾向から、揉み合いになったあたりからの上昇となりました。

決算狙いであれば、このときも決算前日の買い、決算当日の売りで収益がプラスになります。

決算翌々日も株価は上る可能性はありますが、長続きせず以後上げ下げを繰り返して「波」になり、そのあとは長期のトレンドを見据えた、その他の指標、分析からの判断となるでしょう。

1期前連結経営成績

【対前年同期増減率(%)】

売上高  :  5378 百万円 ( 12.5 %)

営業利益 :  128 百万円 ( -42.7 %)

経常利益 :  187 百万円 ( -10.7 %)

1株当たり四半期純利益 :  76.11 円    

 

注目すべきポイント  

新たな子会社の販売体制の見直しや、新製品の販売が好調な分、旧製品の売上が落ちるなどの影響、販管費の増加、などが要因とされています。

   

1期前連結財政状態  

総資産 :  7894 百万円  

純資産 :  4647 百万円  

自己資本比率 :  58.5 %    

 

注目すべきポイント  

自己資本比率がやや低下しました。  

子会社の新規連結により、短期借入金と固定負債が増加しております。  

 

1期前決算発表による通期予想  

【対前年同期増減率(%)】    

売上高  :  7401 百万円 ( 17.5 %)

営業利益 :  203 百万円 ( -37.9 %)

経常利益 :  267 百万円 ( -26.3 %)

1株当たり四半期純利益 :  76.11 円    

配当予想  :  40  円  

   

1期前決算時指標  

(EPS)1株当たり純利益 :  76.11 円  

BPS)1株当たり純資産 :  2022.71 円  

(PER)株価収益率 :  19.29 倍 

期末発行株式数 :  2297412 株  

 

まとめ

この回の決算の通期予想では、前年比では、増収減益となりました。 財政状態も悪くはなく、利益自体は出ていることから、決算後の株価が多少上がったものと思われます。

 

 

以上こんなところで。

では。

株式初心者が勝手に会社分析してみた。(ホットランド:3196)

こんにちは、やぐらです。

 

株式投資の練習のため、会社の決算をベースに、あれやこれや分析してみました。

 

これを見て実際に投資する際は、十分お気をつけくださいませ。

 

では、どうぞ。

 

ホットランド ( 3196 ) のケース

株価と今回決算

平成  30 年  12 月期  (通期) 決算

決算期間  :  2018/1/1~2018/12/31

決算日終値 :  1258 円

決算発表日 :  2019/2/15

決算発表後の株価の動き  

【前日終値比】

決算発表日終値   :  1292 円  

決算発表日翌日始値 :  1399 円 ( + 107円 )( + 8.28 %)

決算発表日翌日終値 :  1360 円 ( -68円 ) ( -5.26 %)

 

【決算発表日終値比】

決算発表日翌々日始値 :  1350 円 ( + 58円 )( + 4.48 %)

決算発表日翌々日終値 :  1375 円 ( + 83円 )( + 6.42 %)

決算前3ヶ月間の日足チャート

f:id:gogojuggler1969:20190226165516p:plain



ポイント

株の取得時期 :

決算の発表前に「減損損失の計上及び通期連結業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ」(2019/2/8)を発表していまして、「のれん」の減損、海外事業における固定資産の減損、その他不採算店舗に関する固定資産の減損、という内容になっています。

損失に関する発表でしたが、この発表翌日から決算発表前日まで株価は少し上がりました。

また、この決算発表と同時に役員報酬の減額が発表されていますので、これを好感されたか、というあたりではないかと思われます。

結果的には株の取得時期は決算発表前日としても、損益はプラスになったと思われます。

今回決算概要

連結経営成績

【対前年同期増減率(%)】

売上高  :  31736 百万円 ( -2.1 %)

営業利益 :  860 百万円 ( -22 %)

経常利益 :  744 百万円 ( -30.8 %)

1株当期純利益 :  -36.8 円    

 

注目すべきポイント  

築地銀だこ」の会社です。    

貸倒引当金を今期に計上しています。

支払手数料、持分法による投資損失が増加。

特別損益は、受け取り保証金が増加、減損損失が増加。

当期純利益が、前年度より1000百万円ほど減少し、約680百万円の純損失となりました。

純損失の主な要因として、「のれん」の減損処理、固定資産の減損(海外事業、その他不採算店舗に関するもの)

連結財政状態  

総資産 :  16460 百万円  

純資産 :  3675 百万円  

自己資本比率 :  20.7 %    

 

注目すべきポイント  

のれんが増加。  

投資有価証券、長期貸付金が減少。  

短期借入金が大幅減少。 長期借入金が大幅増加。

利益剰余金が減少。

 

貸借対照表上では、総資産は前期とそれほど変わらない金額になっています。

 

キャッシュフローでは、減損損失が増加、売上債権が増加、子会社売却益は今年度はなし、有形固定資産の売却収入が増加、子会社株式の取得による支出が増加、となっております。  

現金及び現金同等物の期末残高も前期から少し減少していますが、極端に金額は変わっていません。

決算発表による通期予想  

【対前年同期増減率(%)】    

売上高  :  32400 百万円 ( +2.1 %)

営業利益 :  1620 百万円 ( +88.2 %)

経常利益 :  1520 百万円 ( +104.1 %)

1株当たり当期純利益 :  35.2 円    

配当予想  :  5 円      

決算時指標  

(EPS)1株当たり純利益 :  -36.8 円  

BPS)1株当たり純資産 :  184.89 円  

(PER)株価収益率 :  -34.18 倍  

まとめ

結果的には決算発表翌日に株価は上がりました。 ただし、業績のみからの判断だと、ちょっと買いにくいのではないかと思われます。 他の指標との総合的な判断でこの銘柄の売買を考えたほうがいいでしょう。

 

 

株価と1期前決算

平成  30 年  12 月期  第 3 四半期 決算

決算期間  :  2018/1/1~2018/9/30

決算日終値 :  1357 円

決算発表日 :  2018/10/30

1期前決算発表後の株価の動き  

【前日終値比】

決算発表日終値   :  1290 円  

決算発表日翌日始値 :  1377 円 ( + 87 円 ) ( + 6.74 %)

決算発表日翌日終値 :  1443 円 ( + 153 円 ) ( + 11.86 %)

 

【決算発表日終値比】

決算発表日翌々日始値 :  1437 円 ( + 147 円 ) ( + 11.39 %)

決算発表日翌々日終値 :  1400 円 ( + 110 円 ) ( + 8.52 %)

1期前決算前3ヶ月間の日足チャート

f:id:gogojuggler1969:20190226165510p:plain



ポイント

株の取得時期 :

1期前の決算も経常利益としてはプラスとなっていますが、減損損失の影響で四半期純利益がほぼない状況です。

株価は結果的にはこのときも決算発表翌日は大きく値を上げました。株式の取得時期は、決算発表前日でも大きくプラスの損益です。

ただし、このときも会社の業績はいいとはいえない方なので、業績のみの判断から株価が上がったとはちょっと考えにくいところです。

減損損失の処理で「悪材料は出尽くした」と見るべきでしょうか。この決算発表後約1ヶ月は株価が上がりますが、さらに1ヶ月後には株価は急落していますので、現状の業績では長期的な株価の上昇は安定しないのではないでしょうか。1期前連結経営成績

 

1期前連結経営成績

【対前年同期増減率(%)】

売上高  :  23603 百万円 ( -3.5 %)

営業利益 :  743 百万円 ( -22.1 %)

経常利益 :  687 百万円 ( -26.6 %)

1株当たり四半期純利益 :  0.57 円    

 

注目すべきポイント  

営業利益がやや減少。  

支払い手数料、持分法による投資損失が増加。

固定資産売却益が増加。 減損損失が増加。

第3四半期時点で純損失となっています。  

 

1期前連結財政状態  

総資産 :  15709 百万円  

純資産 :  4405 百万円  

自己資本比率 :  26.2 %    

 

注目すべきポイント  

受取手形売掛金が減少。  

のれんが減少。

短期借入金が大きく減少し、長期借入金が大きく増加。

貸借対照表では、前年度よりトータルの金額が少し減少したものの、ほほ同水準です。

 

1期前決算発表による通期予想  

【対前年同期増減率(%)】    

売上高  :  32000 百万円 ( -1.3 %)

営業利益 :  1250 百万円 ( 13.2 %)

経常利益 :  1150 百万円 ( 6.9 %)

1株当たり四半期純利益 :  27.13 円    

配当予想  :  5 円  

   

1期前決算時指標  

(EPS)1株当たり純利益 :  0.57 円  

BPS)1株当たり純資産 :  222.94 円  

(PER)株価収益率 :  2380.70 倍

期末発行株式数 :  18444200 株  

まとめ

前回決算より、株価が特に値動きが激しいとまでは言えず、2018/8/16の最安値から、2018/10/03まで株価が上昇以後、多少の上げ下げから決算発表翌日に株価が上昇しました。 結果的には株の取得時期としまして、決算狙いであれば、前日に取得して、決算翌日に売却でプラスの損益となります。

ただし、決算上は純利益はマイナスですし、本業の方で、利益が出ているとはいえ、前期よりは大きく減少しています。

業績だけからいくと、ちょっと買にくいと思われますので、チャートなどからの他の指標分析と組み合わせた判断になるでしょう。

 

以上こんなところで。

では。

株式初心者が勝手に会社分析してみた。(ホットランド:3196)

ホットランド ( 3196 ) のケース

株価と今回決算

平成  30 年  12 月期  (通期) 決算

決算期間  :  2018/1/1~2018/12/31

決算日終値 :  1258 円

決算発表日 :  2019/2/15

決算発表後の株価の動き  

【前日終値比】

決算発表日終値   :  1292 円  

決算発表日翌日始値 :  1399 円 ( + 107円 )( + 8.28 %)

決算発表日翌日終値 :  1360 円 ( -68円 ) ( -5.26 %)

 

【決算発表日終値比】

決算発表日翌々日始値 :  1350 円 ( + 58円 )( + 4.48 %)

決算発表日翌々日終値 :  1375 円 ( + 83円 )( + 6.42 %)

決算前3ヶ月間の日足チャート

f:id:gogojuggler1969:20190226165516p:plain



ポイント

株の取得時期 :

決算の発表前に「減損損失の計上及び通期連結業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ」(2019/2/8)を発表していまして、「のれん」の減損、海外事業における固定資産の減損、その他不採算店舗に関する固定資産の減損、という内容になっています。

損失に関する発表でしたが、この発表翌日から決算発表前日まで株価は少し上がりました。

また、この決算発表と同時に役員報酬の減額が発表されていますので、これを好感されたか、というあたりではないかと思われます。

結果的には株の取得時期は決算発表前日としても、損益はプラスになったと思われます。

今回決算概要

連結経営成績

【対前年同期増減率(%)】

売上高  :  31736 百万円 ( -2.1 %)

営業利益 :  860 百万円 ( -22 %)

経常利益 :  744 百万円 ( -30.8 %)

1株当期純利益 :  -36.8 円    

 

注目すべきポイント  

築地銀だこ」の会社です。    

貸倒引当金を今期に計上しています。

支払手数料、持分法による投資損失が増加。

特別損益は、受け取り保証金が増加、減損損失が増加。

当期純利益が、前年度より1000百万円ほど減少し、約680百万円の純損失となりました。

純損失の主な要因として、「のれん」の減損処理、固定資産の減損(海外事業、その他不採算店舗に関するもの)

連結財政状態  

総資産 :  16460 百万円  

純資産 :  3675 百万円  

自己資本比率 :  20.7 %    

 

注目すべきポイント  

のれんが増加。  

投資有価証券、長期貸付金が減少。  

短期借入金が大幅減少。 長期借入金が大幅増加。

利益剰余金が減少。

 

貸借対照表上では、総資産は前期とそれほど変わらない金額になっています。

 

キャッシュフローでは、減損損失が増加、売上債権が増加、子会社売却益は今年度はなし、有形固定資産の売却収入が増加、子会社株式の取得による支出が増加、となっております。  

現金及び現金同等物の期末残高も前期から少し減少していますが、極端に金額は変わっていません。

決算発表による通期予想  

【対前年同期増減率(%)】    

売上高  :  32400 百万円 ( +2.1 %)

営業利益 :  1620 百万円 ( +88.2 %)

経常利益 :  1520 百万円 ( +104.1 %)

1株当たり当期純利益 :  35.2 円    

配当予想  :  5 円      

決算時指標  

(EPS)1株当たり純利益 :  -36.8 円  

BPS)1株当たり純資産 :  184.89 円  

(PER)株価収益率 :  -34.18 倍  

まとめ

結果的には決算発表翌日に株価は上がりました。 ただし、業績のみからの判断だと、ちょっと買いにくいのではないかと思われます。 他の指標との総合的な判断でこの銘柄の売買を考えたほうがいいでしょう。

 

 

株価と1期前決算

平成  30 年  12 月期  第 3 四半期 決算

決算期間  :  2018/1/1~2018/9/30

決算日終値 :  1357 円

決算発表日 :  2018/10/30

1期前決算発表後の株価の動き  

【前日終値比】

決算発表日終値   :  1290 円  

決算発表日翌日始値 :  1377 円 ( + 87 円 ) ( + 6.74 %)

決算発表日翌日終値 :  1443 円 ( + 153 円 ) ( + 11.86 %)

 

【決算発表日終値比】

決算発表日翌々日始値 :  1437 円 ( + 147 円 ) ( + 11.39 %)

決算発表日翌々日終値 :  1400 円 ( + 110 円 ) ( + 8.52 %)

1期前決算前3ヶ月間の日足チャート

f:id:gogojuggler1969:20190226165510p:plain



ポイント

株の取得時期 :

1期前の決算も経常利益としてはプラスとなっていますが、減損損失の影響で四半期純利益がほぼない状況です。

株価は結果的にはこのときも決算発表翌日は大きく値を上げました。株式の取得時期は、決算発表前日でも大きくプラスの損益です。

ただし、このときも会社の業績はいいとはいえない方なので、業績のみの判断から株価が上がったとはちょっと考えにくいところです。

減損損失の処理で「悪材料は出尽くした」と見るべきでしょうか。この決算発表後約1ヶ月は株価が上がりますが、さらに1ヶ月後には株価は急落していますので、現状の業績では長期的な株価の上昇は安定しないのではないでしょうか。1期前連結経営成績

 

1期前連結経営成績

【対前年同期増減率(%)】

売上高  :  23603 百万円 ( -3.5 %)

営業利益 :  743 百万円 ( -22.1 %)

経常利益 :  687 百万円 ( -26.6 %)

1株当たり四半期純利益 :  0.57 円    

 

注目すべきポイント  

営業利益がやや減少。  

支払い手数料、持分法による投資損失が増加。

固定資産売却益が増加。 減損損失が増加。

第3四半期時点で純損失となっています。  

 

1期前連結財政状態  

総資産 :  15709 百万円  

純資産 :  4405 百万円  

自己資本比率 :  26.2 %    

 

注目すべきポイント  

受取手形売掛金が減少。  

のれんが減少。

短期借入金が大きく減少し、長期借入金が大きく増加。

貸借対照表では、前年度よりトータルの金額が少し減少したものの、ほほ同水準です。

 

1期前決算発表による通期予想  

【対前年同期増減率(%)】    

売上高  :  32000 百万円 ( -1.3 %)

営業利益 :  1250 百万円 ( 13.2 %)

経常利益 :  1150 百万円 ( 6.9 %)

1株当たり四半期純利益 :  27.13 円    

配当予想  :  5 円  

   

1期前決算時指標  

(EPS)1株当たり純利益 :  0.57 円  

BPS)1株当たり純資産 :  222.94 円  

(PER)株価収益率 :  2380.70 倍

期末発行株式数 :  18444200 株  

まとめ

前回決算より、株価が特に値動きが激しいとまでは言えず、2018/8/16の最安値から、2018/10/03まで株価が上昇以後、多少の上げ下げから決算発表翌日に株価が上昇しました。 結果的には株の取得時期としまして、決算狙いであれば、前日に取得して、決算翌日に売却でプラスの損益となります。

ただし、決算上は純利益はマイナスですし、本業の方で、利益が出ているとはいえ、前期よりは大きく減少しています。

業績だけからいくと、ちょっと買にくいと思われますので、チャートなどからの他の指標分析と組み合わせた判断になるでしょう。

 

 

株式初心者が勝手に会社分析してみた。(アマナ:2402)

こんにちは、やぐらです。

 

株式投資の練習のため、会社の決算をベースに、あれやこれや分析してみました。

 

これを見て実際に投資する際は、十分お気をつけくださいませ。

 

では、どうぞ。

 

アマナ ( 2402 ) のケース

株価と今回決算

平成 30 年  12 月期   (通期) 決算

決算期間:  2018/1/1~2018/12/31

決算日終値 :  705 円

決算発表日 :  2019/2/19

決算発表後の株価の動き  

【前日終値比】

決算発表日終値   :  731 円  

決算発表日翌日始値 :  800 円  

( + 69 円 )( + 9.43%)

決算発表日翌日終値 :  780 円  

( -49 円 )( -6.7%)

 

【決算発表日終値比】

決算発表日翌々日始値 :  782 円 ( + 51 円 )( + 6.97 %)

決算発表日翌々日終値 :  761 円 ( + 30 円 )( + 4.1 %)

決算前3ヶ月間の日足チャート

f:id:gogojuggler1969:20190226143339p:plain



ポイント

株の取得時期 : 前回決算翌日から株価は徐々に下がり始め、2018/12/25に大きく下落し、決算前日までは30~50円の幅で推移していました。

今回の決算前日から翌日にかけて株価は上がりましたが、同じ営業日内での安値と高値が激しく動くときがあります。

日頃出来高は多くなく、会社の業績も今年度はあまりよくないところから、業績と株価の連動に直接の関係はなさそう。

子会社の不適切会計処理のところを「悪材料は出尽くした」と見れば、株価上昇要因になり得ますが、業績面からいくとしばらくは様子見のほうが無難と思われます。

今回決算概要

連結経営成績

【対前年同期増減率(%)】

売上高  :  22290 百万円   ( 2.5 %)

営業利益 :  550 百万円   ( -29 %)

経常利益 :  442 百万円   ( -23.6 %)

1株当たり当期純利益 :  21  円    

 

注目すべきポイント  

為替差損の減少  

シンジケート手数料の減少

過年度決算訂正関連費用が発生

投資有価証券関連の損益が減少

2年続けて延滞税がある

 

過年度の修正費用が多額になったが、次年度への影響はあまりないと予想している  

連結財政状態  

総資産 :  12594 百万円  

純資産 :  1837 百万円  

自己資本比率 :  13.7 %    

 

注目すべきポイント  

海外子会社で不適切な会計処理があり、損害賠償などの訴訟リスクあり  

短期借入金が借り入れ、返済とも増加  

自己資本比率が低い

有形固定資産への投資は前年度と同規模で行われいる  

キャッシュフローの金額の規模は前年からほぼ横ばい

 
決算発表による通期予想  

【対前年同期増減率(%)】    

売上高  :  23500 百万円   ( 5.4 %)

営業利益 :  800 百万円   ( 45.4 %)
経常利益 :  600 百万円   ( 35.6 %)

1株当たり四半期純利益 :  44.24 円    

 

配当予想  :  0  円      

決算時指標  

(EPS)1株当たり純利益 :  4.27 円  

BPS)1株当たり純資産 :  347.17 円  

(PER)株価収益率 :  165.11 倍  

まとめ

株価の動きと業績が直接の関係は、現状ではあまりなさそうなので、決算前後での取得は他の指標などの要因との総合的な評価となります。 

 

 

株価と1期前決算

平成 30 年  12 月期    第 3 四半期 決算

決算期間  :  2018/1/1~2018/09/30

決算日終値 :  833 円

決算発表日 :  2018/11/8

1期前決算発表後の株価の動き  

【前日終値比】

決算発表日終値   :  812 円  

決算発表日翌日始値 :  810 円 ( -2 円 )( -0.24 %)

決算発表日翌日終値 :  813 円 ( -1 円 )( -0.12 %)

 

【決算発表日終値比】

決算発表日翌々日始値 :  810 円 ( -2 円 )( -0.24 %)

決算発表日翌々日終値 :  809 円 ( -3 円 )( -0.36 %)

1期前決算前3ヶ月間の日足チャート

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ポイント

株の取得時期 :

決算翌日から約1週間少しづつ株価が下がり、その後は反転し約2ヶ月間株価が上昇しました。 業績もいいわけではないので、この株価上昇を見込むとすれば、他の指標からなの判断となります。 また、1日の株価の動きも大きいときがあるので、売買のタイミングも難しいところです。

1期前連結経営成績

【対前年同期増減率(%)】

売上高  :  15325 百万円   ( 0.7 %)

営業利益 :  129 百万円   ( -54.1 %)

経常利益 :  39 百万円   ( -64.8 %)

1株当たり四半期純利益 :  -65.97 円    

 

注目すべきポイント  

為替差損益がプラス  

シンジケート・ローン手数料が増加

過年度の決算修正費用が発生

特別損失を除いても四半期は純損失になる  

1期前連結財政状態  

総資産 :  11840 百万円  

純資産 :  1464 百万円  

自己資本比率 :  11.6 %    

 

注目すべきポイント  

現金、棚卸資産が増加  

長期貸付金が減少  

固定負債、その他が増加

利益剰余金が前年よりマイナス  

1期前決算発表による通期予想  

【対前年同期増減率(%)】    

売上高  :  22600 百万円   ( 3.9 %)

営業利益 :  730 百万円   ( -5.8 %)

経常利益 :  530 百万円   ( -8.4 %)

 

1株当たり四半期純利益 :  140 円    

配当予想  :  0  円      

 

1期前決算時指標  

(EPS)1株当たり純利益 :  -65.97 円  

BPS)1株当たり純資産 :  294.4 円  

(PER)株価収益率 :  -12.63 倍 

 

期末発行株式数 :  4972739 株  

まとめ

関連子会社に不適切な会計処理があり、特別損失を計上していまして、四半期単位では純損失になっています。 自己資本比率も低いためか、借入金関係の項目があり、シンジケート・ローン手数料などの項目があります。

 

以上、こんなところです。

では。

 

 

株式投資を始めたら、なんと初回から113円も稼いでしまいました、というお話

こんにちは、やぐらでございます。

 

はてなブログの更新は久しぶりですが、はてな以外でやみくもに記事を量産していまして、現状はそちらがメインの様な感じになっています。

 

実は、年明けから株式投資を始めております。

いろいろ勉強することが多くて大変ですが、面白いといえばたしかに面白い。

 

始めたきっかけは、なにかギャンブル的な金儲けがしたい、ということがメインではなく(まあ、当然お金はないよりはあったほうがいい)、ブログのテーマ探しをしていたらここに行き着いた、と言う方が正確でしょう。

 

色んな人の雑記ブログを読んでいますが、正直「よく続くなあ」というのが率直なところです。

自分もなんだかんだでブログを初めて2年ちょっとになりますけれど、なにか書くたびに脳みそのストックが切れた感じになって、次の記事を書くのにやたら間隔が開くようになってしまっていました。

 

そこで、とある業界でいう「高単価のジャンル」というところを、今まで避けてきたところもありましたので、年も新しくなったことだし、この株式投資関連は書く切り口みたいなのが、たくさんありそうだし・・・

ということでこちらのジャンルに手を出してみたわけです。

 

そこで、実体験がなく口ばっかりになってもいけないので、実際に実践してみたら、なんと初回にして「113円」儲かった、という結果になりました。

 

実際の記事は、こちらを参照してみてください。

yagurajirou.com

 

初回から「重大な凡ミス」をしておりますが、内容は読んでみてください。

本当に「凡ミス」です。

 

 

で、ちょっと考えてみたのですが、なにか新しいジャンルに踏み込んだときに、第一印象はいいに越したことはないと思うのです。

 

例えば、新入学、新入社など、環境が変わったときの第一印象は重要だと思うわけです。

特に人間関係は重要で、入社式の日にいきなりおかしなやつに絡まれる可能性もないわけではありません。個人的には、時間をかけて選んだ職場に入社したことを、入社後30分で大きく後悔したことも、数回あります。

某会社に入社して、これから住む社員寮の説明のときに、いきなり「おー、新人。ちょっと金貸してくれや」みたいなやつに出会ってしまったことなんかもあります。

 

で、こういうことになって一番ストレスを感じることは、「考えてたこととあまりに違う」「思ってたとおりに行かなすぎる」だと思うんです。

 

人生なんで、そんなにうまくいかないでしょ、というのは頭ではわかっているつもりでも、あまりに常識はずれなことに遭遇すると、さすがに気持ちも折れます。

うまくいかなかった理由に対して、「微調整を繰り返してなんとかなるレベル」から外れてしまうと、基本的にはどうにもなりません。

例えば、仕事だと給料が支払われない、なんかおかしなボスみたいな人がいる、とかです。(対処の仕方はあるのでしょうけれど)

 

こんなのに出会ってしまったら、環境をリセットするしかなくなってしまいます。

 

で、そんなことを踏まえますと、自分が思ったことに対して1歩でも前に進んでいる、と実感することができれば、諦めさえしなければ目標に到達できるような気がします。

 

Twitterなんか見てますと、Google AdSenseに何回も落ちた、やっと受かった。

収益が1円発生した、その収益が2円になった、1000円になった、とか。

 

色んな人のつぶやきを見てますが、「自分のやろうとしたことに対して、ちょっとでもなにかしらの結果が出てる」という実感を持てさえすれば、その後は、努力すればなんとかなるわけです。(たぶん)

 

さて、自分のことになりますが、新しいジャンルに挑戦したときは、基本的にはいい結果が出る方です。

 

ギャンブルの話になりますが、競馬も初めてやったときは、プラス4万ほどになりまして、田舎から東京に出てきて、

「東京って働かなくても金が稼げるのか」

と、喜んだこともありました。(もちろんそんなことはない)

 

パチンコも1万円を両替したかっただけなのに、9000円と玉になってしまい、しかたなくやったら、それが2万円になって、

「東京って働かなくても金が稼げるのか」

と、喜んだこともありました。(もちろんそんなことはない。2回目)

 

ビジネス系だと、いちど化粧品の通販を自分で始めたことがありまして、これも最初に近所のポストにチラシをいれたらすぐに1件目の売上がありました。

アフィリエイトも始めて最初の1ヶ月で売上がありました。

 

資格試験関係だと、税理士試験も1回目で簿記論、財務諸表論に合格しました。

ビギナーズラック的な運とよべるものは、わりといいほうだと思います。

 

 

しかし、全てに共通するのですが、「2回目」がなぜか永久にこないのです。(いまのところ)

 

ギャンブルは別にして、化粧品のときは、その後全く売れなくなり、チラシ代が回らなくなってきて撤退。

税理士試験はその後5回受験していまだに受からず。(期限はないので再受験はいつでも可能ですが・・・)

税理士試験は必要な科目ごとに合格して、5科目受かると税理士試験合格となるシステム。受験科目が、国語、算数、理科、社会だとしたら、1年目国語を受験して合格、2年目算数を受験して合格。3年目理科、社会を受験して合格。のようなイメージ。それで必要な科目を全部合格できれば、晴れて資格取得のような感じ。

アフィリエイトも( AdSense除く)クリックのみはときどき収益がありますが(1円とか)、こちらもその後なぜか一切収益があがらなくなってしまいました。(収益があってもなぜか確定しない)

なので、現在は原点にもどって1から基本をやりなおしている感じです。

成功体験があるはずなのに、そのとおりにやっても2つ目の結果につながらないので、やり方を変えてみたらさらに結果が出ない、をくりかえしています。

 

まあ、諦めはわるいほうなのでなんとかなるでしょう。(たぶん。本日2回目)

 

さて、株式投資ですが、これはどちらかというと「株で儲けよう」というよりも、「株関係のブログでなんとかしよう」という気持ちのほうが強いです。

基本的には「自称ブロガー」なので、株で儲かっても損しても(生活に支障のない範囲で)「記事を読んで参考になった、おもしろかった」と思われることを目指していきます。

とりあえずは、自分の思ったとおりの第1歩でしたので、2歩目を目指して、がんばります。

以上。では。