初心者のためのタラバガニの選び方:6つのポイント
初心者のためのタラバガニの選び方
タラバガニ外観
(wikipediaより)
なるべく大きいサイズ
基本的に大きいほど高価になります。
年齢と大きさの目安は
(甲長のサイズ:単位mm)
1年 8.2
2年 24
3年 50
4年 72
5年 85
6年 100
16年 200
食用の大きさになるまで、5年以上かかると言われています。
ただし、基本的にタラバガニのカニ味噌は食べないことと、
中身のつまり具合をみるため、足の重さが重視されます
ずっしりと重みがある
重みのあるほうが高価になります。
直接手に取れれば、売り場にあるものの中で比較できますが
通販だと、重さの量り方に注意が必要です。
どの状態の重さなのか?
1肩、1本、1kg
「脚1kg」だとしても 殻の重さも含まれるので
2肩で1kgと 4肩で1kgでは、
殻の量が違うため、中身の重さが違ってきます。
1肩 = 4本セットで足がとれていない状態 (フルシェイプという)
また 「足し脚なし」と 「足し脚あり」では、
「足し脚あり」のほうが殻の量が増えます。
足し脚 = 重さを調整するために足される小さな脚のこと
1本 = とれてしまった1本ずつの足
グレース加工の氷の重さ
さらに、冷凍のタラバガニには、
グレースという氷の膜が付きます。
これは「グレース加工」と呼ばれ、
甲羅の隙間から空気が入り込まないようにして、
冷凍焼けを遅らせることができます。
カニの鮮度を保つために必要なものですが、
このグレースの重さも含めてしまう業者もあります。
グレースが厚いとそれなりの重さになりますので、
実際の重さが判断できなくなる場合があります。
ボイルの前後
さらにさらに ボイルされたタラバガニは、
加熱によって水分が抜けるため、
生冷凍されたカニと比較すると2~3割ほど、
ボイルしたほうが軽くなります。
重さの表記が、ボイル前か、後か、注意が必要です
甲羅が鮮やかな赤色
タラバガニの甲羅の色は、 生きているときは紫色っぽいこげ茶色、
茹で上がったときに鮮やかな赤色、になります。
鮮度が落ちるにつれ黒っぽくなっていきます。
ちなみに食べた後の甲羅を放置しておくと
薄いピンク色になるようです。
甲羅や脚が硬い
やわらかいと脱皮直後の可能性があり、
身がスカスカな場合があります。
また、フジツボなどが付いていると、
脱皮してから時間が経っていると思われるので、
甲羅が汚いほうを選ぶといいでしょう。
オス・メスの違い
カニ肉メイン・オス-ふんどしが三角
卵(ダシ)メイン・メス-ふんどしが丸い
メスは産卵のとき体力を使って消耗するので、
オスの方が身入りがいいといわれています。
メスはカニ肉よりも卵(外子・内子)がメインです。
アブラガ二の見分け方
甲羅: お腹からお尻にかけての突起
タラバガニ・6個
アブラガニ・4個
足の裏: タラバガニ・赤一色
アブラガニ・赤白のまだら
腹(ふんどし): タラバガニ・トゲトゲ
アブラガニ・ヒラヒラ
以上です。