とりあえずやってみた

とにかくやってから、考えます

感情を抑圧すると「転移」するらしい。

 

こんにちは やぐらです。

 

今回は 「感情転移」 です。

 

「転移」 というと 「がん」 をイメージしますが、

感情も転移するそうです。

 

カニズムを簡単に言いますと

ある人に対して ある種の感情

(怒り、恐怖、愛情など) を、

抱いたとします。

 

で、その感情が

そのまま表現されればいいのですが、

 

表現されずに、 抑圧されてしまうと

その感情を抱いた人にではなく

全く別の人にその感情を抱いてしまう。

 

これが 「感情の転移」 です。

 

 

その全く別の人に

なぜその感情を抱いてしまうのかは

本人にもわからないことがほとんどです。

 

 

 

 

 

一例として

子供のころに異性の親

(男の子なら母親、女の子なら父親)

に対する愛情を抱いたとしても、

 

母親には父親がいて 父親には母親がいるので

自分の異性の親に対する愛情は

必然的に抑圧されることになります。

 

その抑圧された異性に対する愛情が

全くの他人に向けられる (感情が転移する) ことを

「恋」 ということになります。 (*諸説あるようです)

 

一般には 「エディプス・コンプレックス」 といわれますが、

長くなりそうなので、別の機会に・・・

 

また、 子供のころに

親からの愛情を十分に受けなかったために

「もっと甘えたい」 「さみしい」 「かまって」

という感情を抑圧したままに成長すると

 

「子供らしい感情」 が、

全くの他人に転移することになるので、

 

恋愛がうまくいかなかったり、

人間関係がぎくしゃくしたり、

などの一因になるのではないかと 言われています。

 

心理カウンセリングなんかだと

その原因を専門的に分析するところですが、

 

一般人なので

身近な人の子供のころの話を

聞いてみるのがいいと思います。

 

けっこうしっかり者のあの女性が

子供のときは、お兄ちゃん子で 甘えてばかりいた

とか、

 

兄弟が多かったので ほとんど放置されていた

とか

 

いろんな話が出てくると思います。

 

その話の内容自体に いい、悪いはないのですが、

その人の性格というか、行動の意味が

なんとなく見えるのではないかと 思います。

 

まあ、子供のころの話が

気軽に出来るくらいなら

人間関係はもともと 良好な気もしますね・・・

 

そうでない人との会話は

また、改めて・・・・

 

この回終了ですが、 続くかも。

 

では。