「失敗する」とはどんな状態なのか?正しく認識しよう
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こんにちは やぐらです
今回は「失敗」についてです。
誰もが 「失敗は避けたい」 「失敗したくない」 と思うところですが、 正しい考え方をしないと 失敗しない=成功もしない となるようです。
そもそも失敗とは どういう状態なのか?
どこかに間違った原因があって
良い結果、望む結果が
「現在のところ」 得られていないことです。
ちなみに 現在、成功している人であれば、
「あのときの失敗は必要なことだった」
と、言うでしょう。
失敗については
「現在のところ」
というのがポイントです。
そこで「失敗」ついて、 少し細かく考えてみます。
人間誰しも 100%完全な人間ではないので
「失敗」は、なんらかの形で かならず経験するところです。
そして、 その失敗について対処法が2つあります。
「合理的に対処するもの」
「重要な学びとしていかせるもの」
です。
「合理的に対処するもの」とは
不可抗力な出来事に起因する失敗です。
これについては あまり深く考えることは
しないほうがいいでしょう。
「こういうこともありうる」 くらいでいいと思います。
「重要な学びとしていかせるもの」とは
失敗をして気づいたことを、
次に生かして
自分自身を 成長させること、なりたいこと、
やりたいことに近づくためのもの です。
よく、赤ちゃんの例が言われますが、
四つんばいの赤ちゃんが
立って歩くようになるまでには
立ち上がることを何回失敗するでしょうか?
そして立ち上がることに何回失敗しても
ほとんどの赤ちゃんは
そのうち立って歩けるようになります。
なぜ、出来るようになるのか?
体のバランス、足や腰、背中の力の使い方、
何かをつかんだり・・・
人間の本能と、好奇心と
ちょっとずつの学習をした結果なんでしょう。
人間は、ほとんどの人が
そんなことをして大きくなってきたんです。
「失敗」は避けたい。でも、それはなぜ?
失敗は、できることならしないほうがいい。
世間一般ではそういうことになっています。
でも、それはなぜでしょうか?
いくつか考えられることをあげてみます。
「はずかしい」
失敗をはずかしいと思う理由は2つあります。
自分に原因がある場合と 他人に原因がある場合です。
「自分に原因」
現状の自分より
よく見せよう と思って失敗したときに
『出来ると思ったのにできなかった』
という思いが強く残ると
『まず、実力をつけてから・・・』
『よく、準備してから・・・』
こういう発想をするようになり
行動があと回しになりがちです。
こんなときは、 『現状の実力はこんなもの』 と、
割り切ることが有効です。
『実力をつける』
『次のための準備をする』
ために、行動してみる
という考え方をしてみましょう
「他人に原因」
失敗したときに、
自分のなかで消化できそうでも
他人の失敗にとても敏感で
ほっといてくれない人が多いのも事実です。
他人の失敗を見たときに、
「失敗することは、はずかしいことなんだ」 と、
挑戦することをしない自分を肯定する心理が働きます。
そういう人がほしいのは、
心理学的には 「挑戦しない自分への安心感」 です。
こんな人が周りにいるときは
「この人は安心感を得たいんだな」
「不安なんだな」
と、軽く流しておきましょう。
こういう人のために
自分がやりたいこと、なりたいことが
実現できないなんて、
とてももったいないし、
ばかげていることです。
「一生懸命やることはかっこ悪い、ダサい」
そして、最近の風潮についてです。
とくに若い人のチャレンジ精神が
あまりみられなくなってる と言われます。
これは、いつの時代にも
少し年上の人たちが若い人にむけて
言われることです。
これもよく考えてみると・・・
実際には、一定の成果をだすには
相応の努力をしなければならない。
プロと呼ばれる人たちが
努力なしに才能だけで 成功しているのではない
ということはほとんどの人が理解しています。
なので、くどい言い方をすれば
努力すること自体が悪いのではなく
「カッコ悪い」「ダサい」
という言い方なので、
努力していること、失敗したことに対する
「見せ方」「見られ方」 に、
少し問題があるように思います。
努力しているところを 過剰にアピールしない
もくもくとがんばってる
と言う人に対しては、
成功しても、失敗しても
他人がとやかく言うことは
まずないと思われます。
他人からの見られ方を 過剰に意識することは
先ほども書きましたが 意味のないことです。
そういう人が
自分のやりたいこと、なりたいこと の、
実現の手助けをしてくれることは
ほとんどないです
他人の安心感のために
自分を低く設定してしまわないようにしましょう
とりあえず、こんなところです。