海外旅行先を「現地の警察の信頼度」で考えてみる(約30年前のアメリカ編)
こんにちは やぐらです。
今回はこちら。
このタレントさんには特に興味はないのですが、(ごめんなさい)気になったのは「犯人が警察官」というところです。
ちなみに、自分の海外旅行国数は、7ヶ国です。
アメリカ(本土とハワイ)
スペイン
モロッコ
フランス
タイ
韓国
おまけで「ソ連」です。
これは、トランジットでモスクワ空港に降りただけなので厳密には、「渡航先」にいれてませんが、ある出来事が起こったので付け加えておきます。
なぜ、「ソ連」なのかと言えば「ロシア」になる前のため。
で、このうち現地の警察のお世話になったのは、「アメリカ(本土)」と「タイ」、ややお世話になったのは「スペイン」と「モロッコ」と「フランス」です。
(犯罪を起こしたわけではないので、念の為)
「ソ連」では、警察ではなく、税関の職員とちょっとしたことがありました。
まず、アメリカ。
時期は、1989年。
お世話になった場所はラスベガス。
理由は「交通事故」です。
自分で借りたレンタカーを運転中、中央分離帯のブロックに乗り上げてしまって、車が動かなくなってしまいました。
「車が右車線を走る」ということに慣れていなかったのと、「とにかく暗い」のが原因で、車線変更したらぶつかるまで、何かがあるのが見えなかったわけです。
このときは、たまたま反対車線を走っていたパトカーがすぐに駆けつけて、事故処理を始めました。
以後の会話はこんな感じ。
(英語は、ほぼ理解していないので、相手の会話の内容は自分の想像)
警察官「怪我はないか?」
やぐら「大丈夫」
警「とりあえずパトカー乗って」
や「(パトカーの助手席に乗る)」
で、なぜかセブンイレブンに連れて行かれまして、セブンイレブンの電話から警察官がどこかに電話をして、自分に替わるように促されます。
(まだ、携帯電話がない時代のため)
電話の相手「こんばんは」(日本語)
やぐら「こんばんは」
この電話先の相手の方は、警察官の個人的な知り合いだそうで、自分が「英語が喋れなさそう」ということで、「通訳の代わりをしてほしいと頼まれた」ということでした。
そこで、警察官が聞きたいことを喋って受話器を自分と替わり、自分が質問に答えてまた警察官と受話器を替わり、それを数回繰り返して、事情徴収は終了。
最後に、電話先の方が
「警察の方が、タクシーを手配したそうなので、それでレンタカー会社に行ってください。新しい車を借りれるようにしてもらったそうなので」
ということでした。
おまけに警察官がコーラまでおごってくれて、
(とにかくバカでかいアメリカンなやつ)
「アメリカの警察は、思ったよりもやさしい」
という印象でした。
(ただし、何の行き違いか、行った先のレンタカー会社で新しい車を借りれずに、『おかしな日本人が来た』という扱いをされて、なかなかめんどくさいことになる。ちなみにこのとき現地時間午前2時頃)
で、次もアメリカ。
同じ旅行中のお話。
場所は、ラスベガスとロサンゼルスの間くらい。
(おそらくカリフォルニア州内)
レンタカーでラスベガスからロスに向かっている途中で、ハイウェイの分岐に自信がなくて、
(行きのロス → ラスベガスで道を間違えて、あさっての方向に行っているので)
一般道の路肩に停まって地図を広げておりました。
すると、自分の真後ろに停車する車がありまして、警察官が降りてきました。
(例によって、相手の会話は自分の想像。聞き取れた単語から会話全体を勝手にイメージをしている感じ)
警察官「ここは、駐車禁止だよ」
やぐら「道に迷った」
警「どこに行くの?」
や「ロサンゼルス空港だよ」
警「じゃ、付いて来て」
と、なんとパトカーの先導付きでしばらく車で走ることに。
しばらくしてパトカーが停まって、警察官が降り、
(こっちに行け)
という指示をされて、無事正しいハイウェイに乗り、ロスへ帰ったのでありました。
当時のアメリカ警察官の印象は
「とてもやさしい」
でした。
アメリカでは自分が犯罪者でないのならば、基本的に「警察官は市民の味方」と思います。
ただ、おかしな動きをするとすぐ「ホールドアップ」とかされそうなので、ふざけたことは絶対にやめましょう。
(アメリカではないですが、ベトナムの税関でふざけたことをして、機関銃を向けられたことがあるやつを知っている。)
警察が信頼できるできない、というのは「治安がいい悪い」というのと同じくらい大事な要素です。
日本人にとって、現地警察より信頼できるのは日本の大使館ですけれども、そうそうあちこちにあるわけではないのでねえ・・・
海外旅行に行くときは、ぜひ考えておいてください。
以後続く
では。