男50歳にして職場で初めて「自分の行動を歓迎される」ことにびっくりする
こんにちは、やぐらです。
ここ最近で「人生で初めてかもしれない」という出来事にあいました。
それは、「職場で歓迎される」ということです。自分のしたことが職場で歓迎されたのです。これは自分史上ほんとに記憶のないことです。
まず何をしたかと言えば、
「自分の勤務時間を少し長くした」
だけです。
もともと、今の職場は正直言うと雇用保険からみの、「気持ちとしては腰掛け程度」で就職しました。もちろん入社時の考え方というだけで、実際に働き出せば、ちゃんと業務は全うしているはず、と思っています。
正直、入社した直後の今の職場の印象はよくありませんでした
面接して、簡単な研修をして、現場に出されたときに「挨拶しましょう」と言われたはずなんですが、結構な人数が挨拶を返してきません。
(給料面からいくと、こんなもんかも・・・)
入社して2年半くらいですが、いまだにすぐ近くの現場の担当の人でも、自分に対して挨拶どころか一言も口を聞かない人、連絡事項を回してこない人、とにかく喧嘩腰の人、自分みたいなおっさんじゃなく若い人がいい、と堂々と言っているおばちゃんなど
まあ、人間の悪いところのオンパレードみたいな感じでしたね。
それでも、結構な年数を経験している業種なので、特に指示をされなければ、自分で勝手にやってもそれなりのレベルの仕事の結果は出せるので、とにかく黙々と仕事をすることに専念していました。
一番ひどい状況のときは、自分が入社して3ヶ月くらいしたときに、28歳の男子が入社してきましたが、とにかくびっくりするくらい職場の人間がフレンドリーなのです。
その男子がコミュニケーションをとるのが、うまいこともありますが、その男子が休みの日とか、となりの担当のおばちゃんから「今日○○君休み?あいつしかいないじゃない、つまんねー」という間接的な罵声は、幾度となく浴びてきました。
簡単にいうと、自分が学校を卒業してから、職場では、こんな扱いしかされたことがないので、ある意味「自然」なんですね、だから対処法も知っていますし、「腰掛け気分」というのが逆に気持ちを追い詰めなくていい方向にいっていたとおもいます。
そして風向きが少し変わりだしたことがありました。
その28歳男子がちゃんと就職するために退職したのです。
当初は人数が減った分、ひとりひとりの負担が増えるのですが、個人的には1人で仕事するほうが好きなので、あまり気にしていませんでした。
しかし、どうも1人抜けた分全体の負担が増えたことに対処できない人が出だしたのです。
そして、自分の勤務時間から引き継ぎで出勤してくる人が、
「とにかく自分の担当のところが終わってない」
と、頻繁に愚痴るようになってきました。
個人的には「自分の能力フル回転」で仕事してもそれでも間に合わないのですから、「会社組織として何かが足りていない」としか思えません。
ただ、どうもここ最近数ヶ月前から、
「仕事を頼むなら、やぐらに」
という、空気を感じるようになってきました。
一般的な法則で言われることがありますが、
「仕事を頼むなら、忙しい人に頼んだほうが早く終わる」
のような状態です。
自分が誰かに物を頼むとしてもそうするでしょう。
自分としては、仕事そのものを嫌いなことがほとんどなくて、そこで働く人間の考え方がどうしても受け付けなくて、何度か転職してきたクズ人間ですので、
「ひとから期待されている」
という、感情になれないのです。
「期待されている」と「仕事を押し付けられている」は区別しないといけません。
特に今まで「仕事を押し付けられている」という経験が99%のため、誰かの依頼で仕事をしても気分がよくなったことなんかないのです。
わかりやすいのが、自分に仕事を頼んできた人の態度を見るとはっきりします。
1番ひどかったのは、24時間稼働の職場で他のメンツが飲み会に行きたいので、自分に一言も知らせずシフトを勝手に組んで、自分ひとりで7人分の仕事をやらされたこともありました。
(そのおかげで仕事が早くこなせるようにはなりましたが・・・)
しかも「1番」といいながら、別々の職場で何回もくらいましたからね・・・
ほんとに仕事したい人なら、自分に物を頼みつつ、さらにその人の担当の仕事をこなす、となるとおもうのですが 、自分に物をたのんで楽になった分をそのまま仕事しない、みたいな人しか見たことがありませんでした。
今回、仕事の契約更新時に、今までの勤務時間から多少時間を増やすことにしたわけなのですが、あくまでも個人的な都合によるものです。
基本的には、ブログでなんとかしよう、と思っていますが、とても生活できるようなレベルではなく、とりあえずは、なにかしら収入を得ないといけません。
また、どうも少し生活環境を変えたほうがいいのでは?と思うようになり、そのあたりも含めての勤務時間変更としたわけです。
ただ、このことが自分の担当の人たちには「いい方の驚き」をもって受け止められていたようです。
今回の契約更新で最低時給が上がった関係で、パートのおばちゃんたちのほぼ全員の時給が上がりました。しかし、健康保険の関係で自分の担当のおばちゃんたちは、健康保険に加入義務のある年収106万円を超えないようなシフトにしたために、時給が上がった分勤務時間が減ることになってしまいました。
人員も募集していますが、まったく問い合わせもないくらい人気がないようなので、人が増える見込みがありません。
なので、実質的には人がへらされてしまったことになります。
そのことが前もって予測がついていたところに、予想外の「自分の勤務時間延長」があって、みんなよろこんでいた、ということになります。
複数のひとからも「やぐらさんなら大歓迎する」とまで言われてしまって、自分の辞書に「大歓迎される」という言葉がないので、どんな表情をすればいいのか、なんて返せばいいのか、ほんとに戸惑っております。
今までのパターンなら
「めんどくさいことはやぐらにやらそうぜ」
という空気でしたが、いまのところは感じません。
また、万が一自分がへそを曲げて「やっぱりやーめた」となるのを恐れているのかもしれません。
(あまりにひどい言われようのときに、何人かのおばちゃんと実際に喧嘩している)
とにかく、自分としては仕事は仕事でスタンスを変えずにやることをやるだけです。
そして、それこそ今の職場を辞めても生活できるような体制を早く作らないといけません。
これからまた気持ちを入れ直してがんばります。
また
「ブログは辞めないとそのうち成功する」
らしいので、こちらの方もその言葉を信じてひたすら書くことにしましょう。
今回はこんなところです。
では。