★うちみたいな田舎に「都会のあの店」がやってきた
ついにあの店がやってくる
こんにちは、やぐらです。
今回は「都会のあの店がやってきた」です。
うちの田舎がどこか場所はあえて書きませんが、先日「LOFT」「コメダ珈琲」「リンガーハット」「はなまるうどん」が、やってきました。
約20年前に東京にいましたので、個人的に「経験済み」なのは「LOFT」「リンガーハット」です。
「リンガーハット」は、ブラック企業にいたとき、最寄り駅と自宅マンションの間にあって、帰りが夜遅いため開いてる店があまりなくて、たしか週1で食べてたはずです。
地元上陸2日目の土曜日行きましたが、激混みでして、しかもその日は気温が高かったため当時は食べたことがなかった「皿うどん」を食べてみました。
こういうときに不思議なのは「味の記憶」を全く思い出さないことです。正直「こんなだっけ?」としか頭に浮かんでこない。現在改めて食べてみて思い出すのは、当時の自分の状況だけなんですね。
「LOFT」に関しては「行ったことはある」くらい。どちらかと言うと「東急ハンズ」のほうがよく行ってたイメージ。(でもなにかモノを買った記憶はない)
行った当日はやはり混んでいて、レジもすごい人数がならんでました。ちょっとほとぼりが冷めてからもう一度行こうと思いますが。
「コメダ珈琲」「はなまるうどん」は、名前を知ってるくらいで個人的には特に思い入れはなし。「なぜうちの町に?」と、思いますけれど「あそこの町で勝負する」と企業が思ってくれるのはそれはそれで嬉しいことです。
失礼ながらうちの県を含めて、特に全国チェーン店の出店が遅い県で「おらが町にあの店がやってきた」ときの、大歓迎ぶりは当の企業の担当者でも「引く」くらいとか聞いたことがありますね。
例えば鳥取県
スタバに1000人です。徹夜組もいたらしい。とりあえず1度は体験してみたいと思うのは全国共通です。
うちの隣町にスタバが来たときも「1000人並んだ」と聞きましたが、実際は400人くらいだったのでは?と言われています。(記事もあったと思ったけど発見できなかった)
こういうときに「とにかく初日に行く」という人がほんとに多いのはびっくりします。
自分は、どちらかというと1週間くらいたったころに行くタイプ。店員の対応とかもぎこちなくてトラブルも発生しがちなので、初日とかにいくとその店の印象が悪くなるような気がしますが、どうなんでしょう。まあ、個人の好みですけど。
来る店もあれば去る店もある
田舎の経済規模、というのがある程度決まってるはずなので、競合店がたくさんできると、当然おらが町から撤退する企業というのも当然あります。
家電販売店
自分の地元だと、家電販売関係の出入りが激しい感じ。通販が発達してきたのでこの業界は厳しいんでしょうね。一時期いくつか企業がやってきましたが、結局ほとんど残らず現在に至る、となっています。
今いるのは
ヤマダ電機
ケーズデンキ
のみ。
撤退した主な企業は
コジマ電気
ベスト電気
などです。
コジマ電気は結構早くから出店してきましたが、結局撤退してしまいました。こういうとき「徹底すんな、ふざけんな」とか怒る人がいますが、自分とか「その店で5年位なにも買ってない」ので、そんな事言う資格はありません。売上に全く貢献していないのに「撤退するな」は明らかにおかしいのですから。
ハンバーガーショップ
個人的にハンバーガーショップは、「モスバーガー一択」なので、気がつくといろんな店がいなくなっています。
撤退したお店は
ロッテリア
ドムドム
あたり
ロッテリアは、うちの地元に「ハンバーガーショップ」として出店してきたはじめてのお店と記憶しておりますが、その次にモスバーガーが来て、マクドナルドが来て、急速に存在感が薄れていったように思います。
個人的には高校生のときバイトの面接に行き、その面接する人の態度がちょっと気になって、ロッテリアごと印象が悪くなった、というのが正直なところ。今回の記事と直接関係ありませんが、圧迫面接とかする企業は、その面接に来た人に企業丸ごと悪い印象を与えて長期的にはすごい損してる気がするんですけど、そうは思わないんでしょうか?
ドムドムは、1度も食べたことがないので全く何の印象もなし。
うちの地元のハンバーガーショップの特徴としては、独立した建物ではなく、「インストア」タイプが多いので、その店の営業時間に合わせた格好になっています。夜中に突然マクドナルドが食べたくなったら、開いてる店舗が少なくて、結構遠くまでいかないといけません。まあ、夜中に食べると太るので控えたほうがよろしいかも。
コンビニ
去年ついにセブンイレブンが上陸しました。コンビニの戦略としてドミナント戦略(近場の地域に数店舗集中して出店すること)があるので、約1年たった現在は相当数のセブンイレブンがあります。
これも個人的に東京にいたころは「コンビニはセブンイレブンが最強」と思っていましたが、いざ地元に出店してきても(あれこんなだっけ?)という印象です。
うちの地元のコンビニは出店した順番として
サークルK
ミニストップ
ローソン
サンクス
ファミマ
セブンイレブン
のはず。
このうちサークルKは企業自身の都合で消滅。ミニストップはかなり見かけなくなりました。サンクスは今まであったお店がファミマになって、なぜか50mくらいはなれて新たにサンクスがオープンする、というよくわからない場所もあります。
東京時代にセブンイレブンが最強と思っていたのは、弁当がコンビニで一番うまいとおもっていたからです。田舎に引っ込んでからは、弁当はスーパーで買うもの、となってしまったので、セブンイレブンの優位性みたいなものが個人的にはなくなってしまいました。よく行くコンビニは家からもっとも近いローソンがほとんどになりました。
顧客重視の企業(お店)で気になること
あまりいい言い方ではありませんが、お客さんは企業のサービスにどこまで甘えて良いのか?というのは気になります。
例えば、スタバ。
個人的に、うちの地元のスタバに対する不満は「とにかく座れない」こと。混みすぎです。一応2店舗あるのですが、1店舗はビルのなかにあり駐車場が近くないため、こちらにはほとんど行きません。(昼過ぎからは女子高生だらけになる模様)
もう1店は郊外にありまして、駐車場も建物の横にあるので、「ちょっとお茶でも飲んで読書でも」と思って行くのですが、「席が空いてた試しがない」のです。みんな何時間いるんですかね。夜中1時過ぎでも席があいてないってどうなんですかね。
スタバにとってはかなりの機会損失のはずです。もうずいぶん行ってないですね。飲み物とか何があるのかも全く知りません。
自分の感覚だと、コーヒー飲んで本読んでだと、長くても1時間くらいのつもり。それ以上長くいたいなら、図書館に行きます。お茶飲みながらというのは無理ですが、休憩室みたいなところで飲み物は可能なのでそれで十分と思うんですが。
スタバはなんか電源もサービスのようですが、全国的にほぼ席が空いてないと聞きます。図書館が電源サービスにするともう少し利便性が上がるような気もしますけれど、(自分がよく行く図書館は電源は自分で、となっている)ちょっとやりすぎな感もします。
コーヒー1杯で電源と場所とそれに伴う人件費その他の経費をペイできるとは思えませんが、スタバの方針なら客側から文句をつけるところはありません。
ただ、スタバが「やっぱりやーめた」となったとき「ふざけんな」と怒るのはさすがに筋違いかと思いますが。
結局お金はみんなで回すもの
こうなると、あんまり個人の欲を企業にぶつけてもその企業が逃げるだけになって、いいことはないでしょう。某イトーなんちゃら堂にいたとき、肉の担当の社員が、「ここの客は、午後3時に『この高級肉どうせ売れ残るんだから今から半額にしろ』というやつがいてびっくりした」と言ってました。
しかも『それから30分おきにやってきて同じこと言うからさすがに注意した』とのこと。一部の人の行為だとしても企業にとっては大迷惑ですからね。間接的にまともなお客さんが迷惑を被るので、過度な要求はやめましょう。度がすぎると、脅迫、強要、業務妨害になります。
どうしても気に入らない企業、お店があったら行かないことです。売上が下がれば自然と撤退していくだけです。
お店と客は持ちつ持たれつの関係なので、どちらが偉いと言うことはありません。せっかく地元に来てくれた企業にまずは感謝しましょう。田舎にとって新しい雇用の効果はかなり大きいです。自分が某イトーなんちゃら堂にいたときは、雇用形態はさまざまですが、開店時に150人近く採用したはずです。市長とか大歓迎するのは当然のことですね。
希望すると「あの店」も来てくれるのか?
ちょっと気になった記事です。
5000人の署名を集めてスタバを誘致した、というお話です。署名をもらったスタバ側でも「全世界でも聞いたことがない」と感動して、翌年には実際に出店します。
(出店はあくまでもビジネス上の都合と言ってるようですが)
そして、オープン初日朝の5時半から並び始め、当日の売上は当時の世界記録を更新したとか。希望する客側とそれに応える企業側ということで、とてもいいお話だと思います。
署名した以上最低1回は行きますよね。
個人的には、うちの地元に「牛丼屋M」「天丼屋T」が来てくれればもう十分です。
ただ、ほんとに来ても東京時代のノスタルジックな気分に浸るだけなのかも。意外と来ないままのほうが記憶の中で美化されていくのかもしれません
あなたの地元のお店も、気に入ってるのなら月に1回位は買い物したり、食べにいったりしましょう。行かないと気がついた頃にはいなくなってるかもしれません。
今回は以上です。
では。