元逆鉾関が58歳で死去。相撲取りの短命傾向が他人事ではない、というお話
膵臓がん生存率のイメージ
こんにちは、やぐらです。
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井筒親方(元関脇逆鉾)が9月16日に亡くなりました。58歳だそうです。一般的な日本人の平均寿命からすると明らかに「若い」うちに亡くなった、ということになります。
死因は膵臓がん「など」となっています。直接の死因は、はっきり伝えられてませんが、膵臓がんは「治りにくい『がん』」というイメージがあります。
膵臓がんは、正確に言うと早期発見できれば生存率も悪くないらしいのですが、とにかく早期発見が難しく、発見できたときには「手術できない」となっていることが多いため「生存率が低い」こととなっています。
相撲取りと58歳という年齢
気になるのが「相撲取り」という職業です。とにかく体を大きくするために、無理矢理にでも食べないといけない、という印象があります。そして「酒を異常に飲む」というイメージもあります。そのため「内蔵の負担」は、かなりのものではないかと想像されます。
井筒親方の場合、内蔵の具合は不明ですが、食生活との因果関係はどうだったのでしょうか?
イメージ的には、「相撲取りは短命」というのがあるので、実際にどうなのか?
有名力士の死亡時年齢は、以下の通りになります。
(番付は最高時)
双羽黒 55才(慢性腎不全)
隆の里 59才(急性呼吸不全)
北の湖 62才(多臓器不全)
輪 島 70才(咽頭がん他)
初代貴乃花 55才(口腔底がん)
超有名どころの力士は、こんな感じになっています。
直接の死因からはイメージしづらいですが、他の病気で割と長めに入院や療養、症状がひどい状態が続いていた人も多く、「生活習慣」がなにかしら影響を受けていたと想像されるところです。
(糖尿病が多い印象)
体重100キロは相撲取りなみ?
他人事でない、というのは自分も50才になり、体重もなかなか減量することもなく、ほぼ100キロあたりを数年うろうろしています。
健康診断でも血糖値が「そろそろやばいよ」というくらいですし、心臓も不整脈的なものがあって、ペースメーカー入りとなっております。
番付が下の人であれば、若いうち(現役中)に亡くなっている力士も数名いまして、病名の多くは心不全、心筋梗塞など、心臓に関するものが多いです。
(これは食生活以外のところが関係してそう)
個人的に多少言い訳すると、酒は全くと言っていいほど飲みませんし、(12~3年、1滴も飲んでいない)たばこもやめて10年以上になります。
(血糖値高めなのは砂糖のとりすぎかも?)
糖尿病は要注意
とにかく気をつけるべきは糖尿病です。
元横綱:双羽黒は、糖尿病の悪化で、ほぼ失明状態、意識混濁で、死亡間際は娘を識別出来なかったと伝えられています。
血糖値コントロールには気をつけないといけません