「バナナ100gあたり」って、皮は含む、含まない?:食品の「廃棄率」のお話
こんにちは やぐらです
今回は 「食品の廃棄率」 を、調べてみました。
最近の健康診断で 血糖値が高め、
と出たので 栄養学的なことを
少し勉強してみようと思いまして。
で、お勉強してましたら
聞きなれない言葉が出てきた、
ということです。
それが 「廃棄率」 です。
廃棄率という言葉自体は
「たぶん捨てる割合なんだろうな」
と、思いますが、
なぜ、栄養成分と関係あるのか?
ここです。
食品は、
そのものを100%食べることは ほとんどなくて、
なにかしら 食べるところと、
捨てるところに別れます。
よく 「100gあたり」 となってますが
100gって 結局なんの重さなの?
これをはっきりさせよう ということです。
ただ、食品によっては
これもなかなか複雑で
わかりにくいところもあります。
一例としてバナナです。
通常皮は食べないと思いますので、
食べない部分 = 廃棄される部分 となり、
通常の場合の廃棄率が
食品ごとにほぼ決まっています
ちなみにバナナは廃棄率40%です。
通常の一本のバナナは
身と皮が60:40なんですね
実際量ったことはありませんが
そういわれればそんな気もします。
そして、 100gあたりの栄養価というのは
食べれる部分(可食部という)
100gあたりの表示 ということになります。
なかなか複雑 といったのはここから
例えば 「かに」 です。
かにの廃棄率は 何種類かありまして
ずわい蟹 廃棄率:(生)70%(殻、内臓等) (ゆで)55%(殻、内臓等) 調理による重量変化率:(ゆでると)74%
たらば蟹 廃棄率:(生)70%(殻、内臓等) (ゆで)60%(殻、内臓等) 調理による重量変化率:(ゆでると)74%
毛蟹 廃棄率:(生)70% (ゆで)60%(殻、内臓等) 調理による重量変化率:(ゆでると)82%
単純に1kgの「かに」といっても
状態によって、廃棄率が違うので、
結果的に可食部の重さが違います。
通常の1杯の「かに」の食べれる部分は
30~45%ということになります。
これを多少知っておくと モノによっては
「あれ?中身ってこんなもんなの?」
ということはなくなるかもしれません。
参考までに
廃棄率の低い食品:
廃棄率0% (丸ごと中身も全部食べれる)
・ブルーベリー
・あけび
廃棄率2%
・いちご (へたのところ?)
・レタス (生)(芯?)
・きゅうり(生)(先っちょ?)
廃棄率の高い食品
・アーティチョーク(ゆで) 80% (食べたことないです)
・さざえ 85%
殻つき、皮付きのものは
基本的に廃棄率が高くなります。
データそのものは 文部科学省から
が、発表されているので いちど見てください。
しかも、何年か経つと
中身が改正されることもあるので
自分の知っていたことが古かった
ということもありえます。
全体的な概要は
とりあえず、ここで終了にしておきます。
今後個別の 気になる成分とか
食品を紹介できれば と、思います。
では。